日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

通行止めで工事

2024年02月13日 | 地域

 Y字形の三差路に架かる陸橋がある。小学校と郵便局と交番それぞれの入り口近くに設けられた5カ所の階段から昇降している。登校の小学生は陸橋を利用しているが、信号も歩道も無い陸橋下を横切るのは成人ばかり、交番そばのバス停に行くにはこの手が一番の近道になる。

 設置されたのは大昔になる。私は利用しているが、鉄骨の錆は浮かび、塗装は無残に剥げ落ち茶色の肌をむきだすなど、哀れな姿になってどのくらい過ぎただろうか。また、階段のコンクリーもあちこち剥げていて、そこに雨水がたまり昇降時には足元に気をつけていた。

 錦帯橋へ通じる近くにこんな外観では恥ずかしいなあ、そう思っていたら陸橋全体をシートで覆い通行止めにして工事が始まった。歩道が狭くなっており交通巡視員も気の抜けないようだ。覆ったシートの中からは電動工具の大きな音が漏れてくる。中で作業する人は耳栓で音を閉ざしているのだろう、など思いながら通っている。

 ちょっとそれます。Y字の一本、錦帯橋バスセンターから小学校前までの道は昭和30年代前半に工事が始まった。椎尾八幡宮の石段は、工事前は元の錦帯劇場前から一直線で境内へ通じていたが、道路新設で手水場の前から今のV字型に変わった。大工事というものは見慣れた街の姿をそっくり変えてしまうんだ、そんな印象は今も記憶に残っている。しかし、バイバスが出来るなどして、地域の賑いは薄れた。

 (今日の575) おめかしを直した橋が待ち遠し
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