今年は辰年、節分の豆まきの招待はなかったが7回目の年男にあたる。父の享年を28年超えることになる。頭髪は相当薄くなったが、今は大きな患いもなく過ごしている。生まれは辰年でも、龍や辰のようには生きれないので、それにあやかって「辰乃仔、たつのこ、tatu_no_ko」などの呼び方で退職後を楽しんでいる。そんな私あてに2葉の書が送られてきた。
それには「昇龍が大空を駆け巡るように今年一年お元気に活躍されますように」と添え書きがついていた。送り主はM さん、現在東京在住で書道院を開く書道家。Mさんは同じ会社で勤務していたかつての同僚、と言ってもMさんのお父さんと私は同年配で、退職後は同好会仲間で楽しく過ごした。Mさんの書かれる文章からは書道への自信と新たな挑戦をいつも感じている。
4才から筆を持ち20台半ばで上京。書について幅広く習得、米国留学時に自由なアートに刺激を受け、書道院を開設し若い人の指導に勤しむ一方、多方面の文化芸術活動に習得した途を活かし活躍されている。毎日書道展など多くの受賞をうけ、今は、書を活かした新しい芸術に挑戦されている様に感じる。
飛龍には深い意味があり、平凡な生活者にはまさに雲の上の感であるが、つたない文章を投稿し、大勢の仲間と粘土をこねて楽しんでいる。投稿で陶芸で終活の一作一品を龍にあやかって目指したい。そのためにはまずは健康、夫婦そろって努めたい。
(今日の575) 現世に飛龍の人が求められ
「昇り龍」は様々な願い事を叶えてくれて、物事をよい方向へ導くとのこと。
「飛龍」の字が少しでもtatu_no_koさんのお力になれたなら、今年の書業はもう終わってもいいくらいの喜びです。
長く大事に保存していきたいと思っております。