![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/4c/28ead41f11277f035f6a10bec4e51d3e.jpg)
北丹沢12時間耐久レースレポート(本番、第一関門から)
朝6時の時点で20℃を何度か上回る気温と、気になる湿度に
「道志は涼しい」のイメージは感じられない。
スタート前、アルミマンさんの応援、差し入れを受ける。
感謝。
7時スタート。
やはり山に入る前に猛烈な暑さだ。
トレイルに入る直前、寺さんの応援に苦しいながらも自然と笑顔になれる。
感謝。
第一関門神の川ヒュッテには、制限1時間40分前に到着。
混乱の水場で給水。
食事、サプリメントを摂り10分でスタート。
犬越路(1160m)へ。
この道は拳大の石の上りが続く。
犬越路を下ってからは緩い下りの林道が続く。
本来であれば時間を稼げる箇所であるが、
脚の疲労はかなりの状態になっていて、思うように進めない。
スタートから5時間。
太陽が頂点でに。
日陰が無く暑い。
そんな時、応援のメールが届く。
有難い。
気持ちが入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/10/1e1e9193cc3e7c6c6001a5a3e24b394e.jpg)
途中の砂防堤の滝で頭を冷やすが、勢いがあり全身が濡れる。
最高の爽快感だ!
ここは以前アルミマンさん、カズとMTBで遊んだ場所だ。
懐かしい。
第二関門が気になる。
間に合うだろうか。
走りと歩きを交互に進む。
しかしトンネルを越え少しすると、給水所の幟。
思っていたより手前に関門(神の川園地29.5k)があった。
嬉しい誤算だ。
20分の余裕。
おむすびを食べながら一旦谷へ下る。
口中の水分不足か、上手く飲み込めない。
水で流し込む。
谷底の橋を渡り、尾根の最下端の登り口に取り付く。
最大最悪の登りだ。
短い葛篭織りの道がまさに延々と続く。
上を見ると木々の間を選手達が、右へ左へと進むのが小さく見える。
登りきれるだろうか。
汗が容赦無く流れる。
今日は何回身体の水分が入れ替わったのだろうか。
下を向いていると汗が口に入る。
明らかに塩分が薄い。
何度も汗を拭く。
高湿度で風も無い状態では、こまめに汗を拭き取らないと冷却効果が期待できない。
今回試しに装備したフェースタオル大に切ったセームタオルは、
全コースを通じ、汗拭きにとても役にたった。
片手で絞る程度で給水力が復活する。
どの位登っただろうか。
まったく上が見えない。滅入る。
途中のコース脇には累々?と選手達が首を垂れて休んでいる。
その間を文字通り黙々と、一歩々々高度を稼ぐ。
そんなときでも
「落!」
の叫びに全員が緊張して上を見る。
落石だ。
朦朧と歩いていると石を避けきれず、蹴り落としてしまう。
直撃すれば怪我だけでは済まされない。
やがて最初のピーク風巻の頭(1077m)着いた。
多くの選手達が小屋で休んでいるが、そのまま進む。
歩き易い道だがまったく走れない。
暫く進むと高い山が見えてくる。
知り合いに確認するとコース最高地点姫次(1433m)とのこと。
分かってはいたが、また登りかの思い。
直登に近い道をひたすら登る。
途中休んでいると、まきさんが登ってくる。
やはり相当バテているようだ。
しか顔を合わせるとよく喋る。
この辺で声えを出しているのは鳥とまきさん位か。
不思議な女性だ。
その後同行する。
30kポイント通過。
何とか歩いてでもゴールができそうだ。
途中まきさんが知り合いの女性に会うと、
まるでスーパーマーケットで主婦が話しているかのように盛り上がる。
どこからそのパワーが出てくるのか。
関西女、恐るべし。
やがて登頂。
絶景だ。
知り合いとまきさんのカメラに収まる。
少しの休息の後、最後の分岐点に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e9/650870e47df56ec9db4b4b36dc31de27.jpg)
平丸分岐点(1200m)には説明には無かった給水所があった。
一人コップ一杯。
何と人数分を担ぎ揚げたとのこ。
尊い水だ。
当然冷えてはいなかったが、一番癒された給水だ。
ここからはゴールまでの長い下りになる。
暫くはまきさんとその友人と走ったが、どうにも脚が動かない。
歩きに替える。
焦る気持ちを「間に合う」の思いで落ち着かせる。
只々歩く。
次々に抜かれるが、それでも歩く。
「後5k」の標識に、「まだ5kも・・・」の思い。
暫く進むと傾斜が厳しくなる。
そして葛篭織り。
脚への負担がピークになってくる。
初めて下りで休憩をする。
また下り始めて少しすると、
会場の放送らしきものが谷を伝って聞こえてきた。
やがて最初の650m分岐点に。
もうすぐだ。
しかしまだ下る。
脚が悲鳴を上げている。
やがて傾斜が緩くなり山の出口から舗装路へ。
ゴールは走っての思いが強くなってくる。
試しに走るが長くは続かない。
そして最後のトレイルに入る。
ここは短いが極めて足場が悪い。
少し走って足首を捻る。
踏んだり蹴ったり?
泣きっ面に蜂?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/d7/9ed10b1481c703cf621c24cd01feeca6.jpg)
やがて森を抜けると多くの応援が。
走らなくては。
あと少し。辛い。
ゴールが見えた。
電光掲示板は10時間を切っている。
そしてゴール。
9時間55分。
長い一日は終わった。
(完走率47.8%)
(応援してくださった皆さん。
大会関係者の皆さんに感謝します。)
朝6時の時点で20℃を何度か上回る気温と、気になる湿度に
「道志は涼しい」のイメージは感じられない。
スタート前、アルミマンさんの応援、差し入れを受ける。
感謝。
7時スタート。
やはり山に入る前に猛烈な暑さだ。
トレイルに入る直前、寺さんの応援に苦しいながらも自然と笑顔になれる。
感謝。
第一関門神の川ヒュッテには、制限1時間40分前に到着。
混乱の水場で給水。
食事、サプリメントを摂り10分でスタート。
犬越路(1160m)へ。
この道は拳大の石の上りが続く。
犬越路を下ってからは緩い下りの林道が続く。
本来であれば時間を稼げる箇所であるが、
脚の疲労はかなりの状態になっていて、思うように進めない。
スタートから5時間。
太陽が頂点でに。
日陰が無く暑い。
そんな時、応援のメールが届く。
有難い。
気持ちが入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/10/1e1e9193cc3e7c6c6001a5a3e24b394e.jpg)
途中の砂防堤の滝で頭を冷やすが、勢いがあり全身が濡れる。
最高の爽快感だ!
ここは以前アルミマンさん、カズとMTBで遊んだ場所だ。
懐かしい。
第二関門が気になる。
間に合うだろうか。
走りと歩きを交互に進む。
しかしトンネルを越え少しすると、給水所の幟。
思っていたより手前に関門(神の川園地29.5k)があった。
嬉しい誤算だ。
20分の余裕。
おむすびを食べながら一旦谷へ下る。
口中の水分不足か、上手く飲み込めない。
水で流し込む。
谷底の橋を渡り、尾根の最下端の登り口に取り付く。
最大最悪の登りだ。
短い葛篭織りの道がまさに延々と続く。
上を見ると木々の間を選手達が、右へ左へと進むのが小さく見える。
登りきれるだろうか。
汗が容赦無く流れる。
今日は何回身体の水分が入れ替わったのだろうか。
下を向いていると汗が口に入る。
明らかに塩分が薄い。
何度も汗を拭く。
高湿度で風も無い状態では、こまめに汗を拭き取らないと冷却効果が期待できない。
今回試しに装備したフェースタオル大に切ったセームタオルは、
全コースを通じ、汗拭きにとても役にたった。
片手で絞る程度で給水力が復活する。
どの位登っただろうか。
まったく上が見えない。滅入る。
途中のコース脇には累々?と選手達が首を垂れて休んでいる。
その間を文字通り黙々と、一歩々々高度を稼ぐ。
そんなときでも
「落!」
の叫びに全員が緊張して上を見る。
落石だ。
朦朧と歩いていると石を避けきれず、蹴り落としてしまう。
直撃すれば怪我だけでは済まされない。
やがて最初のピーク風巻の頭(1077m)着いた。
多くの選手達が小屋で休んでいるが、そのまま進む。
歩き易い道だがまったく走れない。
暫く進むと高い山が見えてくる。
知り合いに確認するとコース最高地点姫次(1433m)とのこと。
分かってはいたが、また登りかの思い。
直登に近い道をひたすら登る。
途中休んでいると、まきさんが登ってくる。
やはり相当バテているようだ。
しか顔を合わせるとよく喋る。
この辺で声えを出しているのは鳥とまきさん位か。
不思議な女性だ。
その後同行する。
30kポイント通過。
何とか歩いてでもゴールができそうだ。
途中まきさんが知り合いの女性に会うと、
まるでスーパーマーケットで主婦が話しているかのように盛り上がる。
どこからそのパワーが出てくるのか。
関西女、恐るべし。
やがて登頂。
絶景だ。
知り合いとまきさんのカメラに収まる。
少しの休息の後、最後の分岐点に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e9/650870e47df56ec9db4b4b36dc31de27.jpg)
平丸分岐点(1200m)には説明には無かった給水所があった。
一人コップ一杯。
何と人数分を担ぎ揚げたとのこ。
尊い水だ。
当然冷えてはいなかったが、一番癒された給水だ。
ここからはゴールまでの長い下りになる。
暫くはまきさんとその友人と走ったが、どうにも脚が動かない。
歩きに替える。
焦る気持ちを「間に合う」の思いで落ち着かせる。
只々歩く。
次々に抜かれるが、それでも歩く。
「後5k」の標識に、「まだ5kも・・・」の思い。
暫く進むと傾斜が厳しくなる。
そして葛篭織り。
脚への負担がピークになってくる。
初めて下りで休憩をする。
また下り始めて少しすると、
会場の放送らしきものが谷を伝って聞こえてきた。
やがて最初の650m分岐点に。
もうすぐだ。
しかしまだ下る。
脚が悲鳴を上げている。
やがて傾斜が緩くなり山の出口から舗装路へ。
ゴールは走っての思いが強くなってくる。
試しに走るが長くは続かない。
そして最後のトレイルに入る。
ここは短いが極めて足場が悪い。
少し走って足首を捻る。
踏んだり蹴ったり?
泣きっ面に蜂?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/d7/9ed10b1481c703cf621c24cd01feeca6.jpg)
やがて森を抜けると多くの応援が。
走らなくては。
あと少し。辛い。
ゴールが見えた。
電光掲示板は10時間を切っている。
そしてゴール。
9時間55分。
長い一日は終わった。
(完走率47.8%)
(応援してくださった皆さん。
大会関係者の皆さんに感謝します。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/51/c476cc19baa37e3ed9d421442400c23f.jpg)
苦しかった分ゴールは嬉しかったです。
お疲れさまでした。