a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

おじいちゃんの口笛 石川公演

2023-05-21 17:41:24 | 旅公演
東京演劇アンサンブルこどもの劇場公演
おじいちゃんの口笛

『走れメロス』の興奮冷めやらぬまま、
来週には、
『おじいちゃんの口笛』の旅公演があります。

石川県内を巡演します。

5月29日(月)13:30開演
コスモアイル羽咋

5月30日(火)10:15開演
能登町立能都中学校第二体育館

5月31日(水)13:30開演
野々市市文化会館フォルテ

6月1日(木)10:00開演
白山市鶴来総合文化会館クレイン

6月2日(金)13:30開演
穴水町立穴水小学校体育館

この公演を下見などでご覧になりたいという方がいましたら、
劇団事務所までご連絡ください。

TEL:048-423-2521
メール akira@tee.co.jp

作品HP
http://www.tee.co.jp/?p=2014

紹介動画



『おじいちゃんの口笛』公演ツアーのおしらせ

2022-09-12 08:20:29 | 旅公演
東京演劇アンサンブル こどもの劇場公演
『おじいちゃんの口笛』




山口・九州ツアー日程

9/15(木)13:30 下松市立中村小学校体育館
9/16(金)10:40/14:10 山陽小野田市立厚狭小学校体育館
9/18(日)14:00 植木文化センター ※チケット販売中
9/20(火)10:25/13:50 山口市立小郡小学校体育館
9/21(水)13:40 萩市立白水小学校体育館
9/22(木)10:30/14:00 萩市立明倫小学校体育館
9/26(月)19:00 鹿児島市川商ホール
9/27(火)19:00 鹿児島市谷山サザンホール
9/29(木)18:45 福岡市立東市民センター(なみきスクエア)
9/30(金)18:30 プラムカルコア太宰府中央公民館 
10/1(土)19:00 福津市中央公民館ホール
10/2(日)15:00/19:00 北九州芸術劇場

作品紹介




『音楽劇 はらっぱのおはなし』鹿児島・石川ツアー

2019-05-09 18:21:06 | 旅公演




ただいま劇団は、
引っ越し作業継続中ですが、
来週からは、
『音楽劇 はらっぱのおはなし』がツアーに出ます。

鹿児島県の徳之島からスタートして、
鹿児島市内、
石川県内と巡演してまいります。

観劇希望の方は、
それぞれ主催者が違い、
観劇方法も違っていますので、
下記のほうにメールでお問い合わせいただければと思います。
『音楽劇 はらっぱのおはなし』は、
この後、7月に北京公演、12月に島根県と茨城県で上演して、
千穐楽となります。

どうぞよろしくお願いいたします。

お問い合わせ
akira@tee.co.jp


5/15(水)19時開演 徳之島町文化会館
5/17(金)19時開演 鹿児島市民文化ホール
5/18(土)15時/19時開演 鹿児島氏谷山サザンホール
5/20(月)13時45分開演 穴水町立穴水小学校体育館
5/21(火)14時開演 川北町立第2体育館
5/22(水)10時開演 白山市鶴来総合文化会館クレイン
5/23(木)13時半開演 内灘町文化会館
5/24(金)14時半開演 かほく市立河北台中学校講堂
5/27(月)13時半開演 七尾市立東湊小学校体育館
5/28(火)13時半開演 野々市市文化会館フォルテ
5/29(水)13時半開演 珠洲市ラポルトすず
5/30(木)14時開演 能登町立柳田小学校体育館
5/31(金)13時半開演 羽咋市コスモアイル羽咋


http://www.tee.co.jp/?p=650


『ラリー ぼくが言わずにいたこと』岐阜県立本巣松陽高校 体育館公演

2015-11-09 08:09:31 | 旅公演
初めまして。
劇団員1年目の上原和幸です。
ひょんなことから『ラリー』旅公演のメンバーに飛び入りで参加することになりましたので、
これを機に公演のリポートをしたいと思います。

今回公演をさせていただくのは岐阜県本巣市にある本巣松陽高校。
東京からマイクロバスで5~6時間ほどの距離でした。



道中、静岡県のパーキングで素敵な景色を眺めながら休憩。
陸路の楽しみの一つです。

19:30に本巣松陽高校に到着!
演劇部員のみなさんが夜ご飯も食べずにお出迎えしてくれました。
そしてなんと荷物降ろしの手伝いをしてくれるというのです!



横長で立派な体育館。
明日の公演に向けて、
今からここに『ラリー』の舞台を組んでいきます。



夜の学校ってワクワクしますよね。
手伝いの生徒さん達もテンション上がっています。
率先して荷物を運んでいく姿は劇団員と見紛うほどです。

さて、生徒さんのことばかりを気にしてはいられません。
僕も最近『ラリー』に就いたばかりの新人なので、
わからない事が沢山あります。



そんな新人のために、先輩が時間を割いて仕事を教えてくれます。
写真は照明を吊りあげるための仕組みを教えてくれている先輩の姿。
作業中でも笑顔は絶やさない、これは基本ですね。



こちらは別の装置。
照明のあたる位置を調節するために必要なのが、
この組み立て式の足場(通称イントレ)です。

写真では二段目までしか写っていませんが、
実際には四段目まで組んだりします。
もちろん上に登るほどグラグラ揺れます。
超怖いです。

作業もいいところなので、そろそろ切り上げます。
続きは明日の朝に持ち越しですね。



予約していた宿に到着しました。
一仕事終えて、あとは寝るだけ。
笑顔のこぼれる瞬間です。

さて、朝は8:30出発です。
寝坊したら1~2週間ほど話のネタにされてしまうので気をつけましょう。

体育館に着き次第、作業を再開します。
照明を上げて、黒幕を吊って、鉄骨を組んで…



結果、体育館にこんな舞台が出来上がりました!!
建てる前と比べると、まるで別の空間ですよね。
体育館の変貌ぶりに、生徒さん達も驚きを隠せないようでした。

さあいよいよお待ちかね…
開演の時間です!
観る人、演じる人、
公演を裏から支えている人、
みんなの熱意が混ざり合う瞬間です。

・・・・・・・・・・・・・・

体育館の公演が無事終わったら、
後は舞台を片付けて帰るだけ。
さっきまで芝居をしていた空間は、
一時間もしたら元の体育館に戻ります。

片付けの方にも演劇部のみんなが参戦。
とても頼もしい仲間たちでした。
何人かは東京までついて来そうなほど劇を好きになってくれたみたい。
いつか芝居小屋に劇観にきてね!




○おまけ○


鉄パイプを運ぶ部員を見守っているのは、主役の坂本さん。
みんなの働きぶりに喜びが隠せません。
素敵な表情だったので載せておきますね。


福島原発 生業訴訟と銀河鉄道の夜

2015-10-19 13:19:42 | 旅公演
10月16日、
福島原発 生業訴訟原告団・弁護団による、
福島県庁への要請行動に同行しました。

県庁内の一室は100名を越える原告団に、弁護団、
「原発なくそう! 九州玄海訴訟、川内訴訟」の弁護団の方など、
合わせて150名ほどの人でいっぱいになり、報道陣の方もたくさん詰めかけました。
県側は知事は出席せず、
原発事故被災行政に関係する様々な課の管理職がずらりと並んで対応しました。



この日の原告団・弁護団の最大の主張は、
「年間被曝線量20ミリシーベルト以下なら我慢しなさい」という国の考えを県(知事)は認めないでほしい、
ということでした。

20ミリシーベルトで線を引くことには3つの側面があるといいます。
「20ミリ以下なら大丈夫ということになる」
「だから20ミリ以下なら被害とはみなさない」
「だから20ミリ以下なら賠償や支援も打ち切る」
国は実際に、この考えに沿うように避難指示の解除や賠償の打ち切りなどの方針を発表しています。

原告団のある女性はこう言われました。
「小高(南相馬)から松川へ避難していた人が、
“帰るしかない、もう補償が出ないんだから”と、
庭に小屋を建てて帰る準備をしていました。
県は国に、福島の人々を何と思っているのか、と言ってくれないんですか?
私の孫は高校の合格発表を、あの事故の直後の雪の中で見ていました。
甲状腺ガンのことを考えると不安でたまりません。
この不安を抱えて黙っていなければならないのですか?」

これに対して県側は、
原発事故について、国には原発政策を進めてきたものとしての責任が、
東電には加害者としての責任がある、
と明言したものの、
20ミリシーベルトという国の方針については、
国が決めたことだから県としては言うことはない、と回答を拒みました。

原告団のある男性はこう言われました。
「国の所管だから言うことはない?
あの事故のとき、SPEEDIのデータは福島県にも届いていた。
しかし県は国が公表しないから県もしないと言ったな。
おんなじじゃないか。」

弁護団
「20ミリシーベルトという基準を、県としては問題視したことはあるのか」


「…………」

弁護団
「この数値は高すぎるのでは?
という申し入れを国にしたことはあるのか」


「……把握していません」

弁護団
「国の方針について、県は“それはおかしい。
20ミリシーベルトは高すぎる”とか考えないのか。
聞きたいのはその一点なんですよ。
国に対して、この基準を撤回しろ、
とわれわれは言ってもらいたいのだが、
その気はないのですか」


「今日は答えられません。
皆さんのお気持ちは受け止めました。
県としてはこれからも県民に寄り添って、真摯に対応していく考えです」
 
原告
「前もって要請項目を書面で提出した上でこうやって来ているのに、話を聞きました、
だけじゃ意味がないんだよ!」

………といった調子で埒があきませんでした。


原告団・弁護団は、県(知事)が福島県内だけでなく、
あらゆる原発の廃止を求めてほしい、とも要請しました。
県側の答えは、
「県は方針として脱原発を打ち出している。
無責任に原発廃止を求めるのではなく、
再生可能エネルギー推進を掲げて全国に働きかける、
それが福島のすべきことと考えている。
県外の原発について発言する立場にない。」
というものでした。

弁護団は、
「では世界中の核兵器廃絶を訴える広島と長崎の市長は無責任なことを言っているのか。
原発事故の被災地である福島のトップが全原発の廃止を言わなくて誰が言うのか、と言いたい。」
と訴えましたが、県側の答えは変わりませんでした。

この日、
「原発事故については国と東電に責任がある」
「20ミリシーベルト以上、以下に関わらず、損害があるかぎり補償すべきと考える」
「避難指示区域外からの自主避難者については、国の補償が打ち切られた後、県独自の支援策を講じる」
「避難指示が解除になったからといって、帰らなければならないとは考えていないし、
帰らないという選択をされた方にもケアの方策を立てなければと考えている」
など、県の踏ん張りが感じられる応答もあったのですが、全体としては、

「国と東電との交渉をいま、われわれがやっている。県が前面に立ってやってくれないのか」

という原告団の声が、至極まっとうに聞こえる2時間半でした。

最後に原告団の中島団長が県の管理職の人たちにこう訴えました。
「先日、沖縄の翁長知事は、日本はいま日常(民主主義)から非日常(中央集権)に紙一重で変わる一瞬を止めきれるかどうかの局面にあるといわれた。
福島もいま、紙一重のところに立っています。
どうか沖縄の姿勢を見習って、われわれの申し上げたことを政策課題として取り組んでいただきたい。」



国が推し進める“20ミリシーベルト受忍論”がこの裁判で認められると、
もしもこの先福島のような事故が起きたとき、
この数字が先例となってさらに多くの犠牲者を生むことになる―――

原告団の方たちが求めているのは賠償だけではありません。
全原発の廃炉です。
それぞれが抱える事情や立場を乗り越えて、その目は遠く未来を見ています。

今月22日、福島文化センターにおいて、
生業訴訟の原告団・弁護団主催で『銀河鉄道の夜』を上演します。
この方たちの前で舞台に立つことを恐ろしく、また誇りに思います。
宮澤賢治のことばと福島の人たちの間に立って、
本当の幸いを求める心が共鳴する空間を作り出すことができるか。
私たちにとって大きなチャレンジです。


この公演と生業訴訟については、
「生業を返せ! 地域を返せ!」福島原発訴訟原告団・弁護団のwebサイトをご覧下さい。
「原告団・弁護団の活動」をクリックすると、「銀河鉄道の夜」のお知らせを見ることができます。

文責:竹口範顕

旅は続く。

2014-11-13 18:58:07 | 旅公演
秋の旅は、
けっこう長旅で、
なおかつ、あっちに行ったり、こっちに行ったりと、
2つの旅班が目まぐるしく移動しながら、公演を続けている。
ちょっと前に『ラリー』班が九州にいたと思ったら、
今は『銀河』班が九州で動いている。

劇団創立60年記念として、
各地で上演してきたシリーズも、
残すところ来週末の北信越ツアーで終わりを告げる。
厳しい時代に、地方での公演も、
そう簡単ではない。
各地で、いろいろな人たちの力を借りて、
そういう場を作ってきている。

1月には『桜の森の満開の下』で、岡山県と広島県へ、
8月には『はらっぱのおはなし』で、沖縄県と福島県へ、
11月には『銀河鉄道の夜』で、鹿児島県へ、
そして……



2014年11月21日(金) 19:00開演
長野市若里市民文化ホール

協力:長野県子ども劇場おやこ劇場協議会
    TEL:026-292-6801
後援:長野県教育委員会/長野市教育委員会

2014年11月22日(土) 19:00開演
小松市民センター・大ホール

協力:子ども劇場いしかわ/加賀おやこ劇場/小松おやこ劇場 TEL:0761-21-4601

2014年11月24日(月・休)13:30開演
リージョンプラザ上越

協力:上越おやこ劇場 TEL:025-522-4384/子ども劇場おやこ劇場新潟県センター
後援:上越市教育委員会
プレイガイド:上越おやこ劇場/上越文化会館/妙高市文化ホール/アコーレサービスカウンター/春陽館書店/柿村書店/リージョンプラザ上越

東京演劇アンサンブルwebチケットセンター
ネット予約で、セブンイレブンでチケットが受け取れます。


先日、劇団HPの掲示板に、観劇後の夜に、感想を書いてくれた高校生がいました。
最近ではけっこう珍しいことで、とても、嬉しいことでした。
ここで紹介させていただきます。


「今日はありがとうございました!
投稿者:高校生 投稿日:2014年10月30日(木)22時02分32秒
今日は、本当に遠い長崎まで来ていただきありがとうございました!
長崎は坂や曲がり道が多く、あんなに大きなトラックでお越し頂いてさぞ大変だっただろうと思います(汗)
インターネットが持つ余りに大きい力と、若者の抱く様々な苦悩とが混ざり合ったストーリーで、
今の高校生である僕たちにとって共感しやすい点が多い内容でした!
自分の身の回りにある問題にきちんと向き合おうと努力することが何より大切なのに、
インターネットが普及した現代ではそれが難しくなっているということを僕は初めて意識しました。
「自分は目の前の苦悩から目を背け続けているのではないか?まず目の前のこととしっかりと向き合うことで自分を変えられるのではないか?」という勇気を得ることもできました。
爽やかではありつつも、ジョシュとすれ違い続けたベスの演技もとても印象に残っています。
片付け作業のお手伝いもさせていただきましたが、
演技をしていないときのみなさんと少しだけ交流することができてなんだか不思議な心地がしました笑。
作業中に御迷惑をおかけしなかっただろうかと不安です。
今日の感動はいつまでも忘れられないと思えるほど、不思議なものでした。これから応援しています!
またいつかお目にかかりたいと思います!
本当にありがとうございました!





どの公演も、
まだまだチケットがございます。

この作品は、
観てすっきりして明日もがんばろー、
というような内容ではありません。

しかしながら、掲示板の感想にあるように、
この作品を観てくれた中高生たちは、
とっても真剣に作品と向き合ってくれていて、
自分たちなりの言葉で世界とどう対峙するのかを語ってくれたりしています。

ぜひ観劇した後に親子や友人やいろんな人たちとたくさんのお話しをしてほしいと思います。
作品を観て感じたクエスチョンは、
きっと、それぞれ差異があって、話すことがたくさんあると思うのです。
そしてそのクエスチョンは、
そのまま、私たちが生きる世界に向けたクエスチョンとなるのだと思います。

東京演劇アンサンブルの舞台の持ち味である清々しさと、
ナイーブさを大切にした作品です。

テンポの良い社会批評と、スピード感のある舞台が、最後まで飽きずにご覧いただけると思います。
出演者14名が重層的に描き出す演劇ならではのアンサンブルを楽しんでもらえればと思います。

ご来場、お待ちしております。


ラリー 北信越ツアー!!

2014-10-19 00:22:50 | 旅公演
東京演劇アンサンブル創立60周年記念、
ツアー公演第二弾!!

ラリー ぼくが言わずにいたこと



作/ジャネット・タージン 「主婦の友社刊」
訳/田中亜希子
脚本・演出/公家義徳 
音楽/林光
装置/岡島茂夫 
舞踊/西田堯
照明/大鷲良一
効果/大場神
衣裳/加納豊美 
歌唱指導/吉村安見子 
宣伝美術/大塚いちお
河村杏奈
舞台監督/三木元太
制作/小森明子 太田昭

平成26年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

出演
坂本勇樹
原口久美子
清水優華
世古陽丸
真野季節
町田聡子
雨宮大夢
小山えみ
大多和民樹
三木元太
和田響き
篠澤寿樹
山智子
渡邉みゆき


この作品は、2009年に初演して以来、全国の高校での演劇鑑賞教室を中心に公演を継続しています。
高校生にとって、等身大の自分を映すかのような作品世界が共感を呼び、
終演後には、
「あそこに自分がいた。」
「あれは自分だ」
そんな声がたくさん寄せられています。

今回は、文化庁からの支援をいただくことで、
北信越でのツアーが実現こととなりました。
作品のテーマとして語られるキーワードとして、
「高校生」「インターネット」「友情」「恋」「偽装自殺」
などが挙げられます。
昨今、中高生の間で話題になっている問題ばかりです。
生まれながらにして、
インターネットや携帯社会で育ってきた世代にとって、
そういったツールを使って構築できる人間関係に、
何の違和感も感じていないのが実情です。
しかしながら、この作品では、
ネットを中心としたツールそのものへの批判ではなく、
人と人がお互いの関係をより良くするためには、
目と目を見て、
きちんと言葉で思いを届けることが大切であるということを描いています。

現代社会の若者が抱える悩みの一つにコミュニケーションの難しさが挙げられます。
面と向かって相手に何を伝えられるのか、その問題は、若者だけの問題だけではないかもしれません…。

原作は、アメリカのヤングアダルト小説。
アメリカではその続編も話題となっています。
生きにくい現代社会の中で、
生きる価値や、友情のあり方、
そして何よりもどうすれば人と誠実に向き合うことができるのか。
これから大人になる思春期の子どもたちと一緒に考えてみたいと思い上演している作品です。

初演以来、何度も手直しした脚本は、
現在1時間40分(休憩なし)となっており、
おかげさまで多くの中学生・高校生にご覧いただくことができております。

北信越でのこの作品の一般公演はこれまでほとんど経験のない取り組みです。
ぜひ、この機会に、多くの中学生、高校生、そしてその親たちにご覧いただきたいと思っています。
終演後、ぜひ公演の感想を話してもらえると、
その差異や、共感など、
お互いに新たな発見が生まれるのでは、と思っております。


どうぞよろしくお願いします。




2014年11月21日(金) 19:00開演
長野市若里市民文化ホール

協力:長野県子ども劇場おやこ劇場協議会
    TEL:026-292-6801
後援:長野県教育委員会/長野市教育委員会

2014年11月22日(土) 19:00開演
小松市民センター・大ホール

協力:子ども劇場いしかわ/加賀おやこ劇場/小松おやこ劇場 TEL:0761-21-4601

2014年11月24日(月・休)13:30開演
リージョンプラザ上越

協力:上越おやこ劇場 TEL:025-522-4384/子ども劇場おやこ劇場新潟県センター
後援:上越市教育委員会
プレイガイド:上越おやこ劇場/上越文化会館/妙高市文化ホール/アコーレサービスカウンター/春陽館書店/柿村書店/リージョンプラザ上越

東京演劇アンサンブルwebチケットセンター
ネット予約で、セブンイレブンでチケットが受け取れます。

銀河鉄道、鹿児島の夜

2014-10-14 16:45:02 | 旅公演
『無実』の公演を終えて、
5日後には、
早くも旅公演がスタートしました。
しかも、
『銀河鉄道の夜』も、
『ラリー ぼくが言わずにいたこと』も、
どちらもこの日が秋旅初日でした。

さてさて、
そんな旅公演ですが、
久しぶりに旅先での一般公演に取り組みます。

劇団の今年の60周年ですが、
パーティーみたいなものではなく、
とにかく公演で、
と考えています。

まずは、
『銀河鉄道の夜』
鹿児島公演。



2014年11月10日(月)
19時開演
鹿児島市民文化ホール・第2ホール

大人 2800円
中学生以下 2000円
全席自由

鹿児島出身の水流梨津美がジョヴァンニ役として出演しており、
喜界島出身の松下重人が語り手役として出演しています。

東京演劇アンサンブルの旗揚げ公演は、
実は60年前の12月、鹿児島なのです。

その地での公演でということで、
ぜひぜひ、成功させたいと思いますので、
お近くの方、
お知り合いのいる方は、
お誘い合わせのうえ、
足をお運びいただければと思います。

チケットは劇団事務所か、
下記の鹿児島連絡所までー。
TEL/FAX:099-269-3251



東京、沖縄、福島へ

2014-08-05 09:31:10 | 旅公演


さて、写真はうっかり忘れていました。
7月24日、出会いのフォーラムにて初の東京演劇アンサンブルワークショップを行いました。
音楽に関するワークショップということで、
わきあいあい、楽しい時間になりました。

沖縄公演は、
台風の到来により、
舞台装置を減らしたりと、
バタバタと対応し、
無事、公演することができました。



出演者には、緊張があったものの、
好評で、良かったなー、と。
海外からのゲストたちから終演後にたくさんの賞賛をいただいたことは、
言葉がわからないながらも、
気持ちが伝わったんだと思い、
ようやく僕もホッとしました。



写真は前日のGPです。



さて、次は喜多方公演です。
今夏の『はらっぱおはなし』ラストです。

みなさん、
喜多方でお会いしましょう―!!


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


2014年8月9日(土)11 時半開演
喜多方プラザ文化センター・小ホール

(JR喜多方駅下車 徒歩18分)
チケット FreePass 4,000 円 / 1 公演券 1,000 円 / 回数券(5 枚綴り) 4,000 円
全席自由
喜多方発 21 世紀シアター 2014 年8月9日(日)


昨年上演の超ダイジェスト版です。
ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=PfGU1xKSSZ0&feature=player_detailpage

台風一過!

2014-08-02 09:57:01 | 旅公演


本日快晴!!
お見事ー。

いよいよ東京演劇アンサンブル、
国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ、
初登場です。

ムシたちの世界を借りて、
生命の尊さ、
生きる喜びを、
楽しく、明るく、誠実に描いた作品です。

うたに、
生演奏に、
一輪車に、
映像に、
たっぷり1時間とちょっとの音楽劇です。


東京演劇アンサンブル
はらっぱのおはなし

8月2日(土)
13時と17時
沖縄県立博物館美術館講堂

当日券ございますので、
ぜひー。

詳細は下記にて。
http://jp.nuchigusui2014.com