a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

第24回戯曲を読む会のご案内

2021-12-16 13:40:07 | 芝居小屋企画



今年最後の戯曲を読む会のご案内です!

今年は緊急事態宣言の影響などもあり、わずか4回の開催となってしまいました。


会の実施に際しまして、新型コロナ感染症拡散防止の観点より、以下のような対応をしてまいります。

・入場時に消毒、検温など感染症予防対策を実施します。
・参加人数に制限をかけさせていただきます。
・普段よりもこまめな換気
・ソーシャルディスタンスを意識した座席配置






この「戯曲を読む会」とは、劇団員の提案による、いろんな戯曲を皆で声に出して読んでみようという会です。


ワークショップという形式ではないので、俳優ではない方でも気軽に参加しています。


第24回はテネシー・ウィリアムズ作『ガラスの動物園』を読みます。






そして・・・・・・


今回も・・・・・・



「学生無料」になります!!!!


若い方が戯曲に触れる機会を増やせたらと思ってのことです。


この会では長時間の作品や難解な作品はあまり取り上げません。


読んだときの率直な気持ちを大事にする場ですので、あまりハードルを上げすぎず、お気軽に参加してくれればと思います。



もちろん、戯曲に興味がある方や作品について話し合ってみたい方、「少しだけ演劇やってみたい・・・」と思っている方等も、是非ご参加下さい!


日時 12月24日(金) 13時00分~16時30分頃
場所 野火止RAUM(東京演劇アンサンブル稽古場)
参加費 500円(会場費等・学生無料)


参加希望の方は2日前までに048-423-2521、もしくはteeyomukai@gmail.comご連絡ください。
ご質問等もお気軽にお待ちしています。






これまでに取り上げた作家(敬称略)
アーノルド・ウェスカー、小沢正、アーサー・ミラー、ニール・サイモン、安部公房、篠原久美子、李ボラム、レジナルド・ローズ、坂手洋二、オスカー・ワイルド、岸田國士、J・B・プリーストリー、宮本研...等


チラシデザインは劇団員の山﨑智子です。
クリスマスバージョンのデザインを作ってくれました!






東京演劇アンサンブルHP
http://www.tee.co.jp



テネシー・ウィリアムズ(1911-1983)
アメリカの劇作家。ミシシッピ州コロンバス生れ。不況時代のセントルイスで不幸な家庭環境のもと青春時代を送る。各地を放浪、大学、職をかえながら、創作をしていたが、1944年自伝的作品「ガラスの動物園」がブロードウェイで大成功し、1947年の「欲望という名の電車」、1955年の「やけたトタン屋根の猫」で2度ピューリッツァー賞を受賞。その名声の裏で、生涯背負いつづけた孤独との葛藤から私生活は荒れていた。ニューヨークのホテルの一室で事故死。


東京演劇アンサンブル
1954年4月,俳優座養成所を卒業した3期生の有志が結成。初めは劇団三期会を名のったが,67年 12月現名称に改称した。早くからブレヒト作品に取組み,80年元映画スタジオを改装して設けた劇場「ブレヒトの芝居小屋」を開場,活動の拠点とする。広渡常敏演出によるブレヒト作『セチュアンの善人』,『ガリレイの生涯』,チェーホフ作『かもめ』などが代表作。岸田国士作品の連続上演も行なった
2019年、40年間続いたブレヒトの芝居小屋を閉じ、埼玉県新座市野火止へ移転する