a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

『おじいちゃんの口笛』公演ツアーのおしらせ

2022-09-12 08:20:29 | 旅公演
東京演劇アンサンブル こどもの劇場公演
『おじいちゃんの口笛』




山口・九州ツアー日程

9/15(木)13:30 下松市立中村小学校体育館
9/16(金)10:40/14:10 山陽小野田市立厚狭小学校体育館
9/18(日)14:00 植木文化センター ※チケット販売中
9/20(火)10:25/13:50 山口市立小郡小学校体育館
9/21(水)13:40 萩市立白水小学校体育館
9/22(木)10:30/14:00 萩市立明倫小学校体育館
9/26(月)19:00 鹿児島市川商ホール
9/27(火)19:00 鹿児島市谷山サザンホール
9/29(木)18:45 福岡市立東市民センター(なみきスクエア)
9/30(金)18:30 プラムカルコア太宰府中央公民館 
10/1(土)19:00 福津市中央公民館ホール
10/2(日)15:00/19:00 北九州芸術劇場

作品紹介




第30回 戯曲を読む会のお知らせ

2022-09-03 10:43:44 | 芝居小屋企画


9月の戯曲を読む会のご案内です。



会の実施に際しまして、新型コロナ感染症拡散防止の観点より、以下のような対応をしてまいります。


・入場時に消毒、検温など感染症予防対策を実施します。
・参加人数に制限をかけさせていただきます。
・普段よりもこまめな換気
・ソーシャルディスタンスを意識した座席配置






この「戯曲を読む会」とは、劇団員の提案による、いろんな戯曲を皆で声に出して読んでみようという会です。


朗読会・読書会の戯曲版、というとイメージしやすいかもしれません。


ワークショップという形式ではないので、俳優ではない方でも気軽に参加しています。



第30回は宮沢賢治作『グスコーブドリの伝記』を読みます。


先日宮沢賢治作『銀河鉄道の夜』の野外公演をしたこともあり、「宮沢賢治の作品をもっと読んでみたい」という声に答えました。



そして、今回も



「学生無料」になります!!!!


若い方が戯曲に触れる機会を増やせたらと思ってのことです。


この会では長時間の作品や難解な作品はあまり取り上げません。


読んだときの率直な気持ちを大事にする場ですので、あまりハードルを上げすぎず、お気軽に参加してくれればと思います。



もちろん、戯曲に興味がある方や作品について話し合ってみたい方、「少しだけ演劇やってみたい・・・」と思っている方等も、是非ご参加下さい!


日時 9月10日(土) 18時00分~
場所 野火止RAUM(東京演劇アンサンブル稽古場)
参加費 500円(会場費等・学生無料)


参加希望の方は2日前までに048-423-2521、もしくはteeyomukai@gmail.comご連絡ください。
ご質問等もお気軽にお待ちしています。






これまでに取り上げた作家(敬称略)
アーノルド・ウェスカー、小沢正、アーサー・ミラー、ニール・サイモン、安部公房、篠原久美子、李ボラム、レジナルド・ローズ、坂手洋二、オスカー・ワイルド、岸田國士、J・B・プリーストリー、宮本研、テネシー・ウィリアムズ、カレル・チャペック、イヨネスコ、アゴタ・クリストフ、ピーター・シェーファー等


チラシデザインは劇団員の山﨑智子です!


東京演劇アンサンブルHP
http://www.tee.co.jp



宮沢賢治(1896-1933)
詩人,児童文学者。 1918年盛岡高等農林学校卒業。家業に従事中,日蓮宗の熱心な信者となり,布教のため上京,『どんぐりと山猫』 (1921) ,『かしはばやしの夜』 (21) など童話数編を書いた。しかし発表の機会がないまま帰郷して 24年童話集『注文の多い料理店』および詩集『春と修羅』を自費出版。凶作と不況にあえぐ農民に稲作指導をしつつ天衣無縫の詩才を育てたが病弱のため夭折。没後,草野心平に発掘され,その豊かな空想性とユーモア,宗教性,土着性,科学精神などの交錯する世界が注目を浴びた。ほかに童話『銀河鉄道の夜』 (27頃) ,『グスコーブドリの伝記』 (32) ,詩『雨ニモマケズ』 (31) など。



東京演劇アンサンブル
1954年4月,俳優座養成所を卒業した3期生の有志が結成。初めは劇団三期会を名のったが,67年12月現名称に改称した。早くからブレヒト作品に取組み,80年元映画スタジオを改装して設けた劇場「ブレヒトの芝居小屋」を開場,活動の拠点とする。広渡常敏演出によるブレヒト作『セチュアンの善人』,『ガリレイの生涯』,チェーホフ作『かもめ』などが代表作。岸田国士作品の連続上演も行なった。
2019年、40年間続いたブレヒトの芝居小屋を閉じ、埼玉県新座市野火止へ移転。元スープ工場を改装し、新劇場「野火止RAUM」をオープン。