a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

戯曲を読む会 再開のご案内

2020-09-21 23:47:43 | 芝居小屋企画


今年の2月以来、新型コロナウイルスの影響で開催できていなかった「戯曲を読む会」ですが、来月より再開致します。


会の実施に際しまして、新型コロナ感染症拡散防止の観点より、以下のような対応をしてまいります。

・入場時に消毒、検温など感染症予防対策を実施します。
・参加人数に制限をかけさせていただきます。
・普段よりもこまめな換気
・ソーシャルディスタンスを意識した座席配置



なお最新情報はホームページ(https://tanukigatame0306.wixsite.com/teegikyokuwoyomukai)やTwitterをご確認ください。



この「戯曲を読む会」とは、劇団員の提案による、いろんな戯曲を皆で声に出して読んでみようという会です。

ワークショップという形式ではないので、俳優ではない方でも気軽に参加しています。


半年ぶりの開催となる第20回はラーシュ・ノレーン作『殺す勇気』を読みます。






そして・・・・・・


今回も・・・・・・



「学生無料」になります!!!!


若い方が戯曲に触れる機会を増やせたらと思ってのことです。


この会では長時間の作品や難解な作品はあまり取り上げません。

読んだときの率直な気持ちを大事にする場ですので、あまりハードルを上げすぎず、お気軽に参加してくれればと思います。



もちろん、戯曲に興味がある方や作品について話し合ってみたい方、「少しだけ演劇やってみたい・・・」と思っている方等も、是非ご参加下さい!


日時 10月18日(日) 18時00分~21時30分 
場所 西東京市・田無公民館第ニ会議室
参加費 500円(会場費等・学生無料)


参加希望の方は2日前までに048-423-2521、もしくはteeyomukai@gmail.comご連絡ください。
ご質問等もお気軽にお待ちしています。






これまでに取り上げた作家(敬称略)
アーノルド・ウェスカー、小沢正、アーサー・ミラー、ニール・サイモン、安部公房、篠原久美子、李ボラム、レジナルド・ローズ、坂手洋二、オスカー・ワイルド、岸田國士、J・B・プリーストリー...等


チラシデザインは劇団員の山﨑智子です!


本公演『おじいちゃんの口笛』にも出演している彼女が、Newバージョンを作ってくれました。



東京演劇アンサンブルHP
http://www.tee.co.jp




ラーシュ・ノレーン(1944-)
スウェーデンの詩人・劇作家
1944年ストックホルムに生まれる。18歳で抒情詩人としてデビュー。詩作の他戯曲、小説、ラジオ及びテレビドラマも手がける。80年恋愛詩集を出版後詩作を断念、劇作に専念することを決意し、「殺す勇気」を発表。82年自伝的な戯曲二作を発表、相次いで上演されるに至り、劇作家として不動の地位を確立。大多数の作品は発表後直ちに国内外で上演され、現代ヨーロッパ随一の劇作家の一人となる。
90年代から国内外で演出家としても活躍。99 ~ 07年国立移動劇団の演劇部門の芸術監督を務める。09年からイェーテボリィの民衆劇場の芸術監督を務めている。




東京演劇アンサンブル
1954年4月,俳優座養成所を卒業した3期生の有志が結成。初めは劇団三期会を名のったが,67年 12月現名称に改称した。早くからブレヒト作品に取組み,80年元映画スタジオを改装して設けた劇場「ブレヒトの芝居小屋」を開場,活動の拠点とする。広渡常敏演出によるブレヒト作『セチュアンの善人』,『ガリレイの生涯』,チェーホフ作『かもめ』などが代表作。岸田国士作品の連続上演も行なった
2019年、40年間続いたブレヒトの芝居小屋を閉じ、埼玉県新座市野火止へ移転する
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『おじいちゃんの口笛』絶賛公演中!

2020-09-21 15:21:48 | 東京公演


東京演劇アンサンブル こどもの劇場公演
おじいちゃんの口笛

新座公演がおかげさまで満席で終了することができました。
明後日23日から、
池袋のシアターグリーン Box in Box Theaterにて公演します。


新座公演でのアンケートを一部ご紹介します。
野火止RAUMの感想も含めて、
好評をいただき良いスタートとなりました。





感動する話でした。いろいろ本物が出てきたので面白かった。いい場所だった。
9歳 女

5歳の子が行ってみたいと言って、今回初めて舞台に来ました。
色んなことを感じたようです。また来たいです。
地元のため、アクセスが良く、またここでみたいです。
30代 女

自分と祖父との思い出が浮かびました。
ラストでは、涙してしまうほどグッときました。
とても素敵でした。個人的に劇場を1から作ったことを聞いていたので、本当にすごいと思いました。
家から来られる場所なので、また来たいと思います。

途中セリフのない演出のところが良かったです。
前回の『はらっぱのおはなし』を雰囲気、演出が異なっていて新鮮でした。
2021年3月の公演楽しみにです。
50代 女

独特のとぼけ感、この郊外の劇場で、時間が静かに流れる様なお芝居、とても良かったです。
幸せな日曜日になりました。とてもステキな劇場ですね。
31歳 男

サクランボの木の三人がとてもかわいらしかった。
ニルスの幸せが痛いくらい伝わってきて、すてきでした。


入江洋佑さんご逝去を先日ネットで拝見したばかりで、残念に思っていました。
こちらの団員でいらしたのですね。入江さんのおじいちゃんの演技を想像しています。
少年たち、おじいちゃんに会えて素晴らしい体験をしましたね。よかったです。
市民ですので、力のある劇団がいらして下さり本当にうれしいです。これからも楽しみです。
70代 女

地味な演出だが、途中からぐんぐんひきこまれた。
素朴な心は次代を越えて人の心を動かすのだとおもう。
スウェーデンは消費税25%でも国民の不満はないという。
国会議員には専用のクレジットカードを持たせ、1円単位で公開されるという。
60代 男

短いながらもヒストリーのある見所のある作品でした。
近所に素晴らしい劇場ができて嬉しいです。
ぜひ、今後も公演をたくさんやって下さい。
30代 男

作品への熱のこもった演技に感動しました。
役者さんを近くで観ることができるので、とても良い劇場だと思います。
また来ます! ありがとうございました。
20代 女

目にも耳にも鮮やかな印象で、心に染みました!
人生の意味はそんなに考えなくてもいい気がしてきた?!
孫が欲しくなりました。広くて想像力をかきたてる場所でした。

泣きました。家族ものは何を見ても泣けてしまいます。
とても良かった。
アクセスがちょっと悪いかもしれないが、良い感じに田舎で好きです(笑)


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東京演劇アンサンブル こどもの劇場公演
入江洋佑追悼公演
おじいちゃんの口笛






2020年9月19日(土)~20日(日) 野火止RAUM
2020年9月23日(水)~27日(日) シアターグリーン Box in Box Theater
平日=19時開演 土日=15時開演 26日・27日=11時公演もあり
開場は開演の20分前

料金
当日4,000円 19日・20日・25日=Low Price Day 2,500円
前売(一般)3,500円 前売(U30)2,500円 

■スタッフ
原作=ウルフ・スタルク 
訳=菱木晃子
脚本=広渡常敏
演出=三木元太 
音楽=林光
装置デザイン=岡島茂夫
衣裳=清野佳苗
振付=原田亮
音響=大場神
照明=真壁知恵子
絵=ハンナ・ヘグルンド
制作=太田昭 小森明子 辻尾隆子

■キャスト
ニルス( おじいちゃん)・・・浅井純彦
ウルフ( ぼく)・・・・・・・・・・永野愛理
ベッラ( ぼくの友だち)・・・山﨑智子
トーラ( おばあさん)・・・・原口久美子
看護士(マリアンヌ)・・・・仙石貴久江
おみせやさん・・・・・・・・・・永濱渉

お問合せ・お申込み
東京演劇アンサンブルTEL:048-423-2521
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