今年の2月以来、新型コロナウイルスの影響で開催できていなかった「戯曲を読む会」ですが、来月より再開致します。
会の実施に際しまして、新型コロナ感染症拡散防止の観点より、以下のような対応をしてまいります。
・入場時に消毒、検温など感染症予防対策を実施します。
・参加人数に制限をかけさせていただきます。
・普段よりもこまめな換気
・ソーシャルディスタンスを意識した座席配置
なお最新情報はホームページ(https://tanukigatame0306.wixsite.com/teegikyokuwoyomukai)やTwitterをご確認ください。
この「戯曲を読む会」とは、劇団員の提案による、いろんな戯曲を皆で声に出して読んでみようという会です。
ワークショップという形式ではないので、俳優ではない方でも気軽に参加しています。
半年ぶりの開催となる第20回はラーシュ・ノレーン作『殺す勇気』を読みます。
そして・・・・・・
今回も・・・・・・
「学生無料」になります!!!!
若い方が戯曲に触れる機会を増やせたらと思ってのことです。
この会では長時間の作品や難解な作品はあまり取り上げません。
読んだときの率直な気持ちを大事にする場ですので、あまりハードルを上げすぎず、お気軽に参加してくれればと思います。
もちろん、戯曲に興味がある方や作品について話し合ってみたい方、「少しだけ演劇やってみたい・・・」と思っている方等も、是非ご参加下さい!
日時 10月18日(日) 18時00分~21時30分
場所 西東京市・田無公民館第ニ会議室
参加費 500円(会場費等・学生無料)
参加希望の方は2日前までに048-423-2521、もしくはteeyomukai@gmail.comご連絡ください。
ご質問等もお気軽にお待ちしています。
これまでに取り上げた作家(敬称略)
アーノルド・ウェスカー、小沢正、アーサー・ミラー、ニール・サイモン、安部公房、篠原久美子、李ボラム、レジナルド・ローズ、坂手洋二、オスカー・ワイルド、岸田國士、J・B・プリーストリー...等
チラシデザインは劇団員の山﨑智子です!
本公演『おじいちゃんの口笛』にも出演している彼女が、Newバージョンを作ってくれました。
東京演劇アンサンブルHP
http://www.tee.co.jp
ラーシュ・ノレーン(1944-)
スウェーデンの詩人・劇作家
1944年ストックホルムに生まれる。18歳で抒情詩人としてデビュー。詩作の他戯曲、小説、ラジオ及びテレビドラマも手がける。80年恋愛詩集を出版後詩作を断念、劇作に専念することを決意し、「殺す勇気」を発表。82年自伝的な戯曲二作を発表、相次いで上演されるに至り、劇作家として不動の地位を確立。大多数の作品は発表後直ちに国内外で上演され、現代ヨーロッパ随一の劇作家の一人となる。
90年代から国内外で演出家としても活躍。99 ~ 07年国立移動劇団の演劇部門の芸術監督を務める。09年からイェーテボリィの民衆劇場の芸術監督を務めている。
東京演劇アンサンブル
1954年4月,俳優座養成所を卒業した3期生の有志が結成。初めは劇団三期会を名のったが,67年 12月現名称に改称した。早くからブレヒト作品に取組み,80年元映画スタジオを改装して設けた劇場「ブレヒトの芝居小屋」を開場,活動の拠点とする。広渡常敏演出によるブレヒト作『セチュアンの善人』,『ガリレイの生涯』,チェーホフ作『かもめ』などが代表作。岸田国士作品の連続上演も行なった
2019年、40年間続いたブレヒトの芝居小屋を閉じ、埼玉県新座市野火止へ移転する