a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

行ったり来たり ~旅したり~

2024-02-29 14:00:00 | 稽古場ブログ
一足先にお姉さんになった同期のごんちゃんからバトンを受け取った個人教育者の妻役の鈴木貴絵です!
今回初めての新作本公演で毎日頭も心も大混乱しています💦

私の演じる個人教育者の妻は、夫の個人教育者と一緒に都会からバカンスのためにやってきたということで、最近の旅のエピソードを少々……


実は先日友人の初舞台が岐阜であり夜行バスで0泊2日の旅をしてきました。
岐阜直通のバスが少ないので名古屋まで出て、岐阜での公演に間に合うように東海地方に住んでいる他の友人達と名古屋駅で合流しちょっと歩いてモーニング食べたり商店街を巡ったり……

そして観劇してみんなで感想を語ったり信長さんみたり夜景をみてまた語らって……
ハードなスケジュールではありましたが、中々に充実したものでした。


金ぴかな信長さん




もう早いもので2月も終わりあっという間に3月に😱
稽古も後半のシーンが増えてきましたがまだまだ先は長いです
自分の個人教育者の妻とはいったいどんな人なのか…限りある稽古のなかでもっと深められるように精進したいです

次は
稽古場ブログの更新と舞台監督と役割いっぱいな渉さんです!


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東京演劇アンサンブル創立70周年記念公演 第一弾
  行ったり来たり

エデン・フォン・ホルヴァート/作
大塚直/訳・ドラマトゥルク
公家義徳/演出

2024
3/23 (土) 14:00★
3/24 (日) 14:00★
 野火止RAUM

3/28 (木) 19:00
3/29 (金) 14:00/19:00
3/30 (土) 14:00/19:00★
3/31 (日) 14:00
 すみだパークシアター倉

全席自由
前売一般/4,300円 
前売U30/3,300円
★=Low Price Day/3,000円
当日/4,800円

Staff
音楽/monje
舞台美術/公家義徳
衣裳/稲村朋子
照明/真壁知恵子
音響/島猛
舞台監督/永濱渉
宣伝美術/本多敬 永野愛理
制作/小森明子 太田昭

Cast
ハヴリチェク/永野愛理
サメク/洪美玉
エーファ/福井奏美
コンスタンティン/雨宮大夢
ムルシツカ/浅井純彦
ハヌシュ夫人/西井裕美(フリー)
X/原口久美子
Y/志賀澤子
個人教育者/二宮聡(フリー)
その妻/鈴木貴絵
レーダ夫人/町田聡子
シュムッグリチンスキー/小田勇輔

公演詳細、チケットのお申し込みはHPにて

『行ったり来たり』アフタートークのお知らせ

2024-02-28 16:52:05 | 東京公演
東京演劇アンサンブル 創立70年記念公演
『行ったり来たり』
アフタートークのお知らせ

公演終了後、20~30分程度のアフタートークを予定しています。



3月29日(金)14時公演終了後
安田純平さん

  

安田純平 Yasuda Jumpei (撮影:阿久津和宏)
1974年、埼玉県出身。一橋大学社会学部卒業後、信濃毎日新聞に入社。
03年に退社しフリーに。
イラク、シリア、アフガニスタン、東南アジアなどの取材を行う。
04年、イラクを取材中、現地人にスパイ容疑で拘束されるが何も要求なく3日で解放。
07-08年、民間人が戦争を支えている実態を取材するため、
イラク軍関連施設などで料理人として働き「ルポ 戦場出稼ぎ労働者」(集英社新書)を著す。
12年、シリア内戦取材を報道番組で発表。
15年、シリアで武装勢力に拘束され、18年、40カ月ぶりに解放。
2024年1月25日、東京地裁(品田幸男裁判長)は、発給拒否は「裁量権の逸脱または乱用にあたる」とし、処分を取り消した。
著書に「シリア拘束 安田純平の40か月」(ハーバー・ビジネス・オンライン)、
共著「自己検証・危険地報道」(集英社新書)、共著「戦争取材と自己責任」(dZERO)などがある。



3月30日(土)14:00開演終了後
朱喜哲さん

   

朱 喜哲(ちゅ ひちょる)
哲学者、大阪大学招へい教員
1985年大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。
専門はプラグマティズム言語哲学とその思想史。
著書に『人類の会話のための哲学』『100分de名著 ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』』
『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』『バザールとクラブ』などがある。


『行ったり来たり』公演情報


行ったり来たり ~はしゃいだり~

2024-02-26 14:00:00 | 稽古場ブログ
こんにちは
志賀さんからバトンを受け取りました、
エーファ役の福井奏美です*:.

実は私も先日誕生日を迎え、稽古場でお祝いしていただきました♡
ありがとうございます!
志賀さんから『おめでたい焼き』をいただいて、嬉しくて美味しくて、ついついはしゃいでしまいました(*´-`)


2幕構成の『行ったり来たり』
近頃は舞台装置が決まり、1幕の稽古がどんちゃん進んでいます。

そしてmonjeさんから数曲音楽が!届きました!
オシャレな曲ばかりでつい聴き入ってしまいます。稽古場はザワザワしたり、ワクワクしたり、不安もあったり…
monjeさんのつくる音楽とお芝居がどのように絡み合っていくのか、本当に楽しみです。

残念ながらエーファに歌はありません、、涙
ですが1幕によく登場しますので、エーファのエネルギーと向き合った稽古後は毎日へとへとで帰宅しています( ̄▽ ̄)

帰り道に見える橋



今回演出助手と衣裳係も担当しています。
昨日から衣裳の秘密道具の製作に、取り掛かり始めました( ˘ω˘ )



衣裳をつくっていても、舞台装置をつくっていても、工夫がいっぱい詰め込まれて色々なものができていくんだなぁと、日々実感します。

作業の合間についつい遊んじゃったり…( ´∀`)






そして23日に野火止シネマ倶楽部
『ワタシタチハニンゲンダ!』の上映会がありました。
1934年にホルヴァートが『行ったり来たり』を通して書いたことと、現在までの日本で実際に起きていることが、共通の出来事のように存在しているということを映像でより鮮明に目の当たりにしました。

ハヴリチェクが行ったり来たりしている最中に、エーファという若い女性が自身の理想へ向かって歩んでいくその先に何があるのでしょうか。
茶番劇というスタイルで描かれた中で、細かくリアルに、そして面白く向き合い続けていきたいと思います。

ラブシーンなんてあったりしちゃって、、、
毎日歯磨きが欠かせません。
は、はしゃいだりなんて、してませんよ!!
野火止RAUMとすみだパークシアター倉の舞台上で何が起こるのか、ぜひ目撃しにきてください*\(^o^)/*


次は…
私と同い年で同期!
個人教育者の妻役の鈴木貴絵さんです*

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東京演劇アンサンブル創立70周年記念公演 第一弾
  行ったり来たり

エデン・フォン・ホルヴァート/作
大塚直/訳・ドラマトゥルク
公家義徳/演出

2024
3/23 (土) 14:00★
3/24 (日) 14:00★
 野火止RAUM

3/28 (木) 19:00
3/29 (金) 14:00/19:00
3/30 (土) 14:00/19:00★
3/31 (日) 14:00
 すみだパークシアター倉

全席自由
前売一般/4,300円 
前売U30/3,300円
★=Low Price Day/3,000円
当日/4,800円

Staff
音楽/monje
舞台美術/公家義徳
衣裳/稲村朋子
照明/真壁知恵子
音響/島猛
舞台監督/永濱渉
宣伝美術/本多敬 永野愛理
制作/小森明子 太田昭

Cast
ハヴリチェク/永野愛理
サメク/洪美玉
エーファ/福井奏美
コンスタンティン/雨宮大夢
ムルシツカ/浅井純彦
ハヌシュ夫人/西井裕美(フリー)
X/原口久美子
Y/志賀澤子
個人教育者/二宮聡(フリー)
その妻/鈴木貴絵
レーダ夫人/町田聡子
シュムッグリチンスキー/小田勇輔

公演詳細、チケットのお申し込みはHPにて

行ったり来たり ~見たり 考えたり~

2024-02-23 14:00:00 | 稽古場ブログ
“飯作ったり、色ぬったり”の照明家ちーちゃんからバトン受け取りました。
そうなんです23日は私の誕生日、私、実は無かったことにしたいのです。

『行ったり来たり』で私の演じる総理大臣は、揉め事嫌いで、全部無かったことにしたいのです。
物凄い近眼で、眼鏡壊しちゃって何にも見えないなんて言いながら、何も現実を、真実を見ようとしないのです。
国境もない、違いもない、紛争もない、みんな見ないふりして、戦争も、爆撃も、その原因も見えないのです。
そんな総理大臣が、そこに生きる人々のために何ができるでしょう。
一人一人の人間の違いの境界線を認めることが、平和、共生の始まりであることを発見するには、どんな眼鏡が必要なのでしょうか?



ありのままを見る、細部に宿る真実を、人間の心を見る、それが俳優の演技だ…「ディテエルを生きる」…ブレヒトの芝居小屋で、演出家広渡常敏が、私たちに求め続けたことを思い出して、毎日の稽古場で起きることを見ています。
自由とはあるものではない創り出すことなのだ。状況との、他者との共生の中にある現実の問題を何もなかったことにしても、自由な世界は実現しない。俳優も、自由に舞台で生きることは自ら獲得していくしかない。
状況の発見、ポジションの発見をすることで、具体的に俳優は舞台に存在し、たった一つのその瞬間の真実の動きをうみだす。



1938年に、亡命中パリで事故死してしまった37歳のホルヴァートは、既に沢山の戯曲を書いていた。
そのエネルギーは、人間への愛と、その愚かさを諧謔に満ちた表現で示すことに燃えている。
同時代のブレヒトは自身の国から亡命して、ナチスと戦うことかできる人間の知性に呼びかける芝居を書いたが、第二次大戦後帰国した東独の国家になっても、死ぬか生きるかを“行ったり来たり”した。
理想と独裁との間を。



今毎日、ガザやウクライナで、爆撃された家や、その街で生活する人たちの映像を見ながら、「何故」と思い続ける。戦争は長い歴史の中で、どれだけ行ったり来たりしてきたか?
私は2月24日稽古場から抜け出して『ガザモノローグ』のリーディングに参加する。
2023年9月に書かれた俳優アリ・アブ・ヤスィーンのレポートを読む。ガザで今起きていることを知ってほしいと、俳優たちが世界にリーディングを呼びかけた。それに応えた企画として、いろいろなグループで芝居をしている俳優が集まった。
国境を変えようと戦争が仕掛けられる。そこに住む人たちが、爆撃され、死んでいく。そのニュースの映像は、毎日更に激しく続く。
『行ったり来たり』の稽古の日々で、今世界で起こっていることを“見たり考えたり”している。
『ワタシタチハニンゲンダ!』の映画会は23日。野火止RAUMが、地域の人たちの演劇との、世界との出会いの場所になりますように。





歩いて通ったことのある国境を思い出す。
モルドバからルーマニアへ、イギリスからアイルランド、ジョージアからアルメニアからアゼルバイジャン。
平和の時でも、のどかな田園風景の先にある国境、そして長い廊下のような空白地帯。
板門店の北と南の別れの地帯。
壁に隔てられたベルリンの西から東へ入ったこと…
すべての国境は、長い歴史でどのように行ったり来たりしてきたか…思いを馳せて…




『行ったり来たり』ご連絡お待ちしてます。そして次の26日には、恋する娘エーファの福井奏美さんにバトンを渡します。お楽しみに。


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東京演劇アンサンブル創立70周年記念公演 第一弾
  行ったり来たり

エデン・フォン・ホルヴァート/作
大塚直/訳・ドラマトゥルク
公家義徳/演出

2024
3/23 (土) 14:00★
3/24 (日) 14:00★
 野火止RAUM

3/28 (木) 19:00
3/29 (金) 14:00/19:00
3/30 (土) 14:00/19:00★
3/31 (日) 14:00
 すみだパークシアター倉

全席自由
前売一般/4,300円 
前売U30/3,300円
★=Low Price Day/3,000円
当日/4,800円

Staff
音楽/monje
舞台美術/公家義徳
衣裳/稲村朋子
照明/真壁知恵子
音響/島猛
舞台監督/永濱渉
宣伝美術/本多敬 永野愛理
制作/小森明子 太田昭

Cast
ハヴリチェク/永野愛理
サメク/洪美玉
エーファ/福井奏美
コンスタンティン/雨宮大夢
ムルシツカ/浅井純彦
ハヌシュ夫人/西井裕美(フリー)
X/原口久美子
Y/志賀澤子
個人教育者/二宮聡(フリー)
その妻/鈴木貴絵
レーダ夫人/町田聡子
シュムッグリチンスキー/小田勇輔

公演詳細、チケットのお申し込みはHPにて

行ったり来たり~飯作ったり 色ぬったり~

2024-02-20 12:00:00 | 稽古場ブログ
みなさまこんにちは。稽古場から。
舞台監督助手 飯炊きおばさん 照明プランの真壁知恵子です。
今のところ照明の仕事は1ミリもやっていません。(そろそろやるのかなぁ…)

私の劇団での日課は
1 汁物をつくる
2 ご飯を炊く
3 塗料の試しぬり
4 道具の材料作り
5 稽古をみながら作業の準備
となっております。

まず
1 汁物をつくる
2 ご飯を炊く

これは稽古の後に大道具、小道具、衣裳などの作業があります。
みんな腹ペコです。お金もありません。コンビニ弁当か?
何かさみしくありません?
汁物、ご飯くらいあれば腹は満たせるよね。気軽な気持ちではじめました。

野菜は100%新座産となっております。劇団に行く道中にいい無人販売野菜があります。
野菜を選らんでいると奥から農家のおばさんが来て「いつもありがとうね。これ持って行ってね。」とサービスしてくれたり。無人ではありませんね。


新座の野菜たち


3 塗料の試しぬり
4 道具の材料作り

これは舞台の仕事です。塗料は様々な種類があります。オイルステインだけでもマホガニー、チーク、ダークオーク、ブラックなど
今回は杉板やツーバイフォー材を使います。エイジング塗装といい、表面を削ったりヤスリでゴシゴシしてから白塗料をかなりシャブめでぬりぬり。
ウエスでフキフキ。ステインぬりぬり各種試す。

このいろんな材料で何パターンか試すのって舞台を作るときに大事なんです。決まった仕事なんてないので自分で気のすむまでやります。ボツになることも多々あります…😢


エイジング仲間

この作業は稽古場の2階スペースでやります。
音が出る作業は屋上でやります。屋上に電源コードをブラブラ引っ張って電動工具でウィーン!
寒(>_<) 怖((゚□゚;)) ガタブルです。


屋上!!

5 稽古をみながら作業の準備

少しずつ具体的に進めるのが今の私の仕事です。今の稽古で何が必要か。野菜を切りながら考えたりします。
みんな今日も汁つくるよぉー

次回ブログ担当、志賀さんです。近々誕生日ですね。いい1年になりますように。

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東京演劇アンサンブル創立70周年記念公演 第一弾
  行ったり来たり

エデン・フォン・ホルヴァート/作
大塚直/訳・ドラマトゥルク
公家義徳/演出

2024
3/23 (土) 14:00★
3/24 (日) 14:00★
 野火止RAUM

3/28 (木) 19:00
3/29 (金) 14:00/19:00
3/30 (土) 14:00/19:00★
3/31 (日) 14:00
 すみだパークシアター倉

全席自由
前売一般/4,300円 
前売U30/3,300円
★=Low Price Day/3,000円
当日/4,800円

Staff
音楽/monje
舞台美術/公家義徳
衣裳/稲村朋子
照明/真壁知恵子
音響/島猛
舞台監督/永濱渉
宣伝美術/本多敬 永野愛理
制作/小森明子 太田昭

Cast
ハヴリチェク/永野愛理
サメク/洪美玉
エーファ/福井奏美
コンスタンティン/雨宮大夢
ムルシツカ/浅井純彦
ハヌシュ夫人/西井裕美(フリー)
X/原口久美子
Y/志賀澤子
個人教育者/二宮聡(フリー)
その妻/鈴木貴絵
レーダ夫人/町田聡子
シュムッグリチンスキー/小田勇輔

公演詳細、チケットのお申し込みはHPにて

行ったり来たり~切ったり、燃やしたり、喋ったり~

2024-02-17 18:00:00 | 稽古場ブログ
ブログ担当二人目、入国審査官コンスタンティン役の雨宮大夢です。

数日前、舞台装置の組立作業があり、木材を沢山切りました。



そして次の日には電動ヤスリで削りました



普通の団体なら残りはゴミに出すところですが、僕たちは違います。

余った木材で、キャンプファイヤーしちゃいます。



ゴミ代もかからないし、暖まるし、一石三鳥ですね♪


それはそうと、先週ナナコライブリーFMというラジオの「まいぷレイディオDX」という番組にゲスト出演させていただきました。

YouTubeで聞けるようになってるので、良かったら聞いてみてくださいね〜!
【ラジオ番組】まいぷレディオDX 2024年 2月 9日放送より 東京演劇アンサンブルより 雨宮大夢さんが新座公演のお知らせ!


次のブログ担当は照明担当、そして最近毎日美味しいご飯を作ってくれるちーこさんです!

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東京演劇アンサンブル創立70周年記念公演 第一弾
  行ったり来たり

エデン・フォン・ホルヴァート/作
大塚直/訳・ドラマトゥルク
公家義徳/演出

2024
3/23 (土) 14:00★
3/24 (日) 14:00★
 野火止RAUM

3/28 (木) 19:00
3/29 (金) 14:00/19:00
3/30 (土) 14:00/19:00★
3/31 (日) 14:00
 すみだパークシアター倉

全席自由
前売一般/4,300円 
前売U30/3,300円
★=Low Price Day/3,000円
当日/4,800円

Staff
音楽/monje
舞台美術/公家義徳
衣裳/稲村朋子
照明/真壁知恵子
音響/島猛
舞台監督/永濱渉
宣伝美術/本多敬 永野愛理
制作/小森明子 太田昭

Cast
ハヴリチェク/永野愛理
サメク/洪美玉
エーファ/福井奏美
コンスタンティン/雨宮大夢
ムルシツカ/浅井純彦
ハヌシュ夫人/西井裕美(フリー)
X/原口久美子
Y/志賀澤子
個人教育者/二宮聡(フリー)
その妻/鈴木貴絵
レーダ夫人/町田聡子
シュムッグリチンスキー/小田勇輔

公演詳細、チケットのお申し込みはHPにて

行ったり来たり~やり直したり~

2024-02-14 12:00:00 | 稽古場ブログ
「あれ?ウィーンどこ?」「ここウィーンで!」「ウィーン♪ウィーン♪」

ウィーンとは…ウィーン少年合唱団ではありません。
コチラです。



本日は劇団員総がかりでの建て込みの日。
劇団創立70周年記念公演第一弾『行ったり来たり』の舞台を作るため、彼ら電動ドリルくん達が大活躍しています。


舞台装置というものは大体のビジュアルは決まっているものの、予め組み立てキットがあるわけではないので、どのように作っていくかは勿論のこと、実に様々な事をみんなで考えながら、話し合いながら作業します。

効率性、安全性、実用性、利便性についての考え方、または板目のすき間3mmをどこまでどうこだわるか、など細部における美意識もそれぞれ個性によって違います。(うちの劇団員は特にこだわり強い人多いかも?)

意見が割れてたまに現場がピリピリしたり、作業が煮詰まる時もチラホラ……。試行錯誤の末にぜーーんぶやり直しということも、当然あります。


(影の立役者)

そんな時はさすがに気持ちが腐腐しそうになることもありますが、甘い物とコーヒー、みんなとの笑い話で乗り越えます。また、先輩たちから伝えられてきた"俳優自らが自分たちの舞台を作ることの価値"を思うと、再びやる気が出ます。自分が立つ板(舞台)を知り、舞台空間の可能性を探ったり、想像すること。うちの劇団がずっとこのようなことを大切にしていることが、私にとってとても大切です。




私にとっては新作の舞台は5年振りとなります。
ホルヴァートの見ていた世界と自分が今向き合っている現実。演出助手として様々な資料を読んでいると、その遠い時代の差異や国を飛び越えて、何か共通の言葉や思いに出会えているような気持ちになります。そんな瞬間が芝居の中でも感じられるような、そんな稽古をしていきたいです。


町田聡子

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東京演劇アンサンブル創立70周年記念公演 第一弾

行ったり来たり

エデン・フォン・ホルヴァート/作
大塚直/訳・ドラマトゥルク
公家義徳/演出

2024
3/23 (土) 14:00★
3/24 (日) 14:00★
 野火止RAUM

3/28 (木) 19:00
3/29 (金) 14:00/19:00
3/30 (土) 14:00/19:00★
3/31 (日) 14:00
 すみだパークシアター倉

全席自由
前売一般/4,300円 
前売U30/3,300円
★=Low Price Day/3,000円
当日/4,800円

staff
音楽/monje
舞台美術/公家義徳
衣裳/稲村朋子
照明/真壁知恵子
音響/島猛
舞台監督/永濱渉
宣伝美術/本多敬 永野愛理
制作/小森明子 太田昭

cast
ハヴリチェク/永野愛理
サメク/洪美玉
エーファ/福井奏美
コンスタンティン/雨宮大夢
ムルシツカ/浅井純彦
ハヌシュ夫人/西井裕美(フリー)
X/原口久美子
Y/志賀澤子
個人教育者/二宮聡(フリー)
その妻/鈴木貴絵
レーダ夫人/町田聡子
シュムッグリチンスキー/小田勇輔

公演詳細、チケットのお申し込みはHPにて