a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

看板

2009-06-29 11:55:32 | 東京公演
うちの劇団は、
芝居小屋での公演が近ずくと、
看板が掲げられます。

この看板、
看板班と言われる劇団員が書くのですが、
なかなかの腕前。
本当に徹夜なんかして、
限られた時間で一気に書いています。

今回は、
宣伝美術などのデザインをしてくれている、
大塚いちおさんが、
看板のデザインをしてくれました!!



この看板がいつもの場所に掲げられると、
なんか、
気持ちいいんですよね。

いよいよ、公演、
てな気分になってきます。

稽古場は立ち稽古を開始。
公演まで1ヶ月を切りました。
さ、
本腰入れて、
チケットも売らねばね。

あ、
ぜひ!
観に来てくださいね。
お待ちしております。


『ラリー ぼくが言わずにいたこと』

2009年7月19日~25日 ブレヒトの芝居小屋
7月28日・29日 練馬文化センター・小ホール
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ブレヒトカフェⅢ―無事終了

2009-06-25 18:40:09 | 芝居小屋企画
土曜日のブレヒトカフェ、
おかげさまで、無事終了しました。

急な企画にもかかわらず、
駆けつけてくれた方々ありがとうございました。

やっぱり、松浦さんのお話は素敵で、
嬉しかった!
本で読んだ知識と、
体験を語って聞くのとは、
やっぱり違う。
写真も、
まったく違うように見えてくる。
不思議だけど、
そうなんだよなぁ。

終演後の交流会では、
トルコ料理がふるまわれ、
これがまたおいしかった。

写真展なんて、
なかなかできないけど、
もっとたくさん話も聞きたいよな。

そうそう、
出版社の方が、
こんなに無防備と言うか、
オープンに講演で話した松浦さん、初めてだったって言ってくれたそうです。
なんか、
そういうのも、うれしかったりします。

ぜひぜひ!
末永くお付き合いしたいものです。

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クルディスタン

2009-06-19 10:00:08 | 芝居小屋企画
いよいよ明日はブレヒトカフェ。
なんだかんだで忙しくしていて、
ばたばたの準備しております。

前にも日記に書いた、
フォトグラファーでライターの松浦範子さんをお迎えして、
クルディスタンの事をお聞きしたいなぁと思っています。
彼女の本から、
ほんの一部ですが朗読もしたりします。

クルディスタンの事を知ろう、
ということがメインにありますが、
結局この企画を立ち上げたのは、
彼女の文章に魅力を感じたからに他ならない。
こんな文章をかける人に会ってみたい、
動機はそこにあった。
そんな思いで、いてもたってもいられず、
連絡をしてみた、という次第なのです。

打ち合わせを兼ねてお会いして、
ぼくはもちろん、
一緒にあった劇団員はみんな、
ますます彼女に魅了されました。
彼女の写真も、ロビーに40点くらい展示します。
ご興味ある人は、
ぜひ、足をお運びください。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

東京演劇アンサンブル公演 ブレヒトカフェvol.Ⅲ
世界最大のマイノリティー
クルディスタンを訪ねて
フォトグラファー&ライター松浦範子さんをお迎えして

6月20日(土)14時~
ブレヒトの芝居小屋

参加費=1,200円

プログラム
14:00 朗読と講演 (途中休憩あり)
    講演:松浦範子 朗読:東京演劇アンサンブル
16:30 会場交流など
17:00 交流会(要:別途参加費)

※ロビーにてミニ写真展

松浦範子(まつうら のりこ)
千葉県生まれ。武蔵野音楽大学音楽学部卒業。
高校教師、会社員を経て、現在フォトグラファー。
トルコ、イラン、イラク、シリアのクルディスタンを繰り返し訪問し、
新聞、雑誌などで写真と文章を発表するほか、講演活動も行っている。

◆著書
『クルディスタンを訪ねて――トルコに暮らす国なき民』 2003年3月 新泉社刊
『クルド人のまち--イランに暮らす国なき民』 2009年1月 新泉社刊
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ブレヒトカフェⅢ

2009-06-11 01:03:33 | 芝居小屋企画
東京演劇アンサンブル ブレヒト・カフェvol.3
世界最大のマイノリティー
クルディスタンを訪ねて

フォトグラファー&ライター 松浦範子さんをお迎えして

2009年6月20日(土) 14時~ ブレヒトの芝居小屋
入場料1200円

今度のブレヒトカフェは、国を持たない世界最大の民族といわれているクルドの人たちを追いかけて続けている松浦範子さんをお迎えして、写真展と公演を企画しました。
まだまだ日本人の私たちにとっては未知の民族であり、世界でも忘れられてしまっている悲劇の民族です。
知らない世界の事を知りたい。世界で何が起こっているのかを知りたい。
そんな思いと、松浦さんの書く、柔らかい文章に触れたことで実現しました。
この機会にぜひ、一緒に学んだり、交流したりしませんか?

「クルド人は「国を持たない世界最大の民」といわれる三千万人規模の民族です。その居住地域は「クルディスタン」と呼ばれ、トルコ、イラン、イラク、シリアなど複数の国々にまたがっています。そのため各国に分けられた形となったクルド人たちは、マイノリティの立場に置かれ、周辺国の駆け引きに利用されたり、国の厄介者や反逆者のレッテルを貼られたりして、しばしば差別的な扱いや迫害を受けてきました。 そんなクルド人たちを訪ねる私の旅の始まりは、トルコ東端の町で、彼らの隘路を耳にしたことがきっかけでした。歴史に名を残すことのない一人ひとりと向き合い、その小さな声に耳を傾けながら、彼らの素顔を見つめてみたい――。 長い道のりを経て彼の地に辿り着けば、たくさんのクルド人たちが「この土地で起きたことを伝えてほしい」と話しかけてきました。またその一方で、歌や踊りを愛しユーモアを大切にする心や、旅人を篤くもてなす習慣を誇る姿をも存分に見せてくれました。彼らは、世界の人びとに対してこう願っていました。自分たちの本当の姿を知ってもらいたい、と。」
(松浦範子さんHPより)

松浦範子(まつうら のりこ)
千葉県生まれ。武蔵野音楽大学音楽学部卒業。高校教師、会社員を経て、現在フォトグラファー。トルコ、イラン、イラク、シリアのクルディスタンを繰り返し訪問し、新聞、雑誌などで写真と文章を発表するほか、講演活動も行っている。
著書
『クルディスタンを訪ねて――トルコに暮らす国なき民』 2003年3月 新泉社刊
『クルド人のまち--イランに暮らす国なき民』 2009年1月 新泉社刊

ブレヒトカフェへの招待
2006年の都条例の改正に伴い、私たちのいのちの劇場とも言えるブレヒトの芝居小屋を継続して使用することが困難となり、改修工事に踏み切ることにしました。多くの方のご協力のおかげでスタートしましたが、まだ途上段階です。これまで以上に多くの方にこの空間に足を運んでいただきたく、ブレヒトカフェという演劇公演とは違った形の企画を続けています。この機会にぜひ、ブレヒトの芝居小屋まで足をお運びください。
ブレヒトカフェvol.1 第5回FAV連連影展
ブレヒトカフェvol.2 ピーター・バラカン選曲・解説「心がおどる音楽を聴こう!」

プログラム
14:00 朗読
  『クルディスタンを訪ねて』より
15:00 講演 松浦範子さん
16:30 会場交流など
17:00 交流会(要:別途参加費)
ロビーではミニ写真展を行っています。

良かったら、ぜひ、
足をお運びください。
よろしくお願いします。
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クルディスタンを訪ねて

2009-06-02 17:17:26 | 芝居小屋企画
おまたせしました!
いよいよ、ブレヒトカフェvol.3が開催されます。

昨年末より、
ブレヒトの芝居小屋の改修が始まり、
少しずつですが、
公演継続が可能なように、
劇団員の手によって進めてまいりました。
ブレヒトカフェとは、
演劇公演だけでなく、
様々なジャンルの方々との共同企画を通して、
多くの人たちに、ブレヒトの芝居小屋に足を運んでほしいと思い、
企画を始めました。

今回は、
フォトグラファーでライターの松浦範子さんをお迎えして、
講演とミニ写真展を開催いたします。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

始まりは、スープ劇場の会議でした。
一人の劇団員が、
東京新聞の連載にあったクルド人を訪ねてつづられたエッセイを、
声に出して読んでみたい、ということからでした。

筆者であるフォトグラファー松浦範子さんが、
2冊の本を出していることを知り、
早速読んでみました。

『クルディスタンを訪ねて―トルコに暮らす国なき民』
写真

『クルド人のまち―イランに暮らす国なき民』
写真

読んでるうちに、
ものすごくひきこまれてしまい、
会ってみたい、そう思いました。
さっそく松浦さんに連絡をとってみました。

まぁ、それも、
結構無謀な話で、
こちらの自己紹介と、感想を伝え、
何か一緒にそのことを考えることができないだろうか、
という押しつけがましいお願いをしてしまいました。
怖いもの知らずとはこのことだなぁ・・・。
それがなんと、
さっそく、お返事が来たのです!!

あれよあれよと話を進め、
会う約束まで取り付けました!
しかも芝居小屋まで足を運んでくれました。
嬉しい! 嬉しい! 嬉しい!

お会いした松浦さんは、本で読んだように、
ほんとに素敵な人で、
好奇心旺盛で、
クルドの人たちに好かれたことがよくわかる。
彼女の身体を通して、
見たもの、聞いたものを直接聞いてみたい!
そんな思いで、
6月20日に、ブレヒトカフェと称して、
ブレヒトの芝居小屋にて、
ミニ写真展と講演などを企画することにしました!!

ちょっとでも、興味ある人は、
ぜひ、ぜひ、予定してみてください。


国を持たない世界最大の民族クルド人。
彼らの住む土地をクルディスタンと言う。
そこには、
トルコ、イラン、イラク、シリア、
という国が国境を敷いている。

そして、
これまで知ることのできなかった迫害の現実が、
そこにはある。

まだまだ僕らには知らないことがたくさんある。
世界で何が起こっているのか、もっと知りたい。
今度のことも、また、そんな思いからきている。
なかなかその地に行くことは難しいが、
知ること、思いをはせることから、
始めることができるのは、嬉しいことだと思う。

いくつになっても、
好奇心は失いたくない。
だって、
今度の出会いもまた、
ぼくらの元気の源になっている。
知らないことを知ること、
人と出会うことは、
エネルギーになるんだなぁ。

ブレヒトカフェvol.3
6月20日(土)14時~
ブレヒトの芝居小屋
世界最大のマイノリティー・クルディスタンを訪ねて
フォトグラファー&ライター松浦範子さんをお迎えして
参加費:1,200円
終了後、交流会(有料)も予定しています。

劇団まで、直接お申し込みください。
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