東京演劇アンサンブル公演
沖縄ミルクプラントの最后
作 坂手洋二
演出 松下重人
美術 香坂奈奈
音楽 菊池大成
音響 勝見友理(ステージオフィス)
照明 真壁知恵子
歌唱指導 菊池大成
方言指導 宮城康博
ピアノ演奏 菊池大成
衣裳 竹内陽子
宣伝美術 竹内陽子・奥秋圭
映像操作 永濱渉
舞台監督 入江龍太
制作 太田昭
3/9 木 19:00
3/10 金 19:00★◆
3/11 土 14:00
3/12 日 14:00
3/13 月 休演
3/14 火 19:00◆
3/15 水 19:00★
3/16 木 19:00
3/17 金 19:00
3/18 土 14:00
3/19 日 14:00
★=Low Price Day
◆=アフタートーク予定
3/10 19時 宮城康博さん(沖縄の演劇人)
3/11 14時 清水尭さん (高江の地元の方)
3/14 14時 坂手洋二さん (劇作家・演出家/本作の著者)
3/16 19時 馬奈木厳太郎さん (弁護士)
3/17 19時 新垣毅さん (琉球新報記者)
◆会場
ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関駅より徒歩7分)
◆料金
当日=4500円
前売一般=3800 円
前売学生=3000 円
★=Low Price Day 2500 円
全席自由
開場は開演の30分前
入場は整理番号順。
キャスト
田端良顕(たばたりょうけん)・・・竹口範顕
与那嶺常政(よなみねつねまさ)・・雨宮大夢
仲村秀喜(なかむらひでき)・・・・三木元太
城間耕一(しろまこういち)・・・・和田響き
屋良直(やらただし)・・・・・・・熊谷宏平
平安年男(ひらやすとしお)・・・・坂本勇樹
砂川真栄(すながわしんえい)・・・小田勇輔
平良清信(たいらせいしん)・・・・伊藤克
伊佐寛徳(いさひろのり)・・・・・大橋隆一郎
国吉朋子(くによしともこ)・・・・洪美玉
下地末子(しもじすえこ)・・・・・原口久美子
久貝孝子(くがいたかこ)・・・・・冨山小枝
新川葉月(あらかわはづき)・・・・永野愛理
神山文枝(かみやまふみえ)・・・・町田聡子
与那嶺香織(よなみねかおり)・・・正木ひかり
松田(まつだ)・・・・・・・・・・上條珠理
佐久川(さくがわ)・・・・・・・・仙石貴久江
東京演劇アンサンブル×坂手洋二 ふたたび!
1995年…「阪神・淡路大震災」「オウム真理教事件」「住専問題」「村山改造内閣」…「沖縄少女暴行事件」「沖縄県民総決起大会」……
1995年7月。沖縄米軍基地(浦添キャンプキンザー)内にあるミルクプラント工場。
生産部監督の屋良直に引率されて工場見学を終えた新入社員、
仲村秀喜、城間耕一が冷凍庫の大扉から出てくる。
そしてミルクプラントで作られたミルクと市販の生乳を飲み比べる。
このミルクは、米軍沖縄進駐から1996年まで、米軍人と家族および軍属を、
そしてベトナム戦争に行く兵士を支えたミルクだった。
基地の中ではこのミルクプラントだけがアメリカの民間業者の請負契約だったため、
従業員たちは、MLC(米軍基地における日本人従業員の日本政府雇用制度。
米軍のために働いているが「思いやり予算」によって日本政府から給料をもらってきている)
とは別の独自の組合を組織し、労働条件の改善、退職金の確保、契約改定を巡って闘争をしてきた。
そのミルクプラントが閉鎖になる。彼らの最后の闘争が始まる。
仲村秀喜の父、秀意はかつてミルクプラントの冷凍庫担当として働いていたが、
かつての闘争のさなか不慮の事故で亡くなっていた……。
父が闘ったものはものは何なのか? 父が守りたかったものは何なのか?
演出家・坂手洋二と出会った『荷(チム)』(2012年上演 作=鄭福根)から5年、
作家・坂手洋二と東京演劇アンサンブルの再会となる。
沖縄を描くことにこだわり続けてる作家自らが主宰する燐光群の初演(1998年)から20年。
坂手洋二の作品行為をたどり、いま沖縄と向き合い、いま何をつかみ取るか!
◆チケット申込
東京演劇アンサンブル
TEL:03・3920-5232 FAX:03-3920,4433 ticket@tee.co.jp
カンフェティ
助成 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)
協賛 ケンタウルスの会
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