a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

訃報 送る会

2017-01-16 14:19:03 | 東京公演


東京演劇アンサンブルの劇団員である、
樋口祐歌が1月14日(土)16時21分に闘病中だった乳癌により永眠しました。
享年40歳でした。

樋口祐歌さんを送る会 を下記の通り執り行います。
故人の希望通り、明るく、楽しい会で送りたいと思います。


2017年1月21日(土)
17時~
ブレヒトの芝居小屋
参加費 無料
差し入れ歓迎です!

当日は着飾って、楽しく樋口祐歌さんを送れるような服装でお越しください


問い合わせ:東京演劇アンサンブル
03-3920-5232

沖縄ミルクプラントの最后

2017-01-10 16:27:23 | 東京公演
東京演劇アンサンブル公演
沖縄ミルクプラントの最后

作 坂手洋二
演出 松下重人




美術 香坂奈奈
音楽 菊池大成
音響 勝見友理(ステージオフィス)
照明 真壁知恵子
歌唱指導 菊池大成
方言指導 宮城康博
ピアノ演奏 菊池大成
衣裳 竹内陽子
宣伝美術 竹内陽子・奥秋圭
映像操作 永濱渉
舞台監督 入江龍太
制作 太田昭


3/9 木 19:00
3/10 金 19:00★◆
3/11 土 14:00
3/12 日 14:00
3/13 月 休演
3/14 火 19:00◆
3/15 水 19:00★
3/16 木 19:00
3/17 金 19:00
3/18 土 14:00
3/19 日 14:00

★=Low Price Day
◆=アフタートーク予定
3/10 19時 宮城康博さん(沖縄の演劇人)
3/11 14時 清水尭さん (高江の地元の方)
3/14 14時 坂手洋二さん (劇作家・演出家/本作の著者)
3/16 19時 馬奈木厳太郎さん (弁護士)
3/17 19時 新垣毅さん (琉球新報記者)

◆会場
ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関駅より徒歩7分)


◆料金 
当日=4500円
前売一般=3800 円
前売学生=3000 円
★=Low Price Day 2500 円

全席自由
開場は開演の30分前
入場は整理番号順。



キャスト

田端良顕(たばたりょうけん)・・・竹口範顕
与那嶺常政(よなみねつねまさ)・・雨宮大夢
仲村秀喜(なかむらひでき)・・・・三木元太
城間耕一(しろまこういち)・・・・和田響き
屋良直(やらただし)・・・・・・・熊谷宏平
平安年男(ひらやすとしお)・・・・坂本勇樹
砂川真栄(すながわしんえい)・・・小田勇輔
平良清信(たいらせいしん)・・・・伊藤克
伊佐寛徳(いさひろのり)・・・・・大橋隆一郎
国吉朋子(くによしともこ)・・・・洪美玉
下地末子(しもじすえこ)・・・・・原口久美子
久貝孝子(くがいたかこ)・・・・・冨山小枝
新川葉月(あらかわはづき)・・・・永野愛理
神山文枝(かみやまふみえ)・・・・町田聡子
与那嶺香織(よなみねかおり)・・・正木ひかり
松田(まつだ)・・・・・・・・・・上條珠理
佐久川(さくがわ)・・・・・・・・仙石貴久江



東京演劇アンサンブル×坂手洋二 ふたたび!

1995年…「阪神・淡路大震災」「オウム真理教事件」「住専問題」「村山改造内閣」…「沖縄少女暴行事件」「沖縄県民総決起大会」……

1995年7月。沖縄米軍基地(浦添キャンプキンザー)内にあるミルクプラント工場。
生産部監督の屋良直に引率されて工場見学を終えた新入社員、
仲村秀喜、城間耕一が冷凍庫の大扉から出てくる。
そしてミルクプラントで作られたミルクと市販の生乳を飲み比べる。
このミルクは、米軍沖縄進駐から1996年まで、米軍人と家族および軍属を、
そしてベトナム戦争に行く兵士を支えたミルクだった。
基地の中ではこのミルクプラントだけがアメリカの民間業者の請負契約だったため、
従業員たちは、MLC(米軍基地における日本人従業員の日本政府雇用制度。
米軍のために働いているが「思いやり予算」によって日本政府から給料をもらってきている)
とは別の独自の組合を組織し、労働条件の改善、退職金の確保、契約改定を巡って闘争をしてきた。
そのミルクプラントが閉鎖になる。彼らの最后の闘争が始まる。
仲村秀喜の父、秀意はかつてミルクプラントの冷凍庫担当として働いていたが、
かつての闘争のさなか不慮の事故で亡くなっていた……。
父が闘ったものはものは何なのか? 父が守りたかったものは何なのか?

演出家・坂手洋二と出会った『荷(チム)』(2012年上演 作=鄭福根)から5年、
作家・坂手洋二と東京演劇アンサンブルの再会となる。
沖縄を描くことにこだわり続けてる作家自らが主宰する燐光群の初演(1998年)から20年。
坂手洋二の作品行為をたどり、いま沖縄と向き合い、いま何をつかみ取るか!


◆チケット申込
東京演劇アンサンブル
TEL:03・3920-5232 FAX:03-3920,4433 ticket@tee.co.jp
カンフェティ


 

助成 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)


協賛 ケンタウルスの会

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2017年、公演レパートリー

2017-01-06 17:50:54 | 東京公演
みなさま、
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

劇団は昨日の顔合わせに続き、
早速今日から、
『沖縄ミルクプラントの最后』(作=坂手洋二 演出=松下重人)
の稽古がスタートしました。
音楽の菊池大成さんと、
衣裳&宣伝美術の竹内陽子さんも参加しての年始めです。
これから、いろいろ学びながら、
作品と向き合っていくこととなります。



さて、
遅ればせながら、
2017年の公演レパートリーをお知らせします。
まだ予定は未定の部分はありますが、
下記のようなラインナップになります。


【ブレヒトの芝居小屋公演】

2017年3月9日~19日
沖縄ミルクプラントの最后
作=坂手洋二 演出=松下重人

2017年6月
浜下り外伝/目取真俊作品リーディング
作=宮城康博 演出=三由寛子/作=目取真俊

2017年9月
泥棒たち
作=デーア・ローア 訳=三輪玲子 演出=公家義徳

2017年12月
第35回クリスマス公演
銀河鉄道の夜
作=宮沢賢治 脚本・演出=広渡常敏 演出補=入江洋佑

2018年3月
ビーダーマンと放火魔たち
作=マックス・フリッシュ 訳=松鵜功記 演出=小森明子


【旅公演】

銀河鉄道の夜
作=宮沢賢治 脚本・演出=広渡常敏 音楽=林光

音楽劇 消えた海賊
作=広渡常敏 演出=公家義徳 音楽=林光

音楽劇 はらっぱのおはなし
作=松居スーザン 脚本=篠原久美子 演出=関根信一 音楽=菊池大成


前半は、沖縄を考える、公演が続きます。
そして、9月本公演は、ドイツ現代作家のデーア・ローアの戯曲に再び挑戦します。

2017年の東京演劇アンサンブルの疾走を、お見逃しなく!!