a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

OKINAWA from Brecht Raum 『沖縄ミルクラントの最后』稽古場より 7

2017-02-28 21:29:06 | 東京公演
神山文枝(かみやま・ふみえ)・・・・町田聡子(まちだ・さとこ)




神山
「あちゃーやー(また明日)。」


町田聡子が演じるのは神山文枝。
1960年生まれの35才位。
沖縄本島ではない島の出身。

町田自身は転勤族で自分には故郷がない、と感じているため、土着性に対する憬れがあった。
今回はウチナーグチが沢山出てくる。
自分で口にすると、それが体感にそぐう、気持ちのほぐれる言葉だと実感する。

この「あちゃーやー」を言う時、
当たり前に「また明日」が来る、会える、ということが途切れる時が来るのだということを思う。
若くして亡くなった親友のこと、
帰ると約束してベトナムに赴いた海兵のこと、
閉鎖されるミルクプラントのこと…。
明日を信じて生きられること、「明日ね」と声をかけられる仲間がいることがどんなに大切なことかを痛切に感じる。


そんなあたたかいウチナーグチ飛び交う切ない舞台。

沖縄ミルクプラントの最后
2017/03-09-19
ブレヒトの芝居小屋


by Komori

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東京演劇アンサンブル公演
沖縄ミルクプラントの最后

作 坂手洋二
演出 松下重人



美術 香坂奈奈
音楽 菊池大成
音響 勝見友理(ステージオフィス)
照明 真壁知恵子
歌唱指導 菊池大成
方言指導 宮城康博
ピアノ演奏 菊池大成
衣裳 竹内陽子
宣伝美術 竹内陽子・奥秋圭
映像操作 永濱渉
舞台監督 入江龍太
制作 太田昭

3/9  木 19:00
3/10 金 19:00★◆
3/11 土 14:00◆
3/12 日 14:00
3/13 月 休演
3/14 火 19:00◆
3/15 水 19:00★
3/16 木 19:00◆
3/17 金 19:00
3/18 土 14:00
3/19 日 14:00
★=Low Price Day
◆=アフタートーク予定
3/10 宮城康博さん(方言指導)
3/11 清水暁さん(「ヘリパッドいらない」住民の会)
3/14 坂手洋二さん(劇作家・演出家)
3/16 馬奈木厳太郎さん(「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟弁護団)
3/17 新垣毅さん(琉球新報社東京支社報道部長) 


◆会場
ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関駅より徒歩7分)

◆料金 
当日=4500円
前売一般=3800 円
前売学生=3000 円
★=Low Price Day 2500 円

全席自由
開場は開演の30分前
入場は整理番号順。

キャスト
田端良顕(たばたりょうけん)・・・竹口範顕
与那嶺常政(よなみねつねまさ)・・雨宮大夢
仲村秀喜(なかむらひでき)・・・・三木元太
城間耕一(しろまこういち)・・・・和田響き
屋良直(やらただし)・・・・・・・熊谷宏平
平安年男(ひらやすとしお)・・・・坂本勇樹
砂川真栄(すながわしんえい)・・・小田勇輔
平良清信(たいらせいしん)・・・・伊藤克
伊佐寛徳(いさひろのり)・・・・・大橋隆一郎
国吉朋子(くによしともこ)・・・・洪美玉
下地末子(しもじすえこ)・・・・・原口久美子
久貝孝子(くがいたかこ)・・・・・冨山小枝
新川葉月(あらかわはづき)・・・・永野愛理
神山文枝(かみやまふみえ)・・・・町田聡子
与那嶺香織(よなみねかおり)・・・正木ひかり
松田(まつだ)・・・・・・・・・・上條珠理
佐久川(さくがわ)・・・・・・・・仙石貴久江

◆チケット申込
東京演劇アンサンブル
TEL:03・3920-5232 FAX:03-3920,4433 ticket@tee.co.jp
カンフェティ

OKINAWA from Brecht Raum 『沖縄ミルクラントの最后』稽古場より 6

2017-02-27 19:53:15 | 東京公演
仲村秀喜(なかむら・ひでき)・・・・三木元太(みき・げんた)




仲村 
「俺たちはミルクを、兵隊は自分のからだを補給していた。それだけだ。」


三木元太演じる仲村秀喜はこの舞台の主人公。
1966年生まれ29才。

1995年、定年離職者の補充として仲村、城間が入社するところからこの話は始まる。
仲村の父は元従業員だが、70年の大量解雇反対闘争のさなか、謎の死を遂げていた。
以来仲村は東京暮らし。
その仲村が父の日記に導かれるように戻ってきた。

三木は、与那嶺に冗談交じりで「シマナイチャー(半分は沖縄の人ではない人)」と言われるシーンは、
自分が〝沖縄〟から「ヤマトだろ」とはね返される感覚と似て、
どうしようもない心持ちになる、と言う。

ヤマトの自分がウチナンチューの芝居をどう演るのか?
だが、そのシマナイチャーがウチナンチューの父のマブヤーグミ
(鎮魂するために魂を呼び起こす)をするために沖縄に戻ったのだ。
それと同様に、沖縄戦、ベトナム戦争、70年の闘争、
現在の高江・辺野古で起きていることへの怒り、悲しみを、
この東京で揺り起こすことがこの芝居に取り組むことなんだと思う、と語る。
〝それだけだ〟


by Komori

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東京演劇アンサンブル公演
沖縄ミルクプラントの最后

作 坂手洋二
演出 松下重人



美術 香坂奈奈
音楽 菊池大成
音響 勝見友理(ステージオフィス)
照明 真壁知恵子
歌唱指導 菊池大成
方言指導 宮城康博
ピアノ演奏 菊池大成
衣裳 竹内陽子
宣伝美術 竹内陽子・奥秋圭
映像操作 永濱渉
舞台監督 入江龍太
制作 太田昭

3/9  木 19:00
3/10 金 19:00★◆
3/11 土 14:00◆
3/12 日 14:00
3/13 月 休演
3/14 火 19:00◆
3/15 水 19:00★
3/16 木 19:00◆
3/17 金 19:00
3/18 土 14:00
3/19 日 14:00
★=Low Price Day
◆=アフタートーク予定
3/10宮城康博さん(方言指導)
3/11清水暁さん(「ヘリパッドいらない」住民の会)
3/14坂手洋二さん(劇作家・演出家)
3/16馬奈木厳太郎さん(「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟弁護団) 


◆会場
ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関駅より徒歩7分)

◆料金 
当日=4500円
前売一般=3800 円
前売学生=3000 円
★=Low Price Day 2500 円

全席自由
開場は開演の30分前
入場は整理番号順。

キャスト
田端良顕(たばたりょうけん)・・・竹口範顕
与那嶺常政(よなみねつねまさ)・・雨宮大夢
仲村秀喜(なかむらひでき)・・・・三木元太
城間耕一(しろまこういち)・・・・和田響き
屋良直(やらただし)・・・・・・・熊谷宏平
平安年男(ひらやすとしお)・・・・坂本勇樹
砂川真栄(すながわしんえい)・・・小田勇輔
平良清信(たいらせいしん)・・・・伊藤克
伊佐寛徳(いさひろのり)・・・・・大橋隆一郎
国吉朋子(くによしともこ)・・・・洪美玉
下地末子(しもじすえこ)・・・・・原口久美子
久貝孝子(くがいたかこ)・・・・・冨山小枝
新川葉月(あらかわはづき)・・・・永野愛理
神山文枝(かみやまふみえ)・・・・町田聡子
与那嶺香織(よなみねかおり)・・・正木ひかり
松田(まつだ)・・・・・・・・・・上條珠理
佐久川(さくがわ)・・・・・・・・仙石貴久江

◆チケット申込
東京演劇アンサンブル
TEL:03・3920-5232 FAX:03-3920,4433 ticket@tee.co.jp
カンフェティ

OKINAWA from Brecht Raum 『沖縄ミルクラントの最后』稽古場より 5

2017-02-26 17:15:23 | 東京公演
城間耕一(しろまこういち)・・・・和田響き



ミルクプラント出演者紹介 04

城間
でもやっぱりヘンだと思うんです。
せっかく手に入れた仕事なのに、自分で職場をなくそうと運動するなんて……。

和田響き演じる城間耕一は、1972年生まれの復帰っ子、24才。
基地で働きながら米軍の駐留に反対している組合に、疑問を持っているのだ。
生まれた時に当たり前にあった基地、
その基地で働きたくて2年で15回も受けて、
やっとミルクプラントにたどり着いた城間の価値観をよく映し出しているから、
と響きはこのセリフを選んだ。

城間の価値観は、この舞台の進行の過程で徐々に変わって行く。
和田響きは城間と同じ24才。劇団に入って6年。
響きも、劇団の舞台や仕事、
出会いを通して価値観がずいぶん変わってきたと言う。

沖縄の米軍基地内にあるミルクプラントの組合――城間はどのようにこの場所に存在するのか?
世代間のギャップを抱えつつ、
先輩たちの人間性に惹かれ、
変わっていく城間への挑戦がつづく。



沖縄ミルクプラントの最后
2017/03/09-19
ブレヒトの芝居小屋

by Komori

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東京演劇アンサンブル公演
沖縄ミルクプラントの最后

作 坂手洋二
演出 松下重人



美術 香坂奈奈
音楽 菊池大成
音響 勝見友理(ステージオフィス)
照明 真壁知恵子
歌唱指導 菊池大成
方言指導 宮城康博
ピアノ演奏 菊池大成
衣裳 竹内陽子
宣伝美術 竹内陽子・奥秋圭
映像操作 永濱渉
舞台監督 入江龍太
制作 太田昭

3/9 木 19:00
3/10 金 19:00★◆
3/11 土 14:00◆
3/12 日 14:00
3/13 月 休演
3/14 火 19:00◆
3/15 水 19:00★
3/16 木 19:00◆
3/17 金 19:00
3/18 土 14:00
3/19 日 14:00
★=Low Price Day
◆=アフタートーク予定
3/10宮城康博さん(方言指導)
3/11清水暁さん(「ヘリパッドいらない」住民の会)
3/14坂手洋二さん(劇作家・演出家)
3/16馬奈木厳太郎さん(「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟弁護団) 


◆会場
ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関駅より徒歩7分)

◆料金 
当日=4500円
前売一般=3800 円
前売学生=3000 円
★=Low Price Day 2500 円

全席自由
開場は開演の30分前
入場は整理番号順。

キャスト
田端良顕(たばたりょうけん)・・・竹口範顕
与那嶺常政(よなみねつねまさ)・・雨宮大夢
仲村秀喜(なかむらひでき)・・・・三木元太
城間耕一(しろまこういち)・・・・和田響き
屋良直(やらただし)・・・・・・・熊谷宏平
平安年男(ひらやすとしお)・・・・坂本勇樹
砂川真栄(すながわしんえい)・・・小田勇輔
平良清信(たいらせいしん)・・・・伊藤克
伊佐寛徳(いさひろのり)・・・・・大橋隆一郎
国吉朋子(くによしともこ)・・・・洪美玉
下地末子(しもじすえこ)・・・・・原口久美子
久貝孝子(くがいたかこ)・・・・・冨山小枝
新川葉月(あらかわはづき)・・・・永野愛理
神山文枝(かみやまふみえ)・・・・町田聡子
与那嶺香織(よなみねかおり)・・・正木ひかり
松田(まつだ)・・・・・・・・・・上條珠理
佐久川(さくがわ)・・・・・・・・仙石貴久江

◆チケット申込
東京演劇アンサンブル
TEL:03・3920-5232 FAX:03-3920,4433 ticket@tee.co.jp
カンフェティ

OKINAWA from Brecht Raum 『沖縄ミルクラントの最后』稽古場より 4

2017-02-25 11:19:18 | 東京公演
田端良顕(たばた・りょうけん)・・・竹口範顕(たけぐち・のりあき)




ミルクプラント出演者紹介 02


田端
君は東南アジアの国と戦争をしたいですか。

竹口範顕演じる田端良顕は1937-8年生まれの58-9才。
沖縄戦をこどもの頃に体験し、占領支配も知り、
1955年頃入社、61年の組合起ち上げの頃25才位、
復帰の72年には34才位、現在組合執行部委員長。すべてを見てきた人だ。

その田端だからこそ言えるセリフの数々に試行錯誤するのがたいへんであり楽しみでもあると語る竹口。
従業員55人の小さな職場はアットホームだが、世代は様々であり、
みんなに同じような熱があるわけでもないであろう組合を支えた。

アメリカの民間会社の契約社員から、
日本政府雇用の基地労働者への移行を最後に勝ち取ったが、
職場はなくなった。
苦渋を噛みしめつつ、闘った委員長。
その田端が若い新入りに語る一言「君は東南アジアの国と戦争をしたいですか。」


by Komori

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東京演劇アンサンブル公演
沖縄ミルクプラントの最后

作 坂手洋二
演出 松下重人



美術 香坂奈奈
音楽 菊池大成
音響 勝見友理(ステージオフィス)
照明 真壁知恵子
歌唱指導 菊池大成
方言指導 宮城康博
ピアノ演奏 菊池大成
衣裳 竹内陽子
宣伝美術 竹内陽子・奥秋圭
映像操作 永濱渉
舞台監督 入江龍太
制作 太田昭

3/9 木 19:00
3/10 金 19:00★◆
3/11 土 14:00◆
3/12 日 14:00
3/13 月 休演
3/14 火 19:00◆
3/15 水 19:00★
3/16 木 19:00◆
3/17 金 19:00
3/18 土 14:00
3/19 日 14:00
★=Low Price Day
◆=アフタートーク予定
3/10宮城康博さん(方言指導)
3/11清水暁さん(「ヘリパッドいらない」住民の会)
3/14坂手洋二さん(劇作家・演出家)
3/16馬奈木厳太郎さん(「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟弁護団) 


◆会場
ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関駅より徒歩7分)

◆料金 
当日=4500円
前売一般=3800 円
前売学生=3000 円
★=Low Price Day 2500 円

全席自由
開場は開演の30分前
入場は整理番号順。

キャスト
田端良顕(たばたりょうけん)・・・竹口範顕
与那嶺常政(よなみねつねまさ)・・雨宮大夢
仲村秀喜(なかむらひでき)・・・・三木元太
城間耕一(しろまこういち)・・・・和田響き
屋良直(やらただし)・・・・・・・熊谷宏平
平安年男(ひらやすとしお)・・・・坂本勇樹
砂川真栄(すながわしんえい)・・・小田勇輔
平良清信(たいらせいしん)・・・・伊藤克
伊佐寛徳(いさひろのり)・・・・・大橋隆一郎
国吉朋子(くによしともこ)・・・・洪美玉
下地末子(しもじすえこ)・・・・・原口久美子
久貝孝子(くがいたかこ)・・・・・冨山小枝
新川葉月(あらかわはづき)・・・・永野愛理
神山文枝(かみやまふみえ)・・・・町田聡子
与那嶺香織(よなみねかおり)・・・正木ひかり
松田(まつだ)・・・・・・・・・・上條珠理
佐久川(さくがわ)・・・・・・・・仙石貴久江

◆チケット申込
東京演劇アンサンブル
TEL:03・3920-5232 FAX:03-3920,4433 ticket@tee.co.jp
カンフェティ

OKINAWA from Brecht Raum 『沖縄ミルクラントの最后』稽古場より 3

2017-02-24 01:23:41 | 東京公演
与那嶺常政(よなみね・つねまさ)・・・雨宮大夢(あめみや・ひろむ)




ミルクプラント出演者紹介 02

与那嶺
先輩たちが組合結成したのは、俺たちの年頃さ。
ずっと監視されながら働いて、高等弁務官の気紛れでクビ切られる時代に組合作ったのよ。
……俺たちの代で潰すわけにはいかないさー。


雨宮大夢演じる与那嶺常政は、大夢曰く、
1964年生まれ31歳(あたしと同い年だ!!)、組合の青年部部長。
結構深刻な問題も笑い飛ばすユーモアの持ち主で、若い人たちからの信頼も篤い。

「初めからあるもの(基地)に反対しても始まらないって気もするさ」という世代の感覚もありつつ、
組合委員長の田端たちの姿に影響を受けて、ここに至るまでに変わってきたのだな、ということがよくわかる人物。

冗談めかして本気だったりするこの役柄が、最大の魅力であり、
役者としては最大の難関、と語る。
まあ、にぎやかな大夢らしい与那嶺を、観にいらしてください!!


by Komori

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東京演劇アンサンブル公演
沖縄ミルクプラントの最后

作 坂手洋二
演出 松下重人



美術 香坂奈奈
音楽 菊池大成
音響 勝見友理(ステージオフィス)
照明 真壁知恵子
歌唱指導 菊池大成
方言指導 宮城康博
ピアノ演奏 菊池大成
衣裳 竹内陽子
宣伝美術 竹内陽子・奥秋圭
映像操作 永濱渉
舞台監督 入江龍太
制作 太田昭

3/9 木 19:00
3/10 金 19:00★◆
3/11 土 14:00◆
3/12 日 14:00
3/13 月 休演
3/14 火 19:00◆
3/15 水 19:00★
3/16 木 19:00
3/17 金 19:00
3/18 土 14:00
3/19 日 14:00
★=Low Price Day
◆=アフタートーク予定
3/10宮城康博さん(方言指導)
3/11清水暁さん
3/14坂手洋二さん(劇作家・演出家)

◆会場
ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関駅より徒歩7分)

◆料金 
当日=4500円
前売一般=3800 円
前売学生=3000 円
★=Low Price Day 2500 円

全席自由
開場は開演の30分前
入場は整理番号順。

キャスト
田端良顕(たばたりょうけん)・・・竹口範顕
与那嶺常政(よなみねつねまさ)・・雨宮大夢
仲村秀喜(なかむらひでき)・・・・三木元太
城間耕一(しろまこういち)・・・・和田響き
屋良直(やらただし)・・・・・・・熊谷宏平
平安年男(ひらやすとしお)・・・・坂本勇樹
砂川真栄(すながわしんえい)・・・小田勇輔
平良清信(たいらせいしん)・・・・伊藤克
伊佐寛徳(いさひろのり)・・・・・大橋隆一郎
国吉朋子(くによしともこ)・・・・洪美玉
下地末子(しもじすえこ)・・・・・原口久美子
久貝孝子(くがいたかこ)・・・・・冨山小枝
新川葉月(あらかわはづき)・・・・永野愛理
神山文枝(かみやまふみえ)・・・・町田聡子
与那嶺香織(よなみねかおり)・・・正木ひかり
松田(まつだ)・・・・・・・・・・上條珠理
佐久川(さくがわ)・・・・・・・・仙石貴久江

◆チケット申込
東京演劇アンサンブル
TEL:03・3920-5232 FAX:03-3920,4433 ticket@tee.co.jp
カンフェティ

OKINAWA from Brecht Raum 『沖縄ミルクプラントの最后』稽古場より 2

2017-02-22 23:25:04 | 東京公演
国吉朋子(くによし・ともこ)・・・・洪美玉(ほん・みお)




ミルクプラント出演者紹介 01


田端
ミルクの閉鎖闘争は、これから起きるであろう基地の整理・縮小に伴う、ワッター全員の雇用にかかわる闘いの、前哨戦でした。

国吉
解雇、再雇用闘争のひな型になるということ。


洪美玉演じる国吉朋子は、戦中の1943年生まれ。
復帰のずっと前、1961年に18歳でミルクプラント入社。
以来30年以上この職場で働き、組合で闘いつづけてきた。
逞しさとしたたかさを持ったお姉さま。
舞台では52歳位。
(現在なら74歳…関係ないけど関係ある‼)

ミオが、一番好きで国吉らしいセリフと選んだのが上記の部分。
米軍、いやアメリカと日本政府の首根っこ捕まえて沖縄を、
基地の労働者を正視させる闘いはこれからも続く闘いの最初の一歩だ、と。
ひとつひとつのセリフに、その背景の大きさと、
その実感と自分自身の距離を感じつつ、稽古に取り組む日々。


by Komori

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東京演劇アンサンブル公演
沖縄ミルクプラントの最后

作 坂手洋二
演出 松下重人



美術 香坂奈奈
音楽 菊池大成
音響 勝見友理(ステージオフィス)
照明 真壁知恵子
歌唱指導 菊池大成
方言指導 宮城康博
ピアノ演奏 菊池大成
衣裳 竹内陽子
宣伝美術 竹内陽子・奥秋圭
映像操作 永濱渉
舞台監督 入江龍太
制作 太田昭

3/9 木 19:00
3/10 金 19:00★◆
3/11 土 14:00◆
3/12 日 14:00
3/13 月 休演
3/14 火 19:00◆
3/15 水 19:00★
3/16 木 19:00
3/17 金 19:00
3/18 土 14:00
3/19 日 14:00
★=Low Price Day
◆=アフタートーク予定
3/10宮城康博さん(方言指導)
3/11清水暁さん
3/14坂手洋二さん(劇作家・演出家)

◆会場
ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関駅より徒歩7分)

◆料金 
当日=4500円
前売一般=3800 円
前売学生=3000 円
★=Low Price Day 2500 円

全席自由
開場は開演の30分前
入場は整理番号順。

キャスト
田端良顕(たばたりょうけん)・・・竹口範顕
与那嶺常政(よなみねつねまさ)・・雨宮大夢
仲村秀喜(なかむらひでき)・・・・三木元太
城間耕一(しろまこういち)・・・・和田響き
屋良直(やらただし)・・・・・・・熊谷宏平
平安年男(ひらやすとしお)・・・・坂本勇樹
砂川真栄(すながわしんえい)・・・小田勇輔
平良清信(たいらせいしん)・・・・伊藤克
伊佐寛徳(いさひろのり)・・・・・大橋隆一郎
国吉朋子(くによしともこ)・・・・洪美玉
下地末子(しもじすえこ)・・・・・原口久美子
久貝孝子(くがいたかこ)・・・・・冨山小枝
新川葉月(あらかわはづき)・・・・永野愛理
神山文枝(かみやまふみえ)・・・・町田聡子
与那嶺香織(よなみねかおり)・・・正木ひかり
松田(まつだ)・・・・・・・・・・上條珠理
佐久川(さくがわ)・・・・・・・・仙石貴久江

◆チケット申込
東京演劇アンサンブル
TEL:03・3920-5232 FAX:03-3920,4433 ticket@tee.co.jp
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OKINAWA from Brecht Raum 『沖縄ミルクプラントの最后』稽古場より 1

2017-02-16 02:42:18 | 東京公演
更新が遅くなりました。
『沖縄ミルクプラントの最后』
稽古は日々進んでおります。



先月、稽古場では、
方言指導の宮城康博さんをお招きして、
学習会を行いました。

宮城さんからは、
今回の上演における言語についての狙いをお聞きするとともに、
沖縄の現状について、
丁寧にお話しいただきました。

1609年薩摩の侵攻から始まり、
多岐に及ぶお話しでした。
永い時間、
沖縄がさらされてきた差別。
宮城さんの語り口からは、
ウチナ―グチ独特のイントネーションと、
(あ、これ、一括りにしちゃいけないんだけど…)
ドライな距離感を持とうとしつつ、
垣間見える沖縄の叫びが印象的でした。

いま、
沖縄で起こっていることは、
すべてこの国のどこででも起こりうることであり、
また、麻痺させるために、
あきらめさせるために、
何度も、何度も、
まるで生贄のように沖縄を差し出すこの国の施政者たち。

坂手さんの書いた沖縄は、
そこに生きる人たちが、
とても立体的に描かれている。
様々な矛盾にさらされながらも、
それぞれがもがき、地に足をつけて生きようとしている。

どうぞ、
出演者たちのもがきを見ていただければと思います。




ちなみに宮城さんは元東京演劇アンサンブルの劇団員。
沖縄県名護市出身で、1992年に沖縄に戻ります。
その後はやんばる地方で行政の地域計画策定等に携わ。
普天間基地の名護移設を受けて設立された、
ヘリ基地反対協議会の代表となる。
名護市議会議員を3期8年つとめる。
写真が、学習会よりも、
交流会のほうが多いのも、
宮城さんらしいかなと思いまして…。





宮城さんの学習会の様子は、
会場で販売するパンフレットに掲載されます。
また、
3/10(金)公演終了後にアフタートークン登場します。
そちらもぜひご期待ください。

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東京演劇アンサンブル公演
沖縄ミルクプラントの最后

作 坂手洋二
演出 松下重人



美術 香坂奈奈
音楽 菊池大成
音響 勝見友理(ステージオフィス)
照明 真壁知恵子
歌唱指導 菊池大成
方言指導 宮城康博
ピアノ演奏 菊池大成
衣裳 竹内陽子
宣伝美術 竹内陽子・奥秋圭
映像操作 永濱渉
舞台監督 入江龍太
制作 太田昭


3/9 木 19:00
3/10 金 19:00★◆
3/11 土 14:00◆
3/12 日 14:00
3/13 月 休演
3/14 火 19:00◆
3/15 水 19:00★
3/16 木 19:00
3/17 金 19:00
3/18 土 14:00
3/19 日 14:00
★=Low Price Day
◆=アフタートーク予定
3/10宮城康博さん(方言指導)
3/11清水暁さん
3/14坂手洋二さん(劇作家・演出家)

◆会場
ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関駅より徒歩7分)

◆料金 
当日=4500円
前売一般=3800 円
前売学生=3000 円
★=Low Price Day 2500 円

全席自由
開場は開演の30分前
入場は整理番号順。

キャスト
田端良顕(たばたりょうけん)・・・竹口範顕
与那嶺常政(よなみねつねまさ)・・雨宮大夢
仲村秀喜(なかむらひでき)・・・・三木元太
城間耕一(しろまこういち)・・・・和田響き
屋良直(やらただし)・・・・・・・熊谷宏平
平安年男(ひらやすとしお)・・・・坂本勇樹
砂川真栄(すながわしんえい)・・・小田勇輔
平良清信(たいらせいしん)・・・・伊藤克
伊佐寛徳(いさひろのり)・・・・・大橋隆一郎
国吉朋子(くによしともこ)・・・・洪美玉
下地末子(しもじすえこ)・・・・・原口久美子
久貝孝子(くがいたかこ)・・・・・冨山小枝
新川葉月(あらかわはづき)・・・・永野愛理
神山文枝(かみやまふみえ)・・・・町田聡子
与那嶺香織(よなみねかおり)・・・正木ひかり
松田(まつだ)・・・・・・・・・・上條珠理
佐久川(さくがわ)・・・・・・・・仙石貴久江

◆チケット申込
東京演劇アンサンブル
TEL:03・3920-5232 FAX:03-3920,4433 ticket@tee.co.jp
カンフェティ


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映画上映会のおしらせ from 『沖縄ミルクプラントの最后』上映会

2017-02-07 15:28:40 | 芝居小屋企画


2017年2月11日(土)
16時~

『いのちの森 高江』 謝名元慶福監督
『高江 森が泣いている』 藤本幸久監督

会場 ブレヒトの芝居小屋

参加費 1000円 ※交流会参加の場合別途500円

申し込み 03-3920-5232


東京演劇アンサンブルの3月公演『沖縄ミルクプラントの最后』は、
坂手洋二さんが多くの取材により描いた、
1995年から1996年の沖縄米軍基地内のミルクプラントが舞台となっています。
米軍基地で働きながら、基地に反対し続けた人々が描かれています。

稽古場では日々沖縄の歴史を学び、いまの沖縄を学びながら、
その差別と苦難を思い知らされながら、
作家の作品行為に近づこうとしています。

その沖縄のいまを知る一つの取り組みとして、
2つのドキュメンタリー映画を上演することを企画しました。
劇団と一緒に鑑賞して、交流してみませんか?

ご来場、お待ちしております。


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東京演劇アンサンブル公演
沖縄ミルクプラントの最后
作 坂手洋二
演出 松下重人





舞台美術 香坂奈奈
音楽 菊池大成
音響 勝見友理(ステージオフィス)
照明 真壁知恵子
衣裳 竹内陽子
宣伝美術 竹内陽子・奥秋圭
方言指導 宮城康博
合唱指導 菊池大成
映像操作 永濱渉
舞台監督 入江龍太
制作 太田昭

キャスト
田端良顕=竹口範顕
与那嶺常政=雨宮大夢
仲村秀喜=三木元太
城間耕一=和田響き
屋良直=熊谷宏平
平安年男=坂本勇樹
砂川真栄=小田勇輔
平良清信=伊藤克
伊佐寛徳=大橋隆一郎
国吉朋子=洪美玉
下地末子=原口久美子
久貝孝子=冨山小枝
新川葉月=永野愛理
神山文枝=町田聡子
与那嶺香織=正木ひかり
松田=上條珠理
佐久川=仙石貴久江

ピアノ演奏=菊池大成


東京演劇アンサンブル×坂手洋二 ふたたび!

1995年…「阪神・淡路大震災」「オウム真理教事件」「住専問題」「村山改造内閣」・・・
「沖縄少女暴行事件」「沖縄県民総決起集会」
1995年7月。沖縄米軍基地(浦添キャンプキンザー)内にあるミルクプラントエ場。
生産部監督の屋良直に引率されて工場見学を終えた新入社員、仲村秀喜、城間耕一が冷凍庫の大扉から出てくる。
そしてミルクプラントで作られたミルクと市販の生乳を飲み比べる。
このミルクは、米軍沖縄進駐から1996年まで、米軍人と家族および軍属を、
そしてベトナム戦争に行く兵士を支えたミルクだった。
基地の中ではこのミルクプラントだけがアメリカの民間企業の請負契約だったため、
従業員たちは、MLC(米軍基地における日本人従業員の日本政府雇用制度。
米軍のために働いているが「思いやり予算」によって日本政府から給料をもらっている)
とは別の独自の組合を組織し、労働条件の改善、退職金の確保、契約改定をめぐって闘争をしてきた。
そのミルクプラントが閉鎖になる。
彼らの最后の闘争が始まる。
仲村秀喜の父、秀意はかつてミルクプラントの冷凍庫担当として働いていたが、
かつての闘争のさなか不慮の事故で亡くなっていた……。
父が闘ったものは何なのか?
父が守りたかったものは何なのか ?
作家の作品行為をたどり、
いま沖縄と向き合い、
いま何をつかみ取るか!


助成 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)
協賛 ケンタウルスの会


公演日程
2017年
3月9日(木)19時
3月10日(金)19時★※
3月11日(土)14時
3月12日(日)14時
3月13日(月)休演
3月14日(火)19時※
3月15日(水)19時★
3月16日(木)19時
3月17日(金)19時
3月18日(土)14時
3月19日(日)14時
★=Low Price Day
※=アフタートーク(予定)
10日宮城康博さん
14日坂手洋二さん
ほかアフタートーク準備中。
詳細は決定次第ブログまたはfacebookにてお知らせします。

会場:ブレヒトの芝居小屋
西武新宿線「武蔵関」駅北口より徒歩6分

料金
前売一般3800 円 前売学生3000 円
当日4500円
★=Low Price Day 2500 円
全席自由
開場は開演の30 分前
入場は整理番号順。

チケット申込
東京演劇アンサンブル
TEL:03・3920-5232 FAX:03-3920,4433 ticket@tee.co.jp
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