a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

最後の審判の日、まで……vol.8

2016-03-14 17:45:50 | 東京公演


『最後の審判の日』
ヨーロッパでは人気のホルヴァート作品。
日本ではあまり上演されてこなかったホルヴァートの日本初演作品です。
お見逃しなく!!



長久真実子さんのチェンバロの生演奏と
島猛さんの音響効果が
ブレヒトの芝居小屋に不穏さと愛を奏でます。

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『最後の審判の日』全7場


第1場 小さな駅

第2場 二つの列車が正面衝突した線路土手で
 
 ♪野蛮人 J.P.ラモー

第3場 ホテル兼飲食店「野蛮人」にて
 ♪小プレリュード J.S.バッハ
 ♪メリーウィドウ・ワルツ F.レハール
 ♪赤いスイートピー 松本隆/呉田軽穂

 ♪しばしの間の音楽 H.パーセル



第4場 鉄橋のたもとで
 ♪ゴールドベルク変奏曲 J.S.バッハ

 ♪雪を投つけるアンナ M.ラベル

第5場 ホテル兼飲食店「野蛮人」にて

第6場 ドラッグストアにて
 ♪ガヴォット J.S.バッハ
 ♪メヌエット G.F.ヘンデル

 ♪プレリュード・ノン・ムジュレ L.クープラン

第7場 かつて両列車が正面衝突した線路土手で
 ♪ゴールドベルク変奏曲 J.S.バッハ
 ♪イタリアングラウンドによるディヴィジョン R.カー

♪チェンバロ演奏 長久真実子

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 3/15火19時
 3/16水14時 アフタートーク長久真実子→残席わずか
 3/17木19時 アフタートーク岡真理
 3/18金19時
 3/19土14時
 3/20日14時
 3/21月休14時



webチケットは前日まで予約可能です。
下記よりどうぞ。
TEE-Ticket Web



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『最後の審判の日』公演情報

2016.3.9-21
Brecht Raum
TEE-Ticket Web

最後の審判の日、まで……vol.7

2016-03-09 13:30:58 | 東京公演


公家演出では、
『忘却のキス』 クロマチックアコーディオン=かとうかなこさん
『無実』 アイリッシュハープ=坂上真清さん
と、生演奏での上演が続いていました。

そして、今回は、
チェンバロ。
長久真実子さんです。



ルネッサンス、バロック音楽の象徴ともいえるもので、
その音色は中世を思わせる。
……思わせる、って、もちろんそのころ生きていたわけではないので、
イメージ、なのですが、
このイメージは、多くの人が共有しているものではないかと思います。

舞台は、それほど古い時代の話ではないのですが、
何とも時間を飛んでいける気分にさせてくれます。

上演中このチェンバロは……のですが、
そんな演出家の突拍子もない要求も、
おもしろがって弾いてくれています。

舞台上に自然に溶け込み、
劇団員と違和感なく稽古場てくれています。
そんな長久さんのアフタートークは16日の公演終了後。
おそらく、チェンバロも弾いたりしてくれるのでは?
と期待しています。



あ、それと、
長久さんのお嬢様・木葉ちゃんも出演してくれています。
そちらもご注目をー。
(3月10日・16日・18日・20日の公演になります)



本日公演初日。
当日券は、18時より。
18時半開場。
19時開演。
当日券ございます。
みなさまのご来場をお待ちしております。

webチケットは前日まで予約可能です。
下記よりどうぞ。
TEE-Ticket Web



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『最後の審判の日』公演情報

2016.3.9-21
Brecht Raum
TEE-Ticket Web

最後の審判の日、まで……vol.6

2016-03-08 10:56:42 | 東京公演
東京演劇アンサンブル公演
『最後の審判の日』
いよいよ明日が初日です。



稽古場は、最後の最後まで粘り、
照明も入り、
大道具も小道具も、
精度を高め、
日々深夜まで作業が続いています。

まだまだ舞台装置は、
明日の初日まで内緒にしたいところですが、
ブログのvol.2 で紹介した小道具などなど、
ちょっとネタバラシしちゃいます。


この後、事故は起こります。


苦心作。舞台を象徴的に彩ります。


小さな町の小さな食堂。


いわゆる消え物。
これ、毎日手作り。
つまみ食いしたけど、抜群にうまかった。




いよいよ明日から。
同時代を生きるみなさんに見てほしい作品となりました。
どうぞ、ご来場ください。


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『最後の審判の日』公演情報

2016.3.9-21
Brecht Raum
TEE-Ticket Web

最後の審判の日、まで……vol.5

2016-03-04 07:49:27 | 東京公演
『最後の審判の日』
アフタートークが決定しました!!


画像はポスター。
今回はチラシとポスターのデザインが違っています。



3月13日(日)14時公演終了後
三輪玲子さん(ドイツ演劇)
2014年9月上演『無実』(演出=公家義徳)、
デーア・ローアー『無実』の翻訳者で、ホルヴァート研究者です。
【プロフィール】
ドイツ演劇研究
上智大学文学部ドイツ文学科准教授
デーア・ローアー「タトゥー」など戯曲翻訳のほか、演劇理論、論文など多数。
日本独文学会・日本演劇学会会員
『無実』アフタートークの様子


3月16日(水)14時公演終了後
長久真実子さん(チェンバロ演奏)
トークだけでなく、チェンバロの演奏も?!
【プロフィール】
東京藝術大学チェンバロ科卒業。同大学院修了。安宅賞受賞。
これまでに通奏低音奏者としてバッハ・コレギウム・ジャパン、
神戸市室内合奏団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、
東京都交響楽団等の演奏会及び録音に参加。
アンサンブル、通奏低音奏者として定評があり、多くのアーティストと共演。
ソロ演奏も好評で活躍中。NHK-FMリサイタル出演。
古楽演奏集団「トロヴァトーリ・レヴァンティ」「Ko-ha-ku」メンバー 。
2002~2008年まで東京藝術大学古楽科助手を務める。
(Orange Note HPより)
長久さんのブログ


3月17日(木)19時公演終了後
岡真理さん(アラブ文学/第三世界フェミニズム思想研究)
どんな話になるのか??
マイノリティーにを見つめる岡さんの感想が楽しみです。
【プロフィール】
現代アラブ文学研究者。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。
東京外国語大学でアラビア語を学ぶ。
在学時代に、パレスチナ人作家ガッサーン・カナファーニーの小説を読み、
パレスチナ問題、アラブ文学と出会う。
以来、現代世界に生きる人間の普遍的思想課題としてパレスチナ問題に取り組む。
近年は学生・市民有志による朗読集団「国境なき朗読者たち」を主宰、
朗読劇「The Message from Gaza ~ガザ 希望のメッセージ~」の脚本、演出を担当、
「文学」の力と「肉声」がはらみもつ可能性を実践的に追究。
著書に、『彼女の「正しい」名前とは何か』(青土社、2000年)、
『記憶/物語』(岩波 書店、2000年)、
『棗椰子の木陰で 第三世界フェミニズムと文学の力』(青土社、2006 年)、
『アラブ、祈りとしての文学』(みすず書房、2008年)ほか。
訳書に、サイード・アブデルワーヘド『ガザ通信』(青土社、2009年)、
ライラ・アフメド『イスラームにおける女性とジェンダー』(法政大学出版、2000年)ほか。
国境なき朗読者たち


奇しくも女性ばかりになりました。
進行・聞き手は演出の公家義徳となります。
まだどの日もご覧いただけますので、
ぜひお申し込みください。


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『最後の審判の日』公演情報

2016.3.9-21
Brecht Raum
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