a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

泥棒たち 

2017-07-20 13:21:19 | 東京公演
東京演劇アンサンブル公演
泥棒たち

Dea Loher “Diebe”
デーア・ローアー/作
三輪玲子/訳
論創社刊『泥棒たち/黒い湖のほとりで』より





演出 公家義徳

音楽 国広和毅
舞台美術 池田ともゆき
衣裳 稲村朋子
照明 真壁知恵子
音響 島猛
舞台監督 永濱渉
舞台監督助手 入江龍太
宣伝美術 久保貴之 奥秋圭
制作  小森明子 太田昭


■キャスト
フィン・トマソン      和田 響き  保険の外交員
リンダ・トマソン      奈須 弘子  フィンの姉(妹)
エルヴィン・トマソン    伊藤  克  フィンとリンダの父親
トーマス・トマソン     雨宮 大夢  警察官 フィン・トマソンの一家と親戚関係はない
モニカ・トマソン      町田 聡子  その妻 スーパーの店長
シュミット氏(ゲルハルト) 浅井 純彦  医師
シュミット夫人(イーダ)  真野 季節  その妻
ヨーゼフ・エアバルメン   竹口 範顕  葬儀屋
ミラ・ハルベ        正木ひかり  その恋人 古着屋の従業員・未成年  
ガービ・ノヴォトニー    洪  美玉  古着屋店主
ライナー・マハチェク    大橋隆一郎  その恋人 スポーツ用品のセールスマン
イーラ・ダヴィドフ     志賀 澤子  歌手



都市周辺部に暮らす12人の男女の物語。無用の長物である〝トマソン〟(赤瀬川原平) 姓の2家族を中心に描かれる悲喜劇。
リンダは家族が欲しいが恋人もなく、独り家族ごっこを続ける日々。
兄弟のフィンは自室に引きこもったまま外界との連絡を絶った。
老人介護施設にいる父エルヴィンは家に帰りたいが家庭は崩壊。
モニカは家庭よりもキャリアを望み、無為な夫トーマスとの結婚は破綻しつつある。
ミラは恋人との間にこどもを授かったが産むことをためらい、その恋人ヨーゼフは自分の子を産ませるためにミラの問題を解決しようとする。
ガービは守ってあげたい恋人ライナーに騙され殺されそうになり、イーラは43年前に失踪した夫が恋しくなる。
そしてシュミット夫妻は若い頃の小遣い稼ぎの精子の提供をいま後悔している。
――12人の人物の人生が時に交差し、巻き込み巻き込まれながら、なんともいえない結末を迎える。
現代のわたしたちの物語。



ローアー氏来日と『泥棒たち』公演についての関連企画…
■著者デーア・ローアー氏を招いての9/8プレミア、9/9アフタートーク
  アフタートーク 9/9土14時の回終演後(30~40分ほど)
デーア・ローアー/公家義徳/三輪玲子 通訳:萩原健

●7/18〝原サチコの「ドイツ語で芝居してみよう」語劇ワークショップ〟
使用戯曲デーア・ローアー『泥棒たち』
→上智大学ヨーロッパ研究所i-europe@sophia.ac.jp
原サチコ…1964年生まれ。上智大学外国語学部ドイツ語学科卒。2001年にベルリン移住。ドイツ語圏での演
劇活動を始め数々の作品に出演。現在ハンブルク・ドイツ劇場の専属俳優として活躍中。
●8/30水 東京ドイツ文化センター・ITI国際演劇協会日本センター共催による対談
●8/31木 大阪ドイツ文化センター主催の対談 
デーア・ローアー✕笠井友仁(『最後の炎』日本初演/演出)予定

※上記来日企画は、デーア・ローアーさんの体調不良のため中止となりました。
 


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音楽劇 消えた海賊  2017年

2017-07-19 12:49:47 | 東京公演
子どもと舞台芸術 出会いのフォーラム2017
『音楽劇 消えた海賊』





2017年8月1日(火)
開演19:00/終演20:40

国立代々木オリンピック記念青少年総合センター
大ホール

参加費:一般2,800円 高校生以下2,300円
参加申込先:劇団事務所 TEL 03-3920-5232

俺たちは海賊をつくる 恐ろしい海賊をつくる

徴兵逃れの若者たちが集まる港町。
彼らはどこの国にも属さない、独立自営の自由な海賊を創りだした。
それは、男も女も出入り自由、命令系のない、人殺しをしない、前代未聞の恐ろしい海賊。
実在の海賊をモデルに書きあげた広渡常敏の21世紀のユートピア論。今を生きる若者たちとともに。

作 広渡常敏
演出 公家義徳
音楽 林光
舞台美術 池田ともゆき
振付 菊地尚子
照明 宮田正芳
衣裳 稲村朋子
音響 田村悳
合唱指導 吉村安見子
宣伝美術 スズキコージ
制作 小森明子 辻尾隆子 太田昭

キャスト
カルル(ボヘミヤの王子)  雨宮大夢
アントニオ(神父) 坂本勇樹
フェデリコ(葬儀屋、実は船大工) 松下重人
フルガンツィオ(レンズ磨き) 小田勇輔
ピヤアンジェリ(カルル王子の妹) 正木ひかり
マルガリータ(ある貴族の娘) 永野愛理
レイチェル(酒場の女将) 原口久美子
女a(ゾフィー) 洪美玉
男1(シクステン) 三木元太
女b(マリー) 仙石貴久江
男2(ミッケ) 和田響き
女c(ケイト) 町田聡子
ズッペ(あらくれ海賊の首領) 篠澤寿樹


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