こんにちは
原口です。
『トゥランドット姫 あるいは 嘘のウワヌリ大会議』の稽古もそろそろ追い込み。
稽古はもちろん、衣裳、大道具、小道具とやることはまだまだいっぱい。
照明の吊り込みもはじまり、連日日付が変わっても稽古場では誰かが働いています。
1990年 入団した日、「明日稽古場に来なさい」と言われ参加したのがブレヒトの『コーカサスの白墨の輪』の稽古場でした。
コロスとしての参加でしたが、役として初めて与えられたのが、戦乱の中、王子を置き去りにして逃げる乳母の役。
主人公グルシェに子供を押し付けて逃げる際、演出の広渡さんに「そこで一回転して引っ込め」と言われ、何も考えず時計回りにぐるり。
何故かいろんな人に「ブレヒト的だ」と言われたが、どういうことなのかサッパリわからなかったのを覚えています。
その後、1993年から学校公演でグルシェを演じることになりました。
重圧と緊張の毎日でしたが、グルシェの生き方、その強さと優しさは私の永遠の憧れであり、彼女と共にあった時間はとても充実した、かけがえのないものでした。
今でも、歌もセリフも私の身体から抜けない。私の芝居の原点です。
こどもをめぐる裁判で、彼女が口には出さなかったが、心の中で思ったこと…
今回、金の靴をはいてしまった ゴーゲ・ゴーグの母、マー・ゴーグを演じます。
ブレヒトの芝居小屋、最後のブレヒト作品です。
ブレヒトの芝居小屋でしかできないことを思う存分やって、楽しみたいと思います。
ぜひ!観にいらしてください。
PS.
今回久しぶりに筆を取りました。
筆と言っても絵ではなく、書です。
どこに出てくるかは、観てのお楽しみ(^ ^)
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
劇団を移転することになりました。
応援基金・クラウドファンディングのお願いです。
よろしくお願いします。
https://camp-fire.jp/projects/84498/preview?token=wfrt4sjm
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作 ベルトルト・ブレヒト
訳・ドラマトゥルク 黒田容子
演出 公家義徳
音響 島猛
作曲 多良間通郎
照明 真壁知恵子
衣裳 稲村朋子
映像アドバイザー・撮影 飯名尚人
制作 小森明子・太田昭
■キャスト
トゥランドット姫 正木ひかり
皇帝 永野愛理
皇太后 志賀澤子
ヤウ・イェル 三木元太
総理大臣 竹口範顕
宮廷学者フィー・イェイ 篠原祐哉
アー・シャー・ゼン(農夫) 伊藤 克
エー・フェー(彼の孫) 山﨑智子
ゴーゲー・ゴーグ(ギャング)和田響き
マー・ゴーグ(彼の母) 原口久美子
浅井純彦
雨宮大夢
大橋隆一郎
小田勇輔
上條珠理
坂本勇樹
仙石貴久江
永濱渉
奈須弘子
町田聡子
真野季節
洪美玉
9/7 19
8 14 (西堂行人さん 演劇評論家)
9 14 (内藤洋子さん ドイツ現代文学)
10 休演日
11 19☆
12 19☆
13 19
14 19 (初見基さん ドイツ文学・演劇)
15 14 (飯名尚人さん 映像作家)
16 14
17 14
ブレヒトの芝居小屋
全席自由 開場は開演の30分前 整理番号順の入場
料金
前売一般 3800円 前売U25→3000円〈25才以下の方対象〉
当日4500円
☆Low Price Dayは一律2500円
()はアフタートーク
チケット申込
東京演劇アンサンブル TEL:03-3920-5232 FAX:03-3920-4433
ticket@tee.co.jp
協賛 ケンタウルスの会
原口です。
『トゥランドット姫 あるいは 嘘のウワヌリ大会議』の稽古もそろそろ追い込み。
稽古はもちろん、衣裳、大道具、小道具とやることはまだまだいっぱい。
照明の吊り込みもはじまり、連日日付が変わっても稽古場では誰かが働いています。
1990年 入団した日、「明日稽古場に来なさい」と言われ参加したのがブレヒトの『コーカサスの白墨の輪』の稽古場でした。
コロスとしての参加でしたが、役として初めて与えられたのが、戦乱の中、王子を置き去りにして逃げる乳母の役。
「ちょっとのあいだ抱いててね。馬車を見てくる」
主人公グルシェに子供を押し付けて逃げる際、演出の広渡さんに「そこで一回転して引っ込め」と言われ、何も考えず時計回りにぐるり。
何故かいろんな人に「ブレヒト的だ」と言われたが、どういうことなのかサッパリわからなかったのを覚えています。
その後、1993年から学校公演でグルシェを演じることになりました。
重圧と緊張の毎日でしたが、グルシェの生き方、その強さと優しさは私の永遠の憧れであり、彼女と共にあった時間はとても充実した、かけがえのないものでした。
今でも、歌もセリフも私の身体から抜けない。私の芝居の原点です。
こどもをめぐる裁判で、彼女が口には出さなかったが、心の中で思ったこと…
あの子が金の靴をはいたら
その靴であたしたちを踏んでゆくでしょう
あの子は悪いことをするようになり
あたしたちをあざ笑うようになるでしょう
石の心臓をいだいて毎日を暮らす
そんな不幸な一生を
あの子はおくるのよ
自分が飢えることをおそれても
飢えた人たちのことは平気になり
暗闇をおそれても
光をおそれることを忘れるでしょう
あの子が金の靴をはいたら
その靴であたしたちを踏んでゆくでしょう
あの子は悪いことをするようになり
あたしたちをあざ笑うようになるでしょう
石の心臓をいだいて毎日を暮らす
そんな不幸な一生を
あの子はおくるのよ
自分が飢えることをおそれても
飢えた人たちのことは平気になり
暗闇をおそれても
光をおそれることを忘れるでしょう
あの子が金の靴をはいたら
今回、金の靴をはいてしまった ゴーゲ・ゴーグの母、マー・ゴーグを演じます。
ブレヒトの芝居小屋、最後のブレヒト作品です。
ブレヒトの芝居小屋でしかできないことを思う存分やって、楽しみたいと思います。
ぜひ!観にいらしてください。
PS.
今回久しぶりに筆を取りました。
筆と言っても絵ではなく、書です。
どこに出てくるかは、観てのお楽しみ(^ ^)
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
劇団を移転することになりました。
応援基金・クラウドファンディングのお願いです。
よろしくお願いします。
https://camp-fire.jp/projects/84498/preview?token=wfrt4sjm
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作 ベルトルト・ブレヒト
訳・ドラマトゥルク 黒田容子
演出 公家義徳
音響 島猛
作曲 多良間通郎
照明 真壁知恵子
衣裳 稲村朋子
映像アドバイザー・撮影 飯名尚人
制作 小森明子・太田昭
■キャスト
トゥランドット姫 正木ひかり
皇帝 永野愛理
皇太后 志賀澤子
ヤウ・イェル 三木元太
総理大臣 竹口範顕
宮廷学者フィー・イェイ 篠原祐哉
アー・シャー・ゼン(農夫) 伊藤 克
エー・フェー(彼の孫) 山﨑智子
ゴーゲー・ゴーグ(ギャング)和田響き
マー・ゴーグ(彼の母) 原口久美子
浅井純彦
雨宮大夢
大橋隆一郎
小田勇輔
上條珠理
坂本勇樹
仙石貴久江
永濱渉
奈須弘子
町田聡子
真野季節
洪美玉
9/7 19
8 14 (西堂行人さん 演劇評論家)
9 14 (内藤洋子さん ドイツ現代文学)
10 休演日
11 19☆
12 19☆
13 19
14 19 (初見基さん ドイツ文学・演劇)
15 14 (飯名尚人さん 映像作家)
16 14
17 14
ブレヒトの芝居小屋
全席自由 開場は開演の30分前 整理番号順の入場
料金
前売一般 3800円 前売U25→3000円〈25才以下の方対象〉
当日4500円
☆Low Price Dayは一律2500円
()はアフタートーク
チケット申込
東京演劇アンサンブル TEL:03-3920-5232 FAX:03-3920-4433
ticket@tee.co.jp
協賛 ケンタウルスの会