TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

台風10号去りし朝

2020年09月07日 | その他
台風10号が遠ざかりつつある。風はまだ南寄りで、時々うなるような音を立て吹き荒れている。

ここ諫早では大きな被害は出なかったが、夜中から停電となった。仕方がないと思ったが、大きな道1本はさんだ向こうの家々の窓には明かりが点いている。ラジオの情報だと、現在長崎県の19%が停電中だという。我が家は停電した方の2割の方らしい…

庭に目をやると、終わりかけの夏の花壇に朝顔が花を咲かせている。暴風雨を言い訳にせず、精いっぱい命を輝かせている姿がいじらしい。






電気は止まったものの、水とガスは生きているのでそこまでは困らない。水はふんだんに使えるので山小屋よりはいい。ただ、停電が長時間続くと冷蔵庫の中身が心配になる。(こんなことを書いて、被害を受けられた方には申し訳ない…)

テレビがつかないと静かなものだ。雨戸をあけた窓越しに風になびく樹木は見えるが風の音はあまり聞こえない。テレビやネットが使えない分ほかのことができる。山だったら、悪天候を理由にテントの中でまったりと過ごしたり骨休めをする「沈殿」といったところだ。

今度の台風10号は、はるか南方海上にある時からこれまでに経験したことのないような甚大な被害をもたらすとてつもない台風だと喧伝されていた。そのおかげで(?)本日のお仕事はあらかじめ休みである。


風が西寄りに変わりつつある。あと数時間で天気が回復しそうだ。風がおさまればすぐにでも島原の実家の方に行きたい。備えはしていたものの被害がなかったか気になるからだ。

おっと、突然テレビがついた。電気が復旧したのだ。天気が悪い中、九電の皆さんのご努力に感謝である。冷蔵庫もだが、これでウォシュレットやシャーワーが使える。風呂はガスなのだが、その装置が電気仕掛けなので停電だと使えないのだ。今の便利な生活がいかに電気に頼っているかを、こんな時に思い知らされる。
アントニオ猪木先生の名言が思い出される。
「電気があれば何でもできる」…、ちがったかな?

昨日、新聞のチラシの中に最近では珍しい手書きのものが混じっていた。今日の朝刊の配達についての店主からのお願いだった。



毎朝届けなければという使命感もだが、明日は配達員の命に係わる厳しい状況であることを理解してほしいというものだった。手書きの書面からは店主の思いがよく伝わってきた。

風がおさまり晴れ間が見えたかと思ったらまた風雨がぶり返してきた。しばらくは動かない方がいいみたいである。午前中は「沈殿」と決め込む。


そのうちにお昼となった。今日のメニューはラップに包んだおにぎりとカレーで、非常時(幸い、嵐はやみそうだが)に備えていたものだ。



お皿の上でラップを広げ盛りつけるとお皿が汚れない。


食べ終わるとこのラップを丸める。


油分の多いカレーでもこんな感じで、断水時には役に立つ。




太陽が顔を出す時間が増え風も徐々に弱まりつつある。もう大丈夫だろう。腹ごしらえもできたので実家の様子を見に出発することにした。島原も無事であることを願いながら。
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