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携帯の進化、毎度毎度ではあるけど。

2008年09月28日 12時38分18秒 | PC Zaurus IT
携帯が水没してしまったので、修理か機種変更か検討している。
毎度、毎度ながら携帯の進化というものは、半年位で進むもので、2年ほど前に購入した自分の携帯の機能はあたりまえのように、今の型遅れの機種には搭載されていて、それでもって、変更費用も安いときている。

PC、携帯、デジカメなど、すべてにおいてそうだけど、製品の機能的な寿命というのは、半年から長くて1年のサイクルで相変わらず凄いなと思う。

この辺の電子機器を購入するのって、やはり一世代型落ちを狙って買うのが一番コストパフォーマンス的にいいなと痛感する。

伊達政宗〈5) (6)を読んだ

2008年09月28日 12時32分42秒 | 読書評
伊達政宗〈5 蒼穹の鷹の巻〉 (山岡荘八歴史文庫)
山岡 荘八
講談社

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伊達政宗〈5)(6)を読んだ。
光文社から出ている文庫本なので、紹介の本とは、巻数が違うが、この5,6巻で最後となった。

家康の将軍交代、秀忠、家光と三代に取り入った政宗の執政的な動きが面白く読める。晩年の50から60代の政治というものを、熟慮した物の考え方で動かすダイナミックさが面白い。

戦国から泰平の世の中へ移り、戦の脅威が一応なくなったものの、戦国の世の後の整理をする時期の話で、改易などで国を返させることを、公の理由をもって実行するところなど、妙に現代の企業体の存続などと照らし合わせることができて、ケーススタディ(あくまでも読み物としての)の一つと考えると道義的な部分は参考になることも多い。

年齢を重ねるとともに、戦いなどの激しい側面が人は薄くなってくるかと思うが、政宗もまたこれが泰平かという時代の流れを感じながら、自分の野心、本心をうまくコントロールして、考えを変え、局面、局面に対応していくところなど自己制御という視点で読んでも面白い。

特に、家康亡きあと、秀忠を将軍職としての必要とされる懐の深さを切々と唱える部分については、副将軍という下位の職付けでありながら、合戦、政治と経験の豊富さで上回る部分で、印象に残る場面であった。

1巻から6巻まで政宗の野心、直線的な若き日々の活力ある姿勢から、秀吉、家康、秀忠、家光と政治の上層をハンドリングしていく姿へ変わっていくところで、現代の政治、企業体の遷移などの変わる姿と照らし合わせ、大きなものの視点、長期的な視点で物を考えるという訓練にはなるのではないかと思う。骨組み的な指針を捻出する場合の心意気というか、決断するための心情など対比して取り込める部分がある読み物ではと思う。

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