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インターネット・セキュリティとは何か暗号、認証、ウイルス、セキュア通信からセキュリティ・ポリシーまで

2009年09月29日 01時09分18秒 | 読書評
インターネット・セキュリティとは何か―暗号、認証、ウイルス、セキュア通信からセキュリティ・ポ
リシーまで

板倉 正俊
日経BP社

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インターネット・セキュリティとは何か―暗号、認証、ウイルス、セキュア通信
からセキュリティ・ポリシーまでを読んだ。
セキュリティの勉強を進めているが、最近違う形(これまで数回読んだセキュリ
ティ関連書籍)情報の収集をしてみてはということで、この本をとった。
これも何気に立ち寄ったブックオフで購入した。

記述されているインターネットセキュリティの機能的なもの暗号化の方法、
共通鍵、公開鍵、認証などの基本的な仕組みが記述されているが、ここまでは
情報セキュリティの教科書などにも書いてある。この本の良いなと思うところは
セキュリティの対策を施す機能に対し、なぜそれが必要なのか。必要な理由、
機能の考え方などが書かれているところ。

教科書などに書かれている仕組みは、端的な機能の解説という範囲になってしまう
が、この仕組みの考え方が書かれているところに、その必要性、意義がイメージ
しやすくなる。

インターネットセキュリティの入門編と書かれているが、仕組みの範囲は
広いし、意外にその詳説が、入門の範囲を超えている内容なので、読み進めながら
なるほどと頷くところが多かった。良い本であると思う。



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