スローサイクリング―自転車散歩と小さな旅のすすめ (平凡社新書) | |
クリエーター情報なし | |
平凡社 |
スローサイクリングなとなく、ゆったりとした気分で自転車に乗ることの
エッセンスを感じれれそうな気がして読んでみた。
昨今、自転車ブームということで、多くの本が出ているけど
ほぼ、ロードバイクの乗り方、整備技術の解説本が多いので
それとは違うものを読みたかった。
そんな気分にフィットした本だった。
ロードバイクに構えて乗るというよりは、気ままにその土地、
風景、時間を感じながら楽しむ情景がエッセイ的に書かれて
いて、おもしろく読めた。
自分もはやりもののロードバイクに乗り初めて2年ちょっと
だけれど、そのスピード感と短時間で走れる距離に驚いて
トレーニング兼ねて週末走っている。
これはこれで、年相応の鍛え方で達成感もあっていいなと
思っている。
それとはまた別に、ゆったりと時間をとって、気ままに
道を散策して、街の情景を感じながら走ってみたいなと
思うことも、最近しばしばあって、そんな気分を満たして
くれる本だった。
なんだか良い拾い物をしたような気分であった。
同じ著者で別の本も出ているようなので、そちらも読んで
みようかと思う。