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スピード感をもった判断は、必要ですが、それはしっかりとしたデータの裏付けがあってこそ

2020年05月12日 00時02分10秒 | 時事

ここ数日の人の出を見ると、少々危うさを感じます。

経済的なもの、仕事の兼ね合いがあって、動かざるを得ないのは、わかります。

行政、知事が規制緩和に動きだすのも理解できます。国政は国会の議論などを

聞いていると、一つ、一つの判断をデータの裏付けをもとに、自身で確証を

もって、議事をおこなっているのか、怪しくなります。

答弁であったり、議員の発言の様相などを見ていると、よくもまあ、国の議員が

たぬきときつねの騙し合いのような質疑ができるなと感じてしまいます。

 

日本人の特性と、永田町の世界の流儀が融合して、怪しいやりとりに

見えるのだと思いますが、時代も変わっているので、明確に白黒を説明する

ことをすべきだと思います。3.11の時もそうでしたが、今起こっていることを

現状をデータや根拠をもとに明確に説明することが、人々に対する不安を

あおるというような姿勢が前面にでてくるので、さらによからぬ疑念や

方向性の違う方向に思惑が偏るような感じがします。

 

国政も、外出する、緩和する、そうするには、こういう条件で、暮らす。

こういうことに注意をすれば外出して良いというような指針を重ねて

説明と理解を求めるよう、行うべきだと思います。慌てている様相も見えて

実施すべきことの優先順位付けもできていないような印象もあります。

なにせ、首相が、自身の意見としてこうする、ああするという信念が伝わって

こないのは、なんなのだろうかと思います。やはり日本は官僚国家で、

官僚に踊らされているのだということもあらためて感じます。

他の国のトップは、もう少し明確なメッセージがあって伝わりやすいと

感じるのは、私だけでしょうか。


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