小松左京。
といえば、『日本沈没』である。生まれて初めて、カッパノベルスとはいえ上下巻を通して読んだ本である。高度成長が続き、オイルショックも起きない世界での日本。たしか、主人公の、リニアモーターカー計画のために測量していた友人が死ぬ知らせから始まったと覚えている。で、日本は沈み、日本人は大勢の難民となる。
そのころ考えていた40年くらいあとの日本。
そのうちに、そして、オイルショック、エナジークライシスがやってきて。
当時は、原発のことを「原子力の平和利用」という言い方をしていたなあ。開発を進めているからには、当時からの課題であった、燃料たる放射性物質や放射性廃棄物の完全コントロールは、さすがに30~40年後には、できるようになってるだろう、と、思っていたものだ。
そうはならなかった。
といえば、『日本沈没』である。生まれて初めて、カッパノベルスとはいえ上下巻を通して読んだ本である。高度成長が続き、オイルショックも起きない世界での日本。たしか、主人公の、リニアモーターカー計画のために測量していた友人が死ぬ知らせから始まったと覚えている。で、日本は沈み、日本人は大勢の難民となる。
そのころ考えていた40年くらいあとの日本。
そのうちに、そして、オイルショック、エナジークライシスがやってきて。
当時は、原発のことを「原子力の平和利用」という言い方をしていたなあ。開発を進めているからには、当時からの課題であった、燃料たる放射性物質や放射性廃棄物の完全コントロールは、さすがに30~40年後には、できるようになってるだろう、と、思っていたものだ。
そうはならなかった。
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