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黄鯛(レンコ鯛)の餌とはえ縄

2022-03-15 20:49:07 | 魚介類/淡水魚
昨日、買い出しに行って黄鯛(レンコ鯛)が安かったので即買い。
真鯛に比べるとややスマート(個体差もある)だが、色形はまさしく鯛。

レシートには「黄鯛れんこ鯛」とひとつながりで書かれていたが、キダイ(黄鯛)が正式名。
関係者にはレンコ鯛(連子鯛)の方が通りがいいらしい。

この魚に限らず、複数の名前を持つ魚は多い。
ブリ(鰤)のように大きくなるにつれて名前が変わるいわゆる出世魚ではなく、クロダイとチヌのように
地方や関係者によって呼び名が代わるような魚。

さて、本題はここから。

買ってきたキダイをすぐは使わないにしても下ごしらえだけはしておこうと、うろこを剥ぎ、
エラとワタを取ってきれいに洗って保存した。

そのうちの一匹のエラをもいでいると、腹の中から何やら白いものが。
表面は柔らかいが押してもつぶれるような感じはない。
ワタよりはずっと白く、白子よりはずっと固い。

何だろうと思いつつ引っ張り出してびっくり。

出てきたのはイカ。
それも針付き。


おそらくは延縄漁(はえなわりょう)の延縄と呼ばれる部分が残っていたようだ。
普通は延縄から外すときに針は取れるんだろうけど、何らかの理由で引っかかって取れなくなった。
止む無く針ではなくテグス(釣り糸)を切ったか切れたか。

以前、サバの口からイワシがはみ出していて、腹からか小さいイワシが何尾も出てきた話は書いた。
他にも下こしらえ中に腹から小魚が出てきたことは何度もあるが、針は初。

魚売り場に注意事項として「針が入っている場合があります」と書かれているのは知っていたが、
遭遇したのは初でした。

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