光輪寺の薬師堂~Ⅱ~では、美しい彫刻の数々を紹介します。と言っても写しているのが(超)ド素人の私たちなので、繊細な美しさが伝えられるのかというと、全く自信は有りません(^^;)
龍神に護られた寺号額「瑠璃殿」。本尊である『薬師如来』は東方の浄瑠璃世界の仏とされ、正式には『薬師瑠璃光如来』といいます。 衆生の病と苦しみを癒し、救うことができる仏とされています。
寺号額の下にもありますが、薬師堂の欄間彫刻は五点。厚いケヤキ板を掘りぬいたもので、いずれも植物で統一されています。額の下は「烏瓜」、下はおそらく「牡丹」
葉の感じから「水仙」
これは「菊」・・かな?
最期のこれは、間違いなく「梅」。
目に玉が入っているようにも見える霊獣たち、まずは「獅子」
仲良くじゃれ合っています
竹林に潜む「虎」
天翔ける「麒麟」
中備えを支える「力神」ですが、ここでは「天邪鬼」として紹介されています。
木鼻彫刻は定番中の定番で阿吽の「獏」
同じく阿吽の「獅子」
持ち送りには羽衣をまとった「飛天」が、それぞれに花を散らし楽を奏しています。
最期は、寺社彫刻には欠かせない定番中の定番「波頭を翔る龍」
「夫婦杉」
光輪寺・参道の桜
参拝日:2016年4月23日