枚方市東部方面の丘陵地帯に設けられた大阪府営の山田池公園。園の北部に広がる山田池がこの公園の名前の由来となっており、その広さは東京ドームの約十六個分と広大です。
四季の花木が植えられた丘陵地にある花木園には、チューリップやパンジー、ウメ、ツツジ、ライラック等々・・・大切に手入れされた折々の花が、豊かな香りと共に美しさを競っています。
茶花としても愛されてきた「利休梅(りきゅうばい)」。清楚な美しさをそのまま和服の裾模様に出来たらどんなにか素敵でしょう。私の大好きな花の一つです。
ピンクの花弁が可愛らしいこの花、桃に良く似ていますが実は「アーモンド」。辺りにはあの独特の甘いアーモンドの香が漂っていて、何となく幸せな気分に。
積もった落ち葉の中を熱心に突いている二羽の鳥。落ち葉の色にカムフラージュされているのは山鳩? 不思議な黄色い羽を持つこの小鳥は何と言う鳥でしょうか??こっそりデジカメを向けて精一杯のズームで得た写真、う~~~ん、可愛い!!
水生花園には、花しょうぶ園やあじさい園、睡蓮池等があり、近隣市民の憩いの場となっています。4月のこの時期、花しょうぶ園は一面の緑が爽やかに香っています。
六月の山田池公園は、「水生花園」に咲く約120品種・8000株の花しょうぶが有名。この日は途中から生憎の雨となってしまいましたが、それでも随分と沢山の人が訪れていました。
花しょうぶの季節はまた紫陽花の美しい季節。園内に咲く約1600株の紫陽花は、折からの雨に打たれて生き生きと輝いて見えます。
ふと足元に目をやれば、鮮やかな黄色の「未央柳(ビョウヤナギ)」。
訪問日:2007年4月15日&6月10日