旧佐用郡上月町(こうづきちょう)は兵庫県南西部に位置し、岡山県と境を接していた町です。上郡町、佐用町、南光町、県を跨いで岡山県備前市、美作市と隣接。町域には、赤松氏の一族である『上月次郎景盛』が14世紀頃に築いたと伝えられる「上月城址」がありましたが、現在は土塁と曲輪跡が残るのみとなりました。「町の木:モクセイ」「町の花:花菖蒲」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により佐用郡幕山村・西庄村・久崎村が発足。赤穂郡赤松村が発足。
1940年、久崎村が町制を施行、佐用郡久崎町が発足。
1955年、佐用郡久崎町が、赤穂郡赤松村小赤松、大酒、旭日字抜位を編入。
1955年、佐用郡西庄村と幕山村が合併、佐用郡上月町が発足。
1958年、佐用郡上月町と久崎町が合併、新たに上月町が発足。
2005年、佐用郡佐用町、南光町、三日月町と合併し、新・佐用町となりました。
マンホールには、「町の花:花しょうぶ」と、町内の河川で見られる「ホタル」が描かれています。(179号線沿い上月郵便局付近)
昭和43年4月制定の町章は「頭文字の「こ」を円に図案化し、中央に月を白で抜き出して「上月町」を表現、太いところは波頭として町の躍進と発展を、円は円満・平和を象徴している。」合併協議会資料より
撮影日:2010年8月8日