旧揖保郡御津町(みつちょう)は兵庫県の南西部に位置した町です。姫路市、相生市、龍野市、揖保川町に隣接。播磨灘に面する室津地区は、奈良時代の僧侶、行基が開いたとされる「摂播五泊の港町」として約1300年の歴史を持ち、江戸時代には栄華を極めた宿場町として栄えてきました。町域の東は瀬戸内海国立公園に属し、関西随一の遠浅海岸である新舞子浜が広がり、その西には「ひと目2万本」といわれる綾部山梅林は、海の見える梅林として知られ、眼下に小豆島、淡路島が広がり、遠く四国までを一望する事ができます。「町の木:山桃」「町の花:梅」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により、揖東郡御津村・室津村が発足。
1896年、郡制の施行のため、揖東郡、揖西郡の区域をもって揖保郡となる。
1947年、御津村が町制を施行し、揖保郡御津町となる。
1951年、室津村と合併、改めて揖保郡御津町が発足。
2005年、龍野市・揖保郡揖保川町・新宮町と合併し、たつの市御津町となりました。
マンホールには、図案化した町章と「町の木:山桃」「町の花:梅」、「瀬戸内海の波」が描かれています。
1991年4月1日制定の町章は、「 「ツ」を図案化したものを、三つ組み合わ せ、ミツ を現している。 (中央の「Y」は、上へ向かって広がりを示 し、将来への飛躍を現す。)」合併協議会資料より(町章は1991年より以前から使用されていたようです。)
撮影日:2005年5月8日