海部郡蟹江町(かにえちょう)は愛知県の西南部に位置し、東は名古屋市、北は津島市、あま市、西は愛西市、南西は弥富市、南は飛島村に接しています。町内には蟹江川・日光川・福田川・善太川・佐屋川などの河川が南北に流れ、それぞれが伊勢湾に注いでいます。また町域の1/5がこれら5本の河川によって占められている為、町域のほとんどが海抜ゼロメートル地帯にあり、古くから水害に対する治水工事や対策がなされてきました。
また「かにえ」の地名が、初めて文献に表されたのは、建保3年(1215)「水野家文書」の中からといわれています。そのころの蟹江は、一面海に囲まれた土地で、「蟹江郷」とか、「富吉荘」という名称で呼ばれていましたが、海辺に柳が茂り、多くの蟹が生息していたことから「蟹江」と呼ばれるようになったと伝えられます。「町の木:金木犀」「町の花:花しょうぶ」「町の鳥:よしきり」を制定。
キャッチフレーズは「かわ ひと まち 表情豊かないきいき小都市(こまち)」
明治22年(1889)、町村制の施行により、海西郡蟹江町、海東郡西ノ森村・須成村・新蟹江村・千秋村・大井村・神島田村が発足。
1906年、海東郡西ノ森村、須成村、新蟹江村と合併、新に蟹江町が発足。
1906年、海東郡千秋村、神島田村、大井村が合併、海東郡永和村が発足。
1913年、海東郡と海西郡が合併、海部郡が発足。海部郡蟹江町となる。
1956年、蟹江町が永和村新千秋地区を編入、現在に至っています。
マンホールには、「町の花:花菖蒲」「町の木:金木犀」「町の鳥:よしきり」、さらに豊かな河川で遊ぶ「カニ」と、ロゴマークの「かに丸くん」がデザインされています。
蟹江町水道事務所展示マンホール
愛知県下水道科学館展示マンホール
コミュニティ・プラント(コミプラ)のマンホールには、町章を中心に「町の花ハナショウブ」がデザインされています。
蟹江町のカニロゴマーク『かに丸くん』、まん丸の大きな目がチャームポイント??です。
中央に「かに丸くん」をデザインした汚水用プラ枡蓋。
ロゴマーク付き消火栓
ロゴマーク付き仕切弁
昭和9年(1934)1月10日制定の町章は「まちの歴史に深いかかわりを持つ旧蟹江城の城主、佐久間家の家紋「三引紋」が、そのまま町章として制定されました。」公式HPより
町章付き消火栓
自治体名付き消火栓
同じものに見えますが、「仕切弁」の文字が右から左のタイプ
「仕切弁」の文字が左から右のタイプ
蟹江町130thアニバーサリー記念ステッカー
蟹江町マスコットキャラクター『カニまるくん』。昔、蟹江町に多く生息していた「蟹」をモチーフに誕生しました。大きな目と大きなはさみで町のPRに頑張っています。
蟹江町観光協会マスコットキャラクター『カニンジャちょき丸』。かに丸くんに仕える新米忍者として2013年に誕生しました。
車中で見かけた「かにえ・尾張温泉街」のアーケード。愛知県下で唯一「日本名湯100選」に選ばれた温泉だそうです。
ところでこれ、何に見えます? アンモナイトのオブジェかと思って横の立て札を見ると「旧日光大橋 親柱飾【像】」と・・。そうですか・・・これ、像だったんですか・・・芸術の世界は難しい(笑)
撮影日:2011年4月24日&2017年3月27日&2019年9月19日
2019年8月7日、第10弾として全国61自治体で61種類(累計455自治体539種類)の マンホールカードの配布が 開始されました。「蟹江町」のマンホールカードは、「平日:蟹江町水道事務所(蟹江町上下水道部下水道課)、休日:蟹江町歴史民俗資料館」でいただけます。
2004年に設置開始されたマンホールには「ハナショウブ」と「キンモクセイ」、「ヨシキリ」、「かに丸くん」がデザインされています。
「蟹江町のキャラクター「かに丸くん」をはじめ、町の花「ハナショウブ」、木「キンモクセイ」、鳥「ヨシキリ」がデザインされたマンホール蓋です。 昔の蟹江は、南部が海に面した入り江で、葭が茂り、多くの蟹が生息していたことから「蟹江」と呼ばれるようになったと伝えられています。 今でも町には大小6つの河川が流れ、その風景は水郷のまちを象徴する趣があります。 ヨシキリは春になると川などの葭原に飛来し、「ギョギョシ」と鳴き声を響かせます。 ハナショウブは初夏に大きくて鮮やかな白や紫色の花をつけ、キンモクセイは秋に山吹色の可憐な小花を咲かせ、甘い芳香を放ちます。」
訪問日:2019年9月19日
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