仁尾町仁尾に鎮座される「履脱(くつぬぎ)八幡神社」。御祭神は『息長帯姫命・品陀和気命・玉依姫命』
由緒「仁治二年(1239)三月四日草木の庄地頭「藤原政澄」、山城国男山八幡宮の神霊を小山の峰に奉齋して弓矢の神と爲せしに肇(はじま)る。政澄等が神霊を男山より奉遷するに際し、村民挙げて村堺の峠に迎え、餉を奉むれり。依ってその地を餉峠という。昔大神この地にて御草履を脱がせ給い、石上に御休憩あらせられし御縁故により履脱八幡宮と称え奉れり。依ってこの石を履脱の石と称す」履脱石案内より
江戸時代前期に建立されたご本殿は、檜皮葺き三間社流れ造りの様式。お天気に恵まれたお陰で、久々に美しいご本殿を拝見する事ができました。
一の鳥居前より神域を守護されるのは、浪速タイプの狛犬さん一対。建立年は不明ですが江戸後期の頃と推測され、貫禄的にも申し分ないお顔立ち。
松に囲まれた参道、突き当たりには随身門があり、珍しく立ち姿の随身様が神域の守護をされています。
随身門前より神域を守護されるのは、出雲丹後系を思わせる風貌の狛犬さん一対。吽形さんの胸元にすがりつく仔狛が何ともいじらしく、可愛く思え、出来るならばそっと抱きかかえて・・・拉致したい😅👊。
拝殿の右手には「履脱八幡神社記念碑」と、旭日旗と日章旗をクロスさせた紋章の碑が並べて建立されています。
参拝日:2011年6月15日
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