「山北八幡宮」には多くの境内社が奉られており、鳥居の内に鎮座される境内社もあります。「境内社:山北天満宮」を守護されるのは、スリムなボディがご自慢の狛犬さん一対。
こちらの狛犬さん、建立された年代は不明なのですが、真横から見るとお腹と足の間の空間が見事な正三角形なんですよ。横顔で並ぶと、鳥類の顔を思い出すのは私だけでしょうか?
天満宮の撫で牛さん、そんな事を思って狛犬さんにべたべた触る私を、不審そうに見ています😅
西汐入川の川口に鎮座され、大正6年(1917)に「山北八幡宮」に遷された「京極船魂神社」。現在は丸亀市福島町の京極大橋下に鎮座されています。その社殿の跡地に設けられたのが「京極船魂神社遙拝所」。
鳥居の両脇より神域を守護されるのは、天保12年(1841)建立の一対。吽形さんは宝珠を、阿形さんは角を持ち、口中になにやら(おそらく玉)含んでいます。
「境内社:王子社」。御祭神は『伊邪那岐命、伊邪那美命、天照大御神、速玉之男命、事解之男命』。
鳥居の両脇より神域を守護されるのは、万延2年(1861)正月吉日建立の狛犬さん一対。どちらも顔よりも大きな玉を持って・・というかもたれて休憩しているようにも見えます😅
吽形さんの玉にすがって、遊んでとねだっているのは、可愛い子狛さん。その仕草は、人と神獣の違いはあっても同じに可愛いく、それを見守る姿はとても優しいのです。
「境内社:高津神社」の〆鳥居脇より神域を守護されるのは、昭和47年(1972)8月建立の岡崎型狛犬さん一対。
この神社の守護を担当される狛犬さん達の中では一番年若の一対ですが、小さいながらも力瘤一杯で大きな目を四方に配っています。
左手に鎮座されるのは「境内社:稲荷社」、右に「境内社:高良社(高良玉垂命)」
稲荷社を守護されるのは、小さな素焼きの神狐さん。もろい材質ゆえに、小さなお体は満身創痍ですが、それでも日々健気に祠をお守りしています。
境内社七社、左から「亀山神社」、「荒魂神社」、「和霊神社」、「稲荷神社」、「猿田彦神社」、「大国主神社」、「春日神社」と並びます。
左手に鎮座されるのは「境内社:大神宮」、右手に「境内社:幸神社」が並びます。
旧金毘羅五街道の一つ、丸亀街道の中心に鎮座される「山北八幡宮」。広く取られた一画には「金刀比羅宮遥拝所」が設けられています。
参拝日:2011年6月16日
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