富津市内のあれこれも、きちんと紹介すればもっと内容の有る場所だと思うのですが、マンホールと狛犬さんに予定を占拠される我が家の車泊旅😅 そんなこんなで、前半は2014年5月の訪問時、後半は2019年3月の訪問時からチョイスしてみました。
東京湾にグイっと突き出した「富津岬」。ここからだと東京湾内が一望できると聞いてやって来ました。富津岬の先端には「明治百年記念展望塔」も有るとこのことでしたが、何と!周辺はゴミの山。 ちょうどゴミ収集に来た方に、前日まで「Re:birth Festi」が行われていたと聞きました。 どのような催しかは知りませんが、粗大ゴミの山と化した海岸一帯は見るも無残な有様(これでも写真の為に目立つ大ゴミをどかせました)。
五葉松をかたどった展望塔は、東京湾が一望でき関東の富士見百景にも選ばれています。 ゴミの山を掻き分け😓、ありったけの根性を振り絞って、途中まで登ってみましたが・・ そもそも高い場所は死ぬほど苦手な私、まして足の下は階段状なので、下の地面が見える😱
怖怖の目線の先に見えたのは、明治23年に軍事用の要塞として造られた人工島「第一海堡」。 島の後方にぼんやりと見えている風景は、「神奈川県の横須賀市」だそうです(*゚0゚)
ご亭主殿が色々と説明してくれるのですが、お願いですから握った腕を動かさないで下さい😭
ソロッと半回転した先には、曇り空の下、灰色の海に腰まで浸かって潮干狩りをする人たちの姿。 潮干狩じゃなく、海中狩だよね・・と、ただただ「すごいなぁ~」としばらく見ていましたが・・
今となっては、吹き付ける風の強さと、透けて見える足元の恐怖しか記憶に残っていません。
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東京湾を一望できる大坪山の山頂に建つ、高さ56mの『救世観音像』。「東京湾観音」として知られています。 昭和36年(1961)に、平和祈念と戦没者の慰霊を目的として『宇佐美政衛氏』によって建立。 観音様の胎内には、天上界へと続く「324段のらせん階段」があるそうですが、324段のらせん階段と聞いた時点でパス!!!。
説明に【観音像は、仏像彫刻家である『長谷川昂(こう)』氏が、奈良の法隆寺夢殿に座す『救世観音』をイメージし、「仏教伝道の最終地点を千葉にしたい」との思いを込めて、原型を制作しました。】
初見ではその巨大さにただただ驚くばかりでしたが、近くに寄って驚きはさらに増します。
さすがにこれだけ巨大だと、見上げるばかりで、その端正なお顔を想像するのはかなり難しいのです。 でも絵馬に描かれたお顔は優しく穏やかで、見つめていると自然と心が和むのがわかります。
ちなみにこの高台からは、お天気がよければ絵馬に有るように富士山が見えると有りました。でも日頃の行いの所為なのか、生憎のこんな空😓
大体において静岡・山梨以外で、「見える筈」と言われた場所で富士山が見えた試しがありません。
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全く予定外に思いがけなく良い佇まいを見つけると、押し押しのスケジュールをつい忘れてしまう二人😅
店構えに惹かれて立ち寄った「タマサ印・宮醤油店」、天保五年(1834)創業の老舗の醤油店です。
お醤油の香りと言うのは、日本人の感性にとてもマッチするのでしょう・・ついつい誘われて店内に。 入ってしまうとつい品物を手に、手にとってしまうとついお財布を取り出し・・つい、買っちゃいました。
数日後、スーパーで買ったお刺身にこのお醤油はとても美味だったと、ご亭主殿、とてもご機嫌でした。
訪問日:2014年5月25日
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これは2019年に通りがかった際に写したものですが、よほど印象深かったのかすぐ何処だったかを思い出せました。 この時は流石に立ち寄りませんでしたが、お気に入りのお店が健在なのは嬉しい限りです。
富津市役所の敷地内に、『小林一茶』の恋人とも呼ばれていた『織本花嬌』の句碑。【かた羽つつ 時雨ほすなり うの夕日】
『一茶』と『花嬌』の出会いを紐解いてゆくと、色々と興味深い内容で、心惹かれます。 またどこかで、この二人に関する句碑などを見つける事が出来た、その時には・・・・
訪問日:2019年3月5日
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