東伯郡湯梨浜町(ゆりはまちょう)は鳥取県の中央に位置し、日本海に面する町です。2004年10月1日、東伯郡羽合町、東郷町、泊村が合併して誕生。町名は、町の特色である「温泉(湯)」「二十世紀(梨)」「砂(浜)」から決められました。東郷湖湖畔にある「はわい温泉・東郷温泉」が有名で、特産品である梨の生産量は日本一。特に二十世紀梨は鳥取県内で40%の比率を占めています。「町の木:梨」「町の花:とうていらん」を制定。
キャッチフレーズは「温泉と二十世紀梨と広がる砂丘 げんき・いきいき・かがやきのまち」
「 湖畔の いで湯と梨の町 湯梨浜町 」
マンホールには「羽合町の温泉」「東郷町の梨」「泊村の砂浜・グラウンドゴルフクラブとボール」がデザインされています。
東郷湖畔に再現された中国庭園「燕趙園」のマンホールは、「燕趙門と狛獅子」。
「燕趙園」の燕趙門と狛獅子
新しくできた道の駅と言うことで立ち寄ってみた「道の駅・燕趙園(えんちょうえん)」ですが、メインは中国の皇家園林「燕趙園」と言う事でかなり期待外れ。
この広大な中国庭園に建てられた数々の建物、設計から資材の調達、加工まで中国で行われ、中国人技術者の下で建設。ところが中国産の素焼き瓦がお粗末過ぎて(-"-) 結局は数億円もの費用をかけて施設内全ての建物の瓦を国産の瓦に交換、改修という何ともバカバカしい話。
2005年6月17日制定の町章は「湯梨浜町の頭文字「Y」をモチーフに、大空に羽ばたく翼をイメージし、青と緑と白で豊かな自然(海・湖・温泉・梨・砂浜)を表現しており、全体として、自然・人・産業が共生する新町の団結、友愛、飛躍発展を願うとともに、明るい未来を表現しています。」公式HPより
湯梨浜町イメージキャラクター『ゆりりん』、地域に伝わる天女伝説にちなんで誕生しました。はわい温泉をイメージしたハワイアンな天女で、頭には特産の二十世紀梨の花の髪飾りを付け、スカートには、風光明媚な砂浜に打ち寄せる、日本海の波がデザインされています。
「羽衣石(うえし)城」の模擬天守閣が描かれた舗道のタイル。
舗道タイル、東郷湖湖畔にある「温泉を楽しむ女性」
舗道タイル、県内で40%の比率を占める「二十世紀梨」
長和田地区にある東郷湖羽合臨海公園内に設置された「天女昇天の像」。腰の衣は東郷湖の山々の重なり、髪は湖面のさざ波、羽衣は日本海の波頭のイメージ。遠目からだと美しい天女に見えますが、間近で見ると腹筋が割れてる感じで・・引きます(^^;)
羽衣石(うえし)地区に語り伝えられる天女伝説。日本各地にある羽衣伝説とほぼ同じストーリーで、水浴びをしていた天女の「羽衣」を麓の男が盗み隠してしまった為、空に帰れない天女は男の妻になり子をもうけます。数年後、子供から羽衣の在処を聞きだした天女は羽衣をまとい天に帰ってしまうという・・。天女が羽衣を置いた山を「羽衣石山(うえしやま)」と言い、山上には羽衣を掛けた岩が残されているそうです。
撮影日:2016年10月21日
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