「美しい日本」を取り戻すべく、孤軍奮闘された安倍元総理の国葬が「日本武道館」にて執り行われます。遠方の為、九段坂公園での献花は叶うべくも無く、知り人に思いを託しました。この国の行く末を憂いて戦ってこられた元総理の御霊に、心より感謝と哀悼の想いを捧げます。
2022年9月27日
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辰野町沢底鴻之田、鴻之田川沿いの鴻之田公民館近くの山裾に、第九番と番号が振られた「握手肩抱き双体道祖神」一基。他「石仏群」数基。
山間に佇む道祖神らしく苔に覆われた碑見。中区の中央でしっかりと手を握り合って佇む男女神。
姿はおぼろですが、山里の若者を彷彿させる素朴な佇まいと、極上の笑顔に癒されます。
「石仏」
先の石仏群から少し離れた川沿いに「奉納 巡拝供養塔」一基。
辰野町平出、辰野町消防団第七分団屯所の前に「握手双体道祖神」二基、庚申塔他二基
固く結ばれた手、お揃いの袴にお揃いで結ばれた紐。首をかしげて前方を見る男神は満面の笑み。女神の頬もいつの間にか緩んでしまう・・熟年っぽい印象のお二人ですが、実はもっとお若いのかも。
かろうじて握手をしていると思われる男女神。向かって左の方が背が高く見る事から男神と思われますが実際の所は不明。シルエットだけの二人ですが仲睦まじさは伝わってきます。
第七分団屯所建物の横に「庚申塔:昭和五十五年三月 上平出村中」の刻。「頌徳碑 」。一段高い台座の上に「石祠」横に「庚申塔」一基
辰野町平出川端に「双体道祖神」四基。「青面金剛仏」、「霊神碑:石工 赤羽諦寛」、「二十三夜:勢至菩薩像」、他。
大きな文字碑の足元に並ぶ四基の「双体道祖神」。左はおそらく「酒器祝言双体道祖神」で、向かって左に男神がいるように見えます。右は互いに差し出す手が結ばれているところから「握手双体道祖神」だろうと思います。
どちらが男神でどちらが女神なのか・・・それさえも曖昧になり・・やがて静かに朽ちていくのを待っているかのような。それでも確かにそこには慈しみ合う神の姿が刻まれています。
「二十三夜:勢至菩薩像」。「勢至菩薩」を本尊として旧暦二十三夜の月待を行う事で、他に「念三夜」や「月天子」と刻まれることもあります。
台座に紫雲と馬
辰野町の道祖神・石仏巡り~Ⅴ~に続きます。
撮影日:2016年4月25日
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