雲南市木次町、霞龍山(かりょうざん)の山腹に鎮座される「式内社:木次(きすき)神社」。御祭神は『大己貴命(おおなむちのみこと)・武甕槌命(たけみかづちのみこと)』
由緒に【当社は「出雲国風土記(713年)」に「支須支社(きすきしゃ)」とあり、また「延喜式神名帳(927年)」に記載されている「式内社」でもある。当社は「八所八幡宮」の中の一社である。これは鎌倉時代に この出雲国の八カ所に八幡宮が勧請され、これを「出雲八所八幡宮」というのである。本来の社地は現地より西方100mのところにあり「跡の城(あとのじょう)」と呼ばれ、現在でも石の祠が残されている。】
参道、一の鳥居左右より神域を守護されるのは、文化十年建立の来待石製出雲丹後狛犬さん一対。 出雲系独特のいかつい顔立ち、真っすぐに立てた尾、前足を行儀よく揃えて参拝者を見守っています。
二の鳥居の先に拝殿と渡り屋根で繋がれた「随神門」。門の内には綺麗に彩色された随神様が神域を守護されています。
暗いのとガラスの反射で随身様の画像は今一つですが、随身様の足元より神域を守護されていた神殿狛犬さんはくっきり(笑) 金泥も美しく、中々にユニークで楽しいお姿。
正面に拝殿、ここでも日の丸が美しい。
境内にはいくつもの境内社が祀られていましたが、画像に残せたのは一部のみ。山肌を背にして画像左から「天満宮」「若宮神社」「幸神社」。
石の祠群、画像左から「稲荷神社」「金蔵神社」「鎮守神社」「紺姫神社」
境外社「竈神社」。御祭神『龗神(おかみのかみ)』は日本神話に登場する水の神。
『土地の守護神・土の神』を祀る「社日碑」。
石段参道途中に奉られる「境内社:剣御崎神社」。
参拝日:2011年5月16日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます