流鏑馬馬場を含む広い境内一帯は「鷲原公園」として、季節ごとに桜、ツツジ、紅葉の名所として知られています。11月半ばの朝、昨夜の雨に洗い流された境内はしっとりと湿気を含み、神の住まう場所に相応しく鮮やかに染め上げられた錦秋の装い。
朱塗りの両部鳥居、足元に散り敷く黄金色の銀杏
楼門へと至る道は少しずつ朱の色を濃くし
一幅の絵となって参拝者を迎え入れてくれる
鮮やかに、ひたすら鮮やかに
鎮守の杜を染め上げ、赤い石州瓦を更に赤く染め上げて
見知らぬ誰かに「ご一緒に」と声をかけられ、柄にもなく照れる二人
歓声と桜の花に彩られる馬場も、今はただ静かに錦秋の装い
参拝日:2012年11月日
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