車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

千葉神社~其の一 in 千葉県千葉市

2019年10月19日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・千葉県

千葉市中央区院内に鎮座される「千葉神社」。御祭神は『天之御中主大神・経津主命・日本武尊』。 北辰妙見尊星王の本宮を意味する「妙見本宮(みょうけんほんぐう)」とも呼ばれます。

1990年に竣工した社殿は、上下に二つの拝殿を有する日本初の重層社殿。一般的な神社の拝殿とは異なり、様々な人たちが気軽に参拝できる設備が整えられています。余談ですが、2018年には「ミキハウス子育て総研」によって、「ウェルカムベビーの神社」に認定されたそうです。

縁起に【千葉氏の守護神である北辰妙見尊星王(妙見菩薩)を本尊とする寺院(千葉妙見宮)として建立。覚算大僧正によって伽藍が整備されたと伝えられる。江戸時代には「北斗山金剛授寺尊光院」と称する真言宗の寺院であったが、明治の神仏分離によって神社となり、本尊も祭神に改められた。ただし、妙見菩薩と天之御中主大神は、神仏習合によって同一とみなされてきた経緯があり、今日でも同社が日本有数の「妙見信仰」の中心とされてきている。】

「尊星殿(そんじょうでん)」は神社建築では類例のない楼門と社殿の複合建築物。中央を「福徳殿」、東を「日天楼」、西を「月天楼」、上階を「開運殿」とし、北辰妙見尊星王が掌握する日・月・星の御力を個別に授かれるようになっています。

表鳥居の内には、昭和天皇即位御大礼記念として、昭和4年(1930)5月建立「獅子児鍛錬像」。獅子が我が子を千尋の谷に突き落として鍛錬したと伝わる故実を題材とした、写実味豊かな逸品です。

鍛錬されるというより、機嫌よく遊んでいたら置いていかれた・・といった表情の仔狛😅 思わずヒョイと抱き上げて拉致りたくなる。

一方、お約束通りに谷底に仔狛を落とした吽形さん。本当は不安でたまらないのか、つんのめりそうな姿勢で仔狛を見ています。

でも仔狛も負けていません。一歩、また一歩と必死に崖をよじ登っている姿が胸を打ちます。

ところがもう一匹は、何でこんな理不尽な目にあわなければいけないのか納得できない様子。 仰向けになってじたばたと抗議の真っ最中😅。こんな格好の子供・・たまに見かけます。

社殿の右手に鎮座されるのは、寿永元年(1182)に千葉神社に勧請された「摂社:千葉天神」。御祭神は『菅原道真公』。県内最大の天神社とされます。社殿は昭和29年に再建された千葉神社の旧社殿だったもので、その後、境内西側に移築し「千葉天神」の祈祷殿とされています。

ご祭神である『妙見様』は「水神」でもあり、古くから妙見の霊泉などとされる場所が各地に存在します。 「霊泉・延寿の井」の側に鎮座する「美寿之宮」。御祭神は『水御祖(みずのみおや)大神』

「美寿之宮」の近くには『妙見様』の神使いである「玄武」を象った「亀岩」が鎮座。 多分見る位置によって違うのでしょうが、どうしても「亀」の姿が見えてきません😥

予想外に見どころが沢山の「千葉神社」、明日は妙見池の向こうに鎮座する摂社群を紹介します。

参拝日:2019年3月19日


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