七尾駅と穴水駅間の33.1kmを結ぶ鉄道路線「のと鉄道七尾線」。決して「鉄オタ」ではない私たちですが、たま~に、ローカルな駅めぐりを楽しむ事もあります。
中島町浜田にある「能登中島駅」。愛称は近くにある「能登演劇堂」に因んで「演劇ロマン駅」。
ここでの目的は、駅舎横の旧貨物用側線に保存されている「郵便車・オユ10」。郵政省所有の区分室郵便車で、車内には郵便物を区分するための設備が設けられています。
動態保存されている電車を見る・・といっても、普通は外観のみか、機関車なら機関室のみ。 ところがこの郵便車は内部の見学が出来るのです。
「郵便車・オユ10」の内部は、まさに動く郵便局と言っても可笑しくない設備。ここだけ見せて、実はこれ電車の中なんだよといっても、にわかには信じられない光景ですよね。実際、義姉に写真を送ったら「ウソ!」と一言(笑)
車内見学を終えた丁度のタイミングで、『永井豪』作品のラッピング電車が到着。おそらく観光用の電車なのでしょう、沢山の乗客が郵便車の方に向かってやってきました。
郵便車も見学できたし、ラッピング車両もじっくり間近で見て、ついでに除雪車にも触れて。 こんなに目一杯楽しめた駅って、あまり例が無いような・・・選んでよかったスポット(*´꒳`*ノノ゙
「能登中島駅」を後にして、次の駅は「西岸駅」。特にこれと言う目的は無かったのですが「聖地巡礼」の一つと聞いたので寄ってみる事に。愛称は「小牧風駅」。
なぜここが「聖地巡礼」の一つなのか・・・実はここ、テレビアニメ「花咲くいろは」に登場する「湯乃鷺駅」のモデルだそうで・・
駅舎内の一角には、駅を訪れたファンによる寄贈品や聖地巡礼ノートなども置かれています。何というか・・う~~~ん、何て言えばいいのだろう(^^;) そっち系大好きの人なら、もう悶絶するほど素晴らしい空間なんだろうなと・・うん、多分そう思います(笑)
そうこう騒いでいるうちに折りよく到着する電車(のと鉄道の駅巡りではいつも都合よく電車に遭遇)。何かとっても可愛い一両電車にデジカメを向けていると、反対車線から別の電車が・・・
おお!さっき待合室で見た「花咲くいろは」の主人公たち(〃∇〃) 萌え系に興味の無い二人ですが、それでもこの駅でこのラッピング電車はちょっと嬉しいめぐり合わせ。アニメの舞台となった駅に、アニメのラッピング電車、ネタとしては申し分ありません。
訪問日:2015年5月21日
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