車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

静岡市内の歴史的建造物(国登録有形文化財) in 静岡県静岡市

2019年01月06日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・静岡県

昨日に続いて静岡市内に残された、国登録有形文化財の歴史的建造物の紹介は、市役所庁舎のすぐ近くに、昭和12年(1937)に完成した「静岡県庁舎本庁舎」。1934年の懸賞設計当選者『泰井武』の案に基づき、『中村與資平(よしへい)』が実施設計を担当。

コンクリート造りのビルに瓦屋根が載せられた「帝冠様式」とよばれる和洋折衷の建築物。上から見ると「日」の形になっているそうで、興味津々。

建物の内部は見学できていません。市役所と違って県庁舎はなぜか敷居が高く感じられて・・でもそれって、もしかして私だけ?(笑)

静岡市葵区呉服町の通りに面して建つ「静岡銀行本店」『中村与資平』の設計で「旧三十五銀行本店」として昭和6年(1931)に完成。実際の店舗なのでもちろん内部の見学は不可(^^;)。

上が2011年の画像、下は2016年の画像・・こうして見るとまるっきり別の建物みたい。

市内から少し外れた駿河区高松の海岸沿いに建つ、国登録有形文化財「旧マッケンジー邸」

昭和15年(1940)に『ダンカン&エミリー・マッケンジー』夫妻の住まいとして竣工された建物で、設計者は『ウィリアム・M・ヴォーリズ』。そうあの『ヴォーリズ』!  まさか静岡市内でヴォーリズ建築が見られるとは!

赤い西洋瓦葺きの屋根に、スタッコ仕上げの荒い白壁・アーチ型の窓・ロートアイアンの装飾グリル・・・等々。 スパニッシュスタイルの住宅様式は、まさに絵に描いたような「ヴォーリズ建築」。

それにしても、靴底の上から痒いところを書くようなこの苛立たしさ。もう少し近くに行きたい!! とはいえ、敷地の入り口に架けられた「休館日」の札は、調査不足の私が悪いんだと言うように事さら大きく見える(-"-)
角度を変えただけの写真、これでも私の嘆きを見過ごせないご亭主殿が頑張ってくれた一枚(笑)

道路を挟んだ向かいに広がる駿河湾、二階の窓からは「富士山」が眺望できたそうです。 かなり羨ましい環境の「旧マッケンジー住宅」。何時か・・があるのなら、その時は是非(ただし晴天の時に)!

建物ではありませんが、マンホール撮影のために訪ねた先で発見した珍しいモノ。 市内七間町と呼ばれる一帯には、かって大小の映画館があり「映画館街」として賑わったとか。その賑わいは今も健在で「七ぶらシネマ通り」には、往時の撮影機等が展示されており、ちょっとした人気スポットになっています。

訪問日:2011年11月13日&2016年12月11日

 


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