車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

福島市民家園~其の二~ in 福島県福島市上名倉大石前

2024年08月20日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・福島県

昨日に続いての福島民家園、名前の分かるものは詳細が書けますが、歳月の流れは無常で、中には「これ・・・どこだった??😱」という建物もあります。

そういう場合は・・・・・で誤魔化す😅

市指定有形文化財「旧筧家宿店」。江戸末期~明治10年代に、旧会津街道と旧米沢街道の分岐点に「宿店」として建築。

一階の「みせ」部分のしとみ戸、二階外壁の漆喰による「商人宿」の文字、襖絵などに宿店としての特色が見られます。

国指定重要文化財「旧広瀬座」。伊達郡梁川町の広瀬川川岸に当時の唯一の大衆娯楽施設として、明治20年(推定)に町内の有志によって建てられた芝居小屋です。

全般に比較的簡素で古い形式ですが、小屋組には明治中期の建築を反映して、梁の長い洋風な造り(真束小屋)が採用。

舞台中央は回り舞台でその床下には奈落があり、花道・ぶどう棚・ちょぼ席など芝居小屋として必要なものはひと通り備えています。

時代の流れにより昭和24年に映画館として改装され、新たな娯楽施設となりましたが、テレビの登場で次第に廃れ・・。更に広瀬川のたび重なる氾濫で被害を受け、昭和61年の洪水のあと、川幅を広げるために取り壊しが決定。しかし、貴重な芝居小屋を後世に残すため、民家園で復原されました。

市指定有形文化財「旧小野家」は、明治6~7年に建てられた養蚕農家。

足場式中二階と屋根裏も蚕室として利用され、明かりを取り入れる工夫として、半切妻屋根になっており、屋内空間のほとんどが養蚕のための造りとなっています。この半切妻屋根は県北地方の養蚕農家の代表的な特徴です。

福島市民家園の道路向かいにある「巨石広場」。ここには広場名の由来となった直径80mにも達する「室石」と呼ばれる巨石があり、「大黒天」「金比羅天」が祀られています。

その昔、『室石将監』という妖怪がこの一帯で悪さを繰り返していました。困った村人1,000人が4日間の祈祷を続け、遂に妖怪を改心させた際、村人たちの歓喜絶叫がこだまし、巨石が割れたと伝えられています。こうしてみると生き物がうずくまっている様にも見える巨石、様々な物語が生まれてきそうです。

民家園に引き返し、駐車場に向かう途次に見かけた「御大典記念碑」。先ほど訪れた「西 土湯温泉」の文字が刻まれています。

絶滅危惧種に指定されている「くまがいそう」・・残念ですが花の時期は終わっています。思い起こすと・・いつも葉っぱしか見た事が無い😭

これからサンスカイつちゆ:こけしの湯で汗を流し、今夜の車泊地「道の駅:つちゆ」までくねくね道を走らなければなりません。そろそろ焦らないと・・😅 ・・で、福島三名湯の最後「高湯温泉」は未訪問に決定💧。

🌸明日は川俣町のご当地マンホール紹介です

訪問日:2016年6月24日


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6 コメント

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Unknown (necydalis_major)
2024-08-20 08:50:35
だんちょう

こんにちは!
わぁ!
クマガイソウ
素敵ですね。
花を是非見せて欲しいですな🤣🤣
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だんちょうさん (tibineko)
2024-08-20 08:56:42
コメントありがとうございます。

残念ながら、この花が咲いている場面は一度も見たことがありません。
いつも葉っぱだけ(´;ω;`)ウッ…
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くまがいそう (onecat01)
2024-08-20 17:28:35
tibinekoさん。

 絶滅危惧種に指定されている「くまがいそう」は、私の住む近くの里山の奥で育っています。

 地域の有志の方たちが守り育て、盗まれないように竹囲をし、大切にしています。繊細な花なので、土質や環境が少しでも変わると育ちません。

 そんなことを知らない不心得者がいて、踏み荒らして盗むそうです。花は白だったか、黄色だったか、覚えていません。

 植物は家内の分野なので、私は観察についていくだけです。「里山、山歩きの会」という会でしたが、今は二人とも出かける健脚がなくなりました。

 懐かしい写真です。
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onecat様 (tibineko)
2024-08-20 17:43:43
クマガイソウに興味を持った原因は、その名前の由来で・・
牧野富太郎博士の書に
花の姿を熊谷次郎直実の背負った母衣になぞらえて「熊谷草」となったという一文があり、一度でいいから実際に咲いている姿を見たいと願っているのですが。
いつも、葉っぱだけの群生を見て溜息です。
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こんばんは (続々強子の部屋)
2024-08-20 20:35:54
tibinekoさま
友人のお宅にクマガイソウがあって毎年お花の頃に
お呼ばれしました。
お庭に神社がありました。お名前の通り○○神社です。吃驚しました。100年前の椿とか、珍しいお花を見させてくださいましたが、
ご本人の体調が優れなくて最近はお花の写真だけ送ってくださっています。私ももうそちらに行く事もできなくなりました。
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強子さま (tibineko)
2024-08-20 21:37:36
コメントありがとうございます。

ご友人様のお宅の神社というと
屋敷神様でしょうか。
「熊谷草」に「百年椿」
ご友人様とお花を愛でられる強子様

それはきっと、とっても素敵な光景でしょうね
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