甍街道を後にして次に向かったのは、江津市松川町市村に門を構える「浄土宗寺院:三佛寺(さんぶつじ)」。『阿弥陀如来』を本尊とします。
山門を潜り本堂の前に立てば蛍光灯の真下に、鮮やかな色彩の「龍の鏝絵」。 青い波間から上半身を持ち上げる龍がじっと見ているのは、白い雲の上に乗っている宝玉。
あれを、あれさえ我がもの出来れば、龍は海の中から遥かな天空の高みに昇り、さらに彼方に飛べるのです。
「三佛寺」を後に続いて向かったのは、江津市松川町市村に門を構える「臨済宗東福寺派寺院・清泰寺」。
本堂正面には、昭和18年に製作された「鏝絵」ならぬ「鏝字」。二つの扁額に書かれた文字は「萬安山」「清泰寺」。絵では有りませんがこれはこれで素敵。
本堂と向かい合う位置に鐘楼があり、寄り添うようにこじんまりとした羅漢堂。
お堂の中には、菩薩や御仏と共に、幾人かの羅漢さんがそれぞれの姿で座しています。 昔から、羅漢さまを見る時に会いたい人の顔を捜せば、必ず願う人の顔が見つかるといいます。
参拝日:2011年5月15日
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