車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

米沢市内~町歩き in 山形県米沢市

2025年02月09日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・旧跡・山形県

米沢市門東町の一画に美しい姿を見せる「九里(くのり)学園高等学校」

明治34年(1901)年に九里裁縫女学校が『九里とみ』によって、女性としての徳と社会で役に立つ技能を身につけさせる教育を建学の精神として創設。後に九里女学校、米沢女子高等学校と名前を変え、現在は男女共学の「九里学園高等学校」となっています。

昭和10年(1935)竣工の校舎は、総二階建L型平面になる校舎で、中央部に垂直線を強調した素朴な意匠の玄関を設け、外壁は下見板張りのハーフティンバー。

2階窓枠の下に気抜きの小窓等を設けてアクセントに。昭和初期の学校建築の好例として1997年に登録有形文化財に指定。風格のある外観が市民に親しまれています。

大正11年(1922)竣工の「米沢織物歴史資料館(旧米沢織物組合本館)」。館内には、米沢藩主上杉鷹山が、藩財政建て直しのために殖産振興として奨励した米沢織の歴史資料、機織り機や米沢織の作品などが展示されています。

「米澤民藝館(原始布 古代織参考館)」。からむし・しな・ぜんまい織など、古代織の技法を存続復元し、収集した織機や布などが展示保存されています。

米沢市大町にある「小嶋総本店:東光の酒蔵」。東北最大級の酒造資料館では、長い歴史を持つ「みちのくの造り酒屋」の内部が見学できます。

慶長2年(1597)創業の、米沢藩上杉家御用酒屋。江戸時代に飢饉で米不足となり禁酒令が出された中でも、酒造りを許されていた数少ない酒蔵の一つと言われています。

酒蔵独特の雰囲気に思わず足が止まってしまうというご亭主殿・・でも家に帰り着くのは二週間後だからね。出来れば荷物は増やしたくない・・

そのお向かいに店を構える「老舗醤油・カネマス醤油」さん。お醤油の良い香りに思わず足が止まってしまうご亭主殿。・・って、さっきも同じようなことを言ってませんでした?

創業明治31年(1898)の「ホテル音羽屋」。「音羽屋本館」『西山留太郎』の設計で昭和12年(1937)に竣工。文化遺産オンラインによれば「木造3階建・入母屋造で正面に千鳥破風の屋根を設ける。1階にアーチ状の出入り口や窓を設け、2階に出窓・3階には花頭窓風の窓を開き、隅柱等に色付けするなどの正面の賑やかな外観の意匠に特徴がある。」

米沢駅前でひときわ異彩を放つ「音羽屋本館」は、1997年に登録有形文化財に指定されました。

旧米沢高等工業学校をモデルとした米沢駅をラストに、お手軽コースの街歩きは終了。名残惜しくはありますが、明日からまた福島県内を訪ねる旅の再開です。にしても、山形県・・・捨てがたい😅

訪問日:2015年6月21日


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1 コメント

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Unknown (だんちょう)
2025-02-09 10:16:57
おはようございます。
今日の休日いかがお過ごしですか?
僕は自宅でまったり、時々子供の送り迎えを
して過ごします。
お互い素敵な休日にしましょうね!
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