旧安房郡三芳村(みよしむら)は房総半島南部の内陸に位置した町です。館山市、安房郡富浦町、富山町、丸山町に隣接。 古くは安房国の国府が置かれ、平家の落人伝説が残る増間集落では、「増間のばか話」が昔話として今に伝承されています。村域は内陸に位置するため、「南房総に雪降らずとも、三芳村には雪が降る」と言われるほど周辺の市町よりも冷涼な気候です。「日本酪農発祥の里」としても有名で、道の駅などでは、こだわり乳製品が販売されています。
また「増間(ますま)日枝神社」の弓道行事の伝統をくみ、弓道に長じた村民もおり、村営の弓道場も建設されています。「村の木:椿」「村の花:菜の花」「村の鳥:ウスアカヤマドリ」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により、平郡滝田村、国府村、安房郡稲都村が発足。
1897年、郡制の施行により、平郡・朝夷郡・長狭郡の区域をもって安房郡が発足。
1953年、安房郡滝田村、国府村、稲都村が合併、安房郡三芳村が発足。
2006年、富山町、富浦町・丸山町・和田町・千倉町・白浜町と合併、南房総市が発足。
昭和48年9月日1制定の町章は「「ミヨシ」を円形に意匠化したもの」
ここでも自治体章の有る蓋は無く、どれもこれも全くの規格蓋・・雨が胸の底深く・・もとえ足先まで染み込みます😭
旧庁舎の敷地内で見つけた「万葉集第十四巻3501の万葉歌碑」。
【安波峯(あはを)ろの 峯(お)ろ田に生(お)はるたはみ蔓(づら) 引かばぬるぬる 吾(あれ)を言(こと)な絶(た)え】
(大意=安波の峰の山田に生える蔓草のように、引けばぬるりと近寄ってくるように、私と連絡を絶やさないで下さい。)
「道の駅:三芳村 鄙の里」には、こだわりの乳製品が沢山並んでいて、特に牛乳が美味。 基本的に牛乳は苦手なご亭主殿ですがとても美味しかったとのたまっていました。むろん、異論はありません😄
撮影日:2014年5月&2019年3月6日
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