あま市七宝町遠島宮西に鎮座される「八幡神社」。御祭神は『品陀和気尊(ほむだわけのみこと)=(応神天皇)』。
境内由緒碑「御祭神 品陀和気尊は即應神天皇に座す。品陀和気尊を祭祀せる社にて、御神徳もっとも顕著。祈念するに霊験著しきこと悉く衆人の知る所なり。」
鳥居をくぐった正面に「石造り連子窓型蕃塀」。連子上部に向かい合う「一対の龍」、下部羽目左右に「鯉の滝登」り、中央に「橘紋」が彫られています。
連子窓上部、向かい合う双龍に護られる「八幡神社」扁額
参道正面、開放的な拝殿前左右より神域を守護されるのは、大正15年(1926)奉納の岡崎型狛犬さん一対。
吽形さんは仔狛の背中に手を、阿形さんは毬の上に手を置いています。
世の中はすべて事も無し、平和です・・・的なお顔(笑)
拝殿後方、幣殿前左右より神域を守護されるのは、享和14年(1814)甲戌建立の構え型狛犬さん一対。使われた石の材質+置かれた場所が良かったのか、とてもそんなに長い年数を経たとは思えない顔貌を保っておられます。
幣殿前左右より神域を守護されるのは、明治39年建立の浪花系の狛犬さん。横向きにとがった三角耳と上向きの鼻が特徴的な一対です。
境内に枝を張る「羅漢槙」の御神木。
樹齢約400年、 樹高13m・地上部2m程の高さで3枝に分かれており、昭和30年に愛知県天然記念物に指定されました。
参拝日:2011年4月24日
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