旧多紀郡西紀町(にしきちょう)は兵庫県中部に位置した町です。「西紀」の地名は1955年の合併時に付けられたもので「多「紀」郡「西」部に「錦」をかけたもの」と言われています。丹南町、篠山町、春日町に、また県を跨いで京都府瑞穂町、三和町に隣接。舞鶴若狭自動車道サービスエリア:上り線から見た三岳や黒頭峰などの山々。800mに満たない標高ですが、その険しい山容から多紀アルプスと通称されています。「町の花:シャクナゲ」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により、多紀郡南河内村・北河内村・草山村が発足。
1955年、南河内村・北河内村・草山村が合併、多紀郡西北村が発足。即日改称し多紀郡西紀村となる。
1960年、西紀村が町制を施行し、多紀郡西紀町となる。
1999年、篠山町・今田町・丹南町と合併し、篠山市となりました。
マンホールには、「町の花:シャクナゲ」が大きくデザインされています。
昭和35年1月1日制定の町章は「全体を「西」で表し、三つの輪を象徴したもので、昭和43年10月に再制定されました。」
町域にあったマンホール、自治体名と自治体章が何故か削られています(-_-;)
撮影日:2019年12月21日
2014年11月の車泊旅ではこちらの西紀上りSAにて車中泊をさせて頂きました。「丹波路味わい食堂」で頂いた「黒豆うどん」は癖のないシンプルな味でとても美味しく体もホカホカ(⌒∇⌒)。車で旅をする私たちにとってこうした施設は本当に有難く大切な場所です。 その節は本当に有難うございました。
アルプスは海外の固有名詞で外来のカタカナ表記ですが、今ではだれも違和感を持たないれっきとした日本語。
その後多紀アルプスのような「ご当地アルプス」が各地に登場しますが、アルプスの名を冠することで標高に関わら誰もが激しいアップダウンを繰り返す山容を想起でき、漢字でこれに代替できる単語は存在しません。
ちなみに明治・大正期、海外からの登山家の多くは標高3000メートルちょいの日本アルプスを舐めてかかりますが、とくに冬期登山においては猛烈な季節風の直撃とそれに伴う豪雪に音を上げ、日本アルプスの冬期登山の困難さは本場欧州のアルプスを遥かに凌ぐという感想がいくつも残されました。
多分・・片道小一時間だったと思うのですが・・それ以降、二度と山登りらしきものにチャレンジした事はありません。
まっちさんが有明山に登山したとコメント頂いたときは、真剣に「尊敬のまなざし」。
日本アルプス・・・山は遠くから遥かに望むのが良しです(^^;)