旧多紀郡丹南町(たんなんちょう)は兵庫県南部に位置した町です。 町名は丹波地域の南に位置していることに由来。町域には篠山口駅や、舞鶴若狭自動車道:丹南篠山口インターチェンジがあり、旧篠山町への玄関口として機能してきました。三田市、篠山町、西紀町、今田町、柏原町、山南町、春日町に隣接。「町の花:桜」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により、多紀郡味間村・城南村・古市村・大山村が発足。
1955年、味間村・城南村・古市村・大山村が合併、多紀郡丹南町が発足。
1999年、篠山町・今田町・西紀町と合併し市制を施行、篠山市となりました。
マンホールには町章を中心に「町の花:サクラ」がデザインされています。
中央のマークは町章ではなくロゴマークと思われますが、詳細は不明。
昭和40年10月1日制定の町章は、丹南の頭文字である「丹」を図案化したものです。
撮影日:2017年9月4日
全国を見渡すと『ほにゃらら口駅』は意外に多く存在しており、その大半は中核都市や有名観光地の入り口、または至近に設置された駅名になっています。
我が奈良県の吉野口駅がその好例で、先に敷設された国鉄和歌山線の中で全国的な名所である吉野に近かったところに『吉野口』駅が作られ、当初は吉野への馬車の発着点として栄えました。
その後吉野軽便鉄道、今の近鉄吉野線が吉野まで開通したことで吉野口駅は吉野への起点という役割を終え国鉄と近鉄の接続駅となりますが今も吉野口という駅名は残ったまま。
ただかつての賑わいはなくローカル線の寂れた乗換駅。
同様にJR関西本線月ケ瀬口駅も梅林や渓谷美で知られる月ヶ瀬最寄りの駅としてこの駅名がつけられましたが、月ヶ瀬は奈良県、月ヶ瀬口駅は京都府と県境を跨いでいるのが特徴。。
関東では京浜急行の三崎口駅や秩父鉄道の三峰山口駅がありますが、ともに路線の終着駅で三浦半島の中心三崎や信仰の山三峰神社への発着点として○○口を名乗っています。
○○口の中でも篠山口や月ケ瀬口は名前の付いた場所が他所の自治体、篠山口はその後の合併で同じ市になったからいいものの、月ヶ瀬口なんて異なる県、
駅のある地元としての感情はどうなんでしょうね?
でも奈良県の月ヶ瀬村のマンホールが、京都の南山城村にある訳が無い・・
なんでマンホール探しを決めた時に、気が付かなったのか(^^;)
それもこれも、ひとえに月ヶ瀬梅林へのアクセスが不便だったからに他なりません(言い訳)