旧吉城郡古川町(ふるかわちょう)は日本列島のほぼ中央、岐阜県北部に位置した町です。吉城郡河合村・宮川村・神岡町上宝村・国府町、大野郡清見村に隣接。飛騨山脈の比較的緩やかな西側傾斜面上に位置し、1000m級の山々がすぐ近くに迫り面積の8割を林野が占めています。気候は内陸性で年平均気温11℃前後。春夏秋冬の季節の変化がはっきりしており、岐阜県でも有数の積雪地であり、山間地特有の気候条件を生かし、ほうれんそう、トマトなどの高冷地野菜づくりが盛ん。飛騨牛の産地としても知られています。「町の木:イチイ」「町の花:花菖蒲」を制定。
町には縄文時代の遺跡が多く、1万年以上も前の人々の営みが確認されています。室町時代、京都の公卿・姉小路家によって治められた川盆地は、天正13年(1585)、羽柴秀吉の命によって飛騨を平定した金森長近によって城下町として発展。元禄年間には天領となり町民文化が栄えました。市街地中心部は、鯉の泳ぐ瀬戸川をはさんで殿町、壱之町、弐之町、三之町が碁盤割に配され、出格子の商家や白壁土蔵の造り酒屋が続くしっとりと落ち着いた雰囲気の町です。
旧キャッチフレーズは「朝霧たつ都 飛騨古川」
明治8年(1875)、古川町が成立。
明治22年(1889)、町村制の施行により吉城郡古川町、細江村、小鷹利(こたかり)村が発足。
1956年、古川町、細江村、小鷹利村が合併、改めて吉城郡古川町が発足。
2004年、吉城郡神岡町・宮川村・河合村と合併、飛騨市古川町となりました。
マンホールには、市の花:水芭蕉と瀬戸川の鯉、古川の文字がデザインされています。
昭和31年(1956)4月制定の町章は「「古川」の文字を図案化したものです。」
瀬戸川沿いの一角に設置されていた消雪用の大型マンホールですが、特に自治体を示すものはありません。
飛驒古川の瀬戸川と白壁土蔵街にのみ設置された、カラー版の「鯉」のデザイン側溝蓋。
方位版には、気多若宮神社の例祭「古川祭」で、櫓の上に乗って起し太鼓を打つ様子が描かれています。下はその「気多若宮神社」の拝殿でしょうか?
撮影日:2012年5月18日
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マンホールカード、頂きました。
2018年12月14日、第9弾として全国60自治体で60種類(累計407自治体478種類)の マンホールカードの配布が 開始されました。「飛騨市A」のマンホールカードは、「飛騨古川まつり会館」でいただけます。
1992年に設置開始されたマンホールには「花菖蒲」と「鯉」、「古川の文字」がデザインされています。
「飛騨市は、古川町、神岡町、河合村、宮川村の2町2村が合併して平成16年に誕生しました。 このマンホール蓋は旧古川町地域の公共下水道で採用されたもので、古川町の代表的な観光地である「瀬戸川と白壁土蔵」の 景観イメージから、当時の町の花「花菖蒲」と瀬戸川に泳ぐ鯉を図形化して4つずつ配置しています。また中央には「下水」の文字を、周囲には「古川」の文字をそれぞれ図形化して配置しています。 この蓋は公募によりデザインが決定された平成4年当時のもので、現在は中央の下水の文字部分に飛騨市の市章を配置したものが使用されています。」
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