身体拘束とは書いて字のごとくその人の身体の自由を奪うこと
なぜそんなことがおこるのかというと医療の現場では例えば点滴などの医療的な処置を外すのを防ぐために拘束が行われます。生命を守るために拘束が行われることがあります
介護の現場ではどうなのかというと椅子から立ち上がっての転倒を予防するためにテーブルを前に置いて立ち上がりを防いだりとかベッドからの転落を防ぐためにベッド柵を前後左右に置いてみたりとか、ベッド柵は乗り越えて行くので余計に危険なのですけれど。また認知症からくる暴言や暴力に対しての強い精神薬で抑えることも抑制にあたるとなるようですがこれは流石にケアが出来ないので専門医に診てもらって内服調整することになるかと思います。後は言葉による抑制、スピーチロックですね。してはだめとかかな。立っちゃだめ!立たないで、ちょっと待っても行動を抑制する言葉も抑制にあたるので。最近は取り組みが行われて抑制は減ってきているようですがそれでも言葉による抑制はつい行ってしまうことがあります。危ないが言葉になって抑制となる。毎年研修会をしながら抑制について学んでいます