半年に一度の歯のメンテ、金がないことの大変さをつくづく思った
一昨日、半年に一回の歯科医の定期診察日。格別の問題はなく、歯石を取り除いていただくなどのメンテナンスをしていただいた。
ただ、問題がなかったわけではない。この日、私が持っていたお金は5000円札一枚のみ。歯科衛生士さんが「前回9月にレントゲンを撮って1年が経過したので、今日撮らせていただいていいですか」と問われた。
私は顔が引きつり、「え、今日は少ししかお金を持ってないのですが、レントゲンはいくらですか」と恥ずかしさで顔を真っ赤にして聞いた。
すると、歯科衛生士さんに変わって先生が登場し「2割負担なら1000円程度ですよ」と、詳しく説明してくれた。
お金がないことの大変さを、一昨日も体験した。しかし、ともあれ、この年になって奥歯まで全部揃っていて虫歯もなく、半年に一回のメンテナンスでいいとは嬉しい限り。丈夫な歯を持って生んでくれた母にこの日も感謝した。
昨日はいつもの「畠瀬本店・食品部」でランチ。いつものデザートに加えて、料理長さんが「料理教室」で学んだというスイーツを添えてくれた。
美味しかったことは言うまでもない。
『こころ彩る徒然草』、「兼好さんと、お茶をいっぷく」という気分で読む
「つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ」。 吉田兼好の『徒然草』の冒頭、誰もが記憶している。この全243段からなる随筆は、「人生論あり、友情論あり、思わず笑ってしまう失敗談あり、辛口の人間批評や政治批評あり、ことわざのようなキラリと光る警句あり、歴史上の人物の逸話あり…バラエティ豊かです」と書かれたものを読んだりもした。
そこで、木村耕一著『こころ彩る徒然草』(1万年堂出版刊)を読んでいる。この本の副題となっている「兼好さんと、お茶をいっぷく」という気分で、のんびりとスタバでコーヒーを飲みながら。