昨日は坪田譲治研究・顕彰団体である「善太と三平の会」の坪田譲治作品を読み解く「読書・研究部会」に参加させていただいた。会場は岡山市立石井幼稚園2階にある「坪田譲治 こどもの館」
この「読書・研究部会」は、もう10年以上も、そしてコロナ禍でも毎月開催してきているとのこと。スゴイの一語。10年としても、語り合われた作品は100話を軽く超えている。
さて、昨日は、まず前回語り合った内容が、「読書・研究部だより」としてA4版1ページにまとめられており、その確認から始まった。読まれた作品は『狐』。
そして、次にこの日語り合う『狐と河童』を全員で読み合わせ。私はありがたいことに除外していただいた。そして、書面参加の方の感想を含めて、みなさんが語り合われた。昨日は論客お二人がインフルなどで欠席なので、穏やかと語られてもいた。
にしても、みなさんの語らいを聞かせていただいていて、とてもワクワクした。私の中でも、作品世界が広がっていった。そして、「どうして坪田譲治は狐が好きなんだろう」とか「作品の最後でお爺さんが説教くさいことを語られるのは如何なものか」等々に、「ふんふん」と頷いた。
また、参加させていただきたいと思ったり。ただ、浅学非才の私であり、坪田譲治を読み尽くされている方々とともに、作品世界を語る勇気はないのでやはり参加は無理かなと思ったり。