昨日の「読書ルーム」で読んだのは、新潮社のPR雑誌『波』の1月号と2月号。これまでは、阿川佐和子の「やっぱり残るは食欲」を読んだ後は、パラパラとつまみ読みだった。
それが1月号からは「筒井康隆掌編小説館」をまず読む。とても魅力的な掌編小説で、ワクワクしながら読んでいる。
ところで、この雑誌『波』に、永田和宏さんが「あなたに出会ってそれから…… 河野裕子との青春」を連載していることに昨日気づいた。トホホ、情けない。
パートナーは永田和宏さんの大ファンで、亡くなられた妻・河野裕子さんの闘病の十年を綴った様々な著作等を全て読んでいて、私もそうした本を読んでいた。
そんな永田和宏さんの河野裕子さんとの青春の思い出が連載されているのを知らなかった。その連載は1月号でもう13回となっていた。
廃棄用の山の中から『波』のバックナンバーを抜き出したが、何号かは抜けていた。残念だ。とりあえず、ある号を読んで、連載が終わって、書籍となるのを待つ以外にはない。
それにしても、出版社のPR雑誌は、とても読み応えがある。貧しい身にはとても嬉しい。