地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

母子共に健康

2013年04月30日 | 読書

 

「母子共に健康」「五体満足」、当たり前のようで、当たり前でないことを実感

 早いもので4月も今日で終わり、今年の1/3が過ぎた。こんなことを言いながら、一年が過ぎていって、また一つ年を取る。「その繰り返し」、なんて言えたのは昔の話。東日本を経験したり、前期高齢者に入っており、「明日がある」なんてことは言えない。それ故に、今日を悔いなく生きていくことがとても大切だと自分に言い聞かせている。。

 さて、最近読んだ『未完の贈り物』(産経新聞出版刊)の著者・倉本美香さんの経歴として、次のように書かれている。「1969年、東京に生まれる。学習院大卒。米ニューヨーク在住。日本航空で国際線客室乗務員として活躍後、ビジネスコンサルティング会社『OFFICE BEAD INC』を主宰し、日系企業や日本人アーティストの米国進出サポートを中心に活動中。二男二女の母」。

 この経歴を読むとまさに順風満帆、誰もがうらやむ人生を送っているかのように見える。その著者が「まえがき」の最後に、次のように書いている。「私とは、其の壱、米ニューヨークで朝から晩まで走り回るワーキングマザー。其の弐、娘には目も鼻もありません」。

 そう、倉本美香さんは第一子を出産したが、生まれたその子には「目も鼻もない」状態で誕生している。この倉本さんのご著書を読んで、「母子共に健康」「五体満足」、当たり前のようで、その実当たり前でないことを改めて教えられた。その後のお子さんの生育・治療のためら直面した、文字通り筆舌に尽くしがたい苦労の一端を、ご著書を読んで理解した。まさに強く生きておられる。

 ところで、余談だが、この本を読んでアメリカの医療について少しだけだが垣間見ることができた。「通常出産後は最長で48時間しか病院に滞在することができない。それ以上になると、保険会社から費用が支払われないため、莫大な出費を抱えてしまう」。手術の前には数千から一万ドル単位の前納が必要、また診察の予約金としてこれまた一万ドルを超える予約金の負担が求められるとのことだ。

 日本のTPP参加によって、医療制度への民間産業の参入や自由診療の拡大で、日本の国民皆保険制度が根底から覆されようとしていることを危惧している。その行き着く先を、まさに現在のアメリカの医療の実態にみることができよう。

 ともあれ、人が生きていく上では、様々な困難に直面する。その時、心を強く持って生きることの大切さを教えられた思いだ。

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目尻を下げる

2013年04月30日 | 身辺雑記

 

孫から電話が入ってランチをともにした、赤磐の「カフェド グラス」とした

 私の暮らしは、エンゲル係数がとても高い。少しだけ外食が多い。ま、たまに会う人と、ランチもしくはお茶をということになり、ステキな時間を過ごせるのでそれもやむを得ないのかなと思っている。ただ、貧しさ故に、ディナーはまずない。この年になると、少しだけ夜のお出かけが億劫になる。

 そうした暮らしの中で、またまた食べ物の話題だ。お許し願いたい。一昨日のことだ。友人と少しだけゆっくりと語らいの時間を過ごしていたら、携帯が鳴った。孫からで、ランチのお誘いだ。その後ろには娘がいる。お目当ては、私の財布だ。それでも、孫たちのお誘いであり、断るわけにはいかない。

 そして行ったのは、「カフェ・ド・グラス」。サラダバーが美味しいのだが、ケーキなどではオーダーできない。それでも、孫たちは独りでオムライスを食べ、サラダも繰り返して取りに行ったりもした。

 やんちゃな孫たちを見ながら、目尻を下げているおじいさんの姿がそこにあった。

 

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幼いまま

2013年04月30日 | 食べ物

27日に友人とランチ、「コンテンツカフェ」のオムライスと会話を楽しんだ

 今年のGWの前半が終わり、わずか3日間だが平日だ。ところで、今年のGWのスタートの最終日の一昨日・27日(土)のことだ。その日、久しぶりの友人とランチを楽しんだ。

 ただ、この日はその前に所用があり、約束の時間に遅れてしまった。待つことの嫌いな私であり、申し訳なく思って次第だ。「時間に遅れない」を、心にしたいと猛省した。

 さて、連休中の土曜日であり、混雑を恐れて、場所は「コンテンツカフェ」とした。久しぶりであり語らいは弾み、迷わずオーダーしたオムライスも抜群だった。

 それにしても、そろそろ卵料理から卒業をと思うのだが、なかなか子どもから卒業できない。食べ物だけは、取り戻したい若さを飛び越えて、幼い頃のママだ。

 

  

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GW前半最終日

2013年04月29日 | 身辺雑記

 

スタバけやき通り店のドライブスルーが賑わっていた、やはりGW故だろう

 今日はGW前半の最終日、スターバックスけやき通り店はドライブスルーがたいそう賑わっていた。私が何気なく見た時には、道路にも8台もの車が連なっていた。行楽客や遠出をされる方が多いのだろう。

 店内も満席に近い状態で、「読書ルーム」としては、少しだけ賑やかだった。多くの方々が、レジャーを楽しまれているのだろう。そんな忙しい中でも、お店のスタッフはみなさん笑顔を絶やさない。素晴らしい。

 さて、私はと言えば「毎日が日曜日」の身であり、GWだからといって格別旅行などの予定もない。花々も咲き春爛漫の中で、畑作業などに忙しい。今年はエンドウもしっかり花を付けてくれている。収穫が楽しみだ。

 その野菜づくりでは、今年は葉物野菜の出来が素晴らしいかった。しかし、ホーレンソウなどは少しだけ痛み始めており、苗で植えたルッコラなどももう「薹(とう)」が立ち始めている。悩ましい。

 悩ましいと言えば、私の人生ももう既に盛りを過ぎて「薹(とう)」が立ち始めているのだろうか。いえいえ「まさに今が成熟の時」、なぁーんてね。

 それ故か、このところ日々何か予定が入っている。終日家で過ごすことができないでいる。今日は「ルネスホール・空間創造委員会」が開催され、私もメンバーであり参加した。過日開催した「演劇on岡山」のその後の取り組みが主要な議題だ。こうした参加して議論できる場があることは、嬉しいことと考える。今日は何だか、ポジティブ。春爛漫故だろうか。

 

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狭まる周辺

2013年04月29日 | 身辺雑記

 

語らいの時間を持った広榮堂、「ご自由に」と紙製の兜が置かれていた

 つい先日、よく存じ上げている方の死亡の連絡があった。私より若い方の訃報に接すると、少しだけ滅入ってしまう。年齢を重ねることで、存じ上げている方々が、鬼籍へと入って行かれる。私の周辺世界が広がることはない。抗がらい難い事実だ。

 その一方で、「年齢を重ねると成熟する」とよく言われるが、私自身どこか成熟しているのだろうかと自問自答することがある。答えはいつもない。

 さて、そんな中で、昨日は友人との語らいの時間を持った。場所は久しぶりの広榮堂。格別の話題はないが、何かしら心が落ち着く。いつも思うのだが、次第に周辺世界が狭まっている我が身であり、こうした時間が持てることを嬉しく思う。

 ところで広榮堂では、子どもの日を前にして、以前は「身長計の鯉のぼり」が置かれていたが、今は兜だった。「ご自由にお取りください」とあり、私もいただいて帰った。

 

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歌舞伎鑑賞教室

2013年04月28日 | 歌舞伎・演劇・バレー

 

上村吉弥を襲名して20年の節目、南座第21回歌舞伎鑑賞教室で魅了された

 先に阪急渋谷駅での松たか子と篠山紀信のコラボを見に行ったことをアップしたら、さすがに相当のひんしゅくを買ってしまった。「いい年をして」とか「何を考えているのか、することはないのか」等々だ。

 その批判は無理からぬもので、さすがに松たか子だけでは大阪に行く決断はできる筈もない。過日お世話になった上村吉弥丈の襲名20年の節目の年の京都・南座「(第21回)歌舞伎鑑賞教室」を観に行く所用があり、そこでまずは大阪で降りて松たか子の笑顔と出会い、その後京都・甘味処「みつばち」へ行くことを日程に組み込んだというわけだ。故に、お許しを。

 さて、今回の上村吉弥丈の演目は「藤娘」。私たち「おかやま・歌舞伎・観る会」が2000年に主催・開催した「岡山城かがり火歌舞伎」で、その「藤娘」を舞っていただいた。

 

 その吉弥丈の楽屋には、演目に因んでフジが置かれていた。ご贔屓が、今回の公演に合わせて咲かせて届けられたとのことだ。まさに、たくさんの方々の愛情に囲まれていることを感じた。

 そして吉弥丈とともに先頃岡山で美しい素踊りを披露したいただいた上村吉太朗丈は、昨年の「連獅子」に続いて、「供奴」を見事に努めていた。まだ名題にも昇進していない小学校一年生になったばかりの上村吉太朗丈が、独りでこうした大きな舞台で舞う機会を与えていただけることはとても光栄なことだと思うし、応援している身としてとても嬉しい。それにしても、とても立派な舞台だった。

 この吉太朗丈に出演について、上村吉弥丈のブログで、吉太朗丈の歌舞伎への情熱を讃えつつ、自身がさらに精進して、弟子の上村純弥丈や吉太朗丈を支えたいと綴られている。さらなる飛躍を心から願う。

 

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京都南座

2013年04月28日 | 歌舞伎・演劇・バレー

 

今年は「阿国かぶき発祥四百十年」、南座「歌舞伎ミュージアム」を楽しんだ

 今年は「阿国かぶき発祥四百十年」の節目の年。南座横には「阿国歌舞伎発祥之地」の碑があり、近くの鴨川の土手には出雲の阿国の像も建立されている。

 そんな京都・南座は、歌舞伎発祥の地に今も残る、元和年間(1615~1623)に公許された日本最古と言われる劇場だ。そんな南座で、「阿国かぶき発祥四百十年」を記念して「歌舞伎ミュージアム 南座2013」が開催されている。

 

 ミュージアムでは、「南座のもつ歌舞伎劇場特有の構造や館内に点在する美しい意匠が随所に光る調度など、"登録有形文化財としての南座"の魅力を隅々までじっくりとご覧ください」として、「“文化財としての南座”を観覧」できるようになっている。


 まずは「歳末の『吉例顔見世興行』で古式ゆかしく劇場正面に掲げられる『まねき看板』や『芝居錦絵』の実物なども特別に館内に展示」されている。また、歌舞伎を盛り立てる「小道具」や「乗り物」も展示され、体験できるようにようにもなっている。

 もちろん、記念撮影もOKで、中・高校生たちがわーキャー言いながら、乗ったり写真を撮ったりしていた。せっかくだからと、私も馬に乗ってみた。この「歌舞伎ミュージアム 南座2013」、規模はそんなに大きくないが楽しかった。過日オープンした、「新生歌舞伎座」の「歌舞伎ミュージアム」も楽しみになってきた。いつ行けるだろうか。

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春の京

2013年04月28日 | 旅行

 

歌舞練場では都をどり 鴨川横では川床の準備、まさに京に春が訪れていた

 私が京都行ったのは、一昨日・25日だ。祇園界隈を散策するに、鴨川縁のお店では、どこでも川床の準備が急ピッチだった。私も京都の奥座敷と言われる貴船に宿泊して、川床を楽しんだことがある。少しだけ遠い思い出だ。

 さて今京都では、歌舞練場で都をどりが開催されている。歌舞練場界隈は、たくさんの着物姿の方々で賑わっていた。まさに、京都に春が訪れていた。私の心もウキウキしていた。

 

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かすかな希望

2013年04月28日 | 読書

 

『名張毒ぶどう酒事件死刑囚の半世紀』を読んだ、仲代達矢出演映画の原作だ

 昨日もいい天気だった。天気予報では30日(火)が雨の予報だ。それまでに、お野菜を植えるのを頑張らなければと思っている。しかし、どの畝も連作障害必至であり、かつ空いている畝はない。悩ましい。悩ましいと言えば、ジャガイモの切り方を間違えて、結局多くは芽が出なかった。トホホ、だ。

 さて、『名張毒ぶどう酒事件死刑囚の半世紀』(岩波書店刊)を読んだ。仲代達矢と樹木希林が出演する映画「約束 名張毒ぶどう酒事件死刑囚の生涯」(監督:齊藤潤一)の、言えば原作本だ。私は、「名張毒ぶどう酒事件」を知りたいと思って読んだ。この本を予約した際は、映画のことは年頭になかった。

 さて、1961(昭和36)年に起こった名張毒ぶどう酒事件。獄中から無実を訴え続けている死刑囚・奥西勝さん。奥西さんは一度は犯行を自白するが、逮捕後、一貫して「警察に自白を強要された」と主張。1審は無罪だったが、昭和47年最高裁で死刑が確定。「事件発生から52年。彼は、半世紀もの間、事件に翻弄され続け、死刑囚として獄中に囚われの身となり、もう90歳に手が届こうとしている」。

 この本の著者は「東海テレビ取材班」となっている。そしてこの本の「あとがき」に、「真犯人は村人以外に考えられない。しかし、奥西が犯人でないことは明白である」と書いている。

 そしてまた、「人に喜ばれなくても取材を敢行しなくてはならないことがある。村人にとっていかに苦痛であっても、判決に疑問がある以上、取材を継続し、世に問う必要がある。これをおろそかにするなら、いつ、誰が、どんな不当な刑罰に遭遇するかわからない不安な社会をつくることになるからだ」とも書いている。

 まさに、報道記者魂を見た。マスコミ携わるものは、常にこうであって欲しい。この文章に出会って、まだマスコミの未来にかすかではあるが希望はあると思った。

 

 さて、本書の中に奥西勝死刑囚の母の苦悩が掲載されている。このお母さんの姿は、本の日表紙にも使われている。「勝が逮捕されてからは、広い前庭に集まった遺族の人たちの怒りが、石つぶてとなり玄関のガラス戸、雨戸、あるいは玄関横の障子戸、横に回って風呂場まで飛び交い、土間の中まで飛んでくるありさま(中略)。破れ障子からは娘を亡くした親が、泣きながら怨み言を繰り返すこともあった。『娘を返してくれ!娘を返してくれ!』と、それはまさに気が狂わんばかりの泣き声だった」。

 「名張毒ぶどう酒事件」は私も冤罪だと考えている。本人のみならず家族を途端に苦しみに陥れる冤罪、決してあってはならないことだ。しかし、それは決して自分自身と無縁ではない。それ故に、冤罪は怖い。それ故に、真実を求めて頑張ってくれる人たちを必要とする。マスコミはその先頭に立ってくれることを願う。

 さて、映画「約束 名張毒ぶどう酒事件死刑囚の生涯」は、東海テレビが撮りためた実写と劇映画で構成されているという。この映画を見て、改めて「名張毒ぶどう酒事件」を観て考えてみようと思う。

 

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更新講座

2013年04月27日 | 身辺雑記

今日は二回目の「HP更新講座」、作業を通じてHPづくりの大変さを学んだ

 今日から世間はGW。「毎日が日曜日」の身には、あまり関係がない。今日はお天気もよく、絶好のレジャー日和だ。私はと言えばGWは例年格別の用事がなく、今年も例外ではない。

 さて、今週の火曜日・23日にHPの更新について講習会を開いていただき、「熱が冷めないうちに」と今日二回目の講習会を開催していただいた。「HPほほえみ隊」のみなさんは、今日は先生以外にお二人も、援助でついていただいた。まさに「手取り足取り」という感じで、教えていただいた。

 今日の講習の目的は、ずばり「『おかやま・歌舞伎・観る会』のHPの更新」だ。前回HPの全体の構成について学んだが、今日は事前に送付していた「アップすべき原稿と写真」(=「7月大阪松竹座観劇バスツアー」の募集)を使って、「更新」することを学んだ。まずは、写真の縮小の仕方の復習、そしてその写真のアップについて学んだ。次の本文にチャレンジだ。ここが正念場。

 こうして進むうちに、講師の先生が写真や本文を入れるために、タグを使ってステキにデザインしていただいていることを、改めて認識した。まさに、その「タグを使ってのデザインづくり」がHPづくりの環であり、それには感性・デザイン力とともに、大変な労力と時間を必要とすることを、これまた改めて理解した。

 今日学んだ成果が、「おかやま・歌舞伎・観る会」にアップされている(是非とも訪問して欲しい)。と言っても、そのアップは講師の先生がしていただいたもので、私たちはアップする画面まで、ほとんど横でずっと教えていただいてどうにか到達できた。嬉しかった。講師の先生は今回の講習会でもていねいなテキストを作成していただき、とてもていねいに教えていただいた。加えて、他のお二人が、迷うに迷い手順を間違う私たちを、優しく導いていただいた。体罰もなければ、暴言・言葉の暴力もなく、不出来な生徒を辛抱強く教えていただいた。まさに。感謝、感謝だ。

 ところで、「HPほほえみ隊」は、岡山市の公民館でHPづくりを教えておられ、要請があればHPづくりや講習会の開催などをお手伝いしておられる(私たち「歌舞伎・観る会」のHPも然り、だ)。みなさん、とてもステキでも魅力的な方々ばかりだ。いちど、お願いしてみては如何。(なお、写真は前回講習会のものを使用した。悪しからず)

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