地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

人と会う

2010年04月30日 | 身辺雑記
 


快晴の今日、終日市内を車で走り様々な方とお会いしてお話しした

 今日はゴールデンウィークの谷間、「タイギだなぁー」、そんな思いで出勤された方も少なくないと思われる。また、明日からは5連休となる人が少なくない。
 そんな今日の山陽新聞間夕刊には、「完全失業率悪化5.2% 09年度求人倍率も過去最低」の記事が、トップ記事となっている。記事を読んでも、とても厳しい雇用情勢で、同記事では「完全実業者数は、前年同月比15万人増の350万人、このうち大学や高校などを卒業したものの就職できなかった人は、21万人で5万人増えた」とある。まさに今、働ける場所があるだけでいいと言える状況となっている。どこかおかしい日本の国だ。
 そんなブルーの思いとは裏腹に、今日のお天気は快晴。まさにスカイブルーの空が拡がっている。そんな今日、朝からたくさんの方々にお会いし、お話しさせていただいた。歌舞伎の本の出版の件で、執筆者の赤木歌舞伎・観る会代表委員や吉備人出版・山川社長とお話しさせていただいた。そして岡山県庁でも人と会い、ルネスホール・公文庫カフェではお茶した。さらには、福武文化振興財団のYさんともお会いし、お話しさせていただいた。
 毎日が日曜日の身ではあるが、人とお会いしてお話しできる場面があるだけで、とても嬉しい。県庁通りのハナミズキも美しく咲いていた。
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ハートフル講座

2010年04月30日 | 展覧会・講演会
 


昨日は岡山県人権啓発「ハートフル講座」の、香山リカ講演会に行った

 昨日は岡山県人権啓発「ハートフル講座」に参加した。講師は香山リカさんで、演題は 「『もっとやさしく、もっと自由に』~共に生きる社会をめざして~ 」だ。

 この講演会は、事前申し込みで、定員380名となっており、相当数の方が抽選に外れたのではと思う。私は幸いに当選することができ、香山リカさんの講演を聞くことができた。幸いであった。

 さすがにマスコミなどによく登場している香山リカさんの講演だけに、広い会場は超満員。席を探すのも一苦労という感じだった。そして、講演の内容も、とても優しい語り口で、実にわかりやすくかつ説得力のある話で、超満員の観客を魅了した。香山さんのお話しを聞いて、自分も生きていていんだと救われた思いだ。

 「頑張ったら報われる」、「結果を出す」、その裏返しとして「自己責任」が強調され、「努力が全てを決める」今の社会。しかし健康な時や若い時等はいいが、少しでもその前提が崩れると、もう立ち直れなくなる。日々崖っぷちの人生では、心が病むのは当然の帰結。「私なんて」と自分自身の評価を下げてしまい、自信も低下してしまう。そんな自分自身の自信に、携帯電話に充電をするように、充電・補給をしてあげる必要がある。手持ちの札である家族でも趣味でも、過去の栄光でも、身近なことでいい。それはまさに、今の時代を生きていくために必要な知恵だと教えられた。

 そして香山リカさんは講演の最後に、若くして夭逝した自由律の俳人・住宅顕信を取り上げて、たくさんのご縁をいただいたと語られた。私もこの住宅顕信に関わって、香山リカさんとお食事をご一緒する機会等に恵まれ、住宅顕信について書かれたご著書には、サインもいただいている。

 ゴールデンウィークの始まりの昨日、まさに快晴だった。香山リカさんの講演を聞いて、心も晴れ晴れした気持ちだ。

 
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30周年

2010年04月29日 | 食べ物
 


30年前の今日「プチマリエ」はオープンした、そんな今日ランチを楽しんだ

 今日は、4月29日。30年前の1980年の今日、プチマリエは「岡山にフランス料理店がほとんどなかった頃、錦町にオープン」した(その後、1997年に、柳町の現在の店舗に移転し、今日に至る。「プチマリエのHP」より)。

 そんな30周年の記念の日の今日、プチマリエでランチを楽しんだ。お店には、たくさんのお花が寄せられ、飾られていた。

 30周年と聞いて、プチマリエの思い出が次々と脳裏をよぎった。一番の思い出は、1984年にパートナーが心臓・冠動脈バイパス手術をして、退院して食事に行った際、ヤンママさんがお祝いにとシャンパンを抜いていただいたことだ。感激したのは言うまでもない。

 それ以前から利用させていただいているので、年に一回かそんな程度しか利用しないが、結構長いお付き合いとなる。それでも、なにかある時には、プチマリエを利用しているように思う。

 ここプチマリエは、料理が美味しいのはもちろんだが、その雰囲気も私は好きだ。お店のHPには、「プチマリエは素朴なお店ですが、温かさに満ち溢れています」と書かれている。その通りのお店だ。いつまでも年を取らない、とても素敵なヤンママさんの笑顔が、その温かさの代表している。

 30周年を期に、さらにさらに美味しいお料理を楽しませて欲しいと願う。ともあれ、「30周年おめでとう」だ。

 
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『魂の架け橋』

2010年04月29日 | 身辺雑記
 


『魂の架け橋 -ロザリオ教会(長島愛生園)60年の歩み』を入手した

 今月26日付山陽新聞(夕刊)に、「国立ハンセン病療養所・長島愛生園に巡回教会(ロザリオ教会)をもつ岡山カトリック教会が、教会や園の歴史、信者である入所者の手記などを集約した『魂の架け橋 -ロザリオ教会(長島愛生園)60年の歩み』を出版した」との記事に接した。
 国の誤った隔離政策で、故郷や社会から隔絶されて生きることを余儀なくされた入所者の方々の苦しみは、私のような者の想像をはるかに超える。そのことを少しだけでも我がこととしなければと、何度か長島愛生園を訪れた。また長島愛生園入園者自治会50年史『隔絶の里程』や長島愛生園入園者自治会史『曙の潮騒』なども購入して読んでいる。
 そうした一環として、『魂の架け橋』も読んでみたいと思い、翌27日にお電話した。500部印刷され、県内の小中学校や県立図書館に寄贈され、私のような一般の者には2000円で頒布してもらえるということで、昨28日に取りに行った。これから心して読みたいと思う。
 ところで、来月5月8日・9日には、「第6回ハンセン病市民学会総会・交流会in瀬戸内 島は語る」が、地元岡山にて開催される。私はその日、どうしても抜けられない所用があり残念ながら参加できない。多くの方の参加で、たくさんの成果があることを願う。

 
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アンコールワット展

2010年04月28日 | 展覧会・講演会
 


アンコールワット展に行った、アジアの大地に咲いた悠久の至宝に魅了された

 今日は快晴、とても暖かい一日だった。そんなお天気に誘われて、今県立美術館で開催されている「アンコールワット展」に行った。正直歴史に疎く、仏像についてもあまり興味と関心があるわけではない。それでもカンボジア・アンコールワットにはいつかは行ってみたいと思っており、そんなこともあり行ってみた。
 広い県立美術館の会場には、たくさんの仏像たちが並んでいた。たくさんの仏像の中で私の興味を惹いたのは、三島由紀夫が触発されて戯曲にしたという大彫像「鎮座する閻魔大王ヤマ天」だ。その仏像は、「閻魔大王」といいながら、とても優しい顔をしていた。
 こうした展覧会は、美術館や博物館があればこそ見ることができる。最近「箱物行政」等と評判が悪く、決して利益を生み出すことはなく、経常経費などでの赤字の施設であり、今流行の「仕分け」されてしまいそうである。しかし、こうした美術館・博物館は、私たちの暮らしにかけがえのない大切な施設であり、切り捨てられることのないようにと願う。
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日記代わり

2010年04月28日 | ひとりごと
 


ブログについて、朝日新聞の投書を読んで考え続けているのだが

 昨日書いた「作品の中の一行の言葉から、当時の自分の内面が瞬時に蘇ってくる。その言葉を使った理由までもが」という、「言葉」についての文章を読んだ衝撃が、最近ずっと続いている。

 私が毎日ブログを書き始めて5年目に入っている(最初の三年間は、働かせていただいていた公民館に掲載させてもらった)。ただ、言葉に拘ったことはなく、まさに「書き流し」だ。だから、文章がちっとも上達しない。写真も同じだ。記事に写真を貼っているが、ある意味「証拠写真」のようなもので、ちっとも構図なども考えないので、これまた少しも上達しない。困ったものだ。

 ところで、もうずいぶんと以前になったが4月13日付朝日新聞の「声」欄に、アスペルガー症候群の方が、「人とのつながり生むブログ」と題して投書されている。その中で、タレントの岡村隆史さんのブログについての「日記はもともと秘め事を書くのであって、それをわざわざ公開するのはおかしい」との発言を紹介しつつ、「『自分用の日記』よりは、『発信用の日記』として有用」と書かれている。

  私自身、このブログを何故書き続けるのかと自問自答するに、やはり「日記代わり」ということしかない。「今日はこんなことをした。或いはこんなことを考えた」ということを書き綴ることで、自分史としたいと考えている。ただそうは言いつつも、公開ということで、その全てを書けるわけではないことは自明の理だ。

 さて、先の投書者は、「ブログにコメントが届き、それに返信することで、新しい『つながり』が生まれている」と書かれている。我がブログには、コメントは皆無に近い。「ハナショーおかやま」に毎日日記を何度も書き続けられている「ゴンタ」さんは、書き込みがあると励まされるし、猛然とやる気が出ると言われている。その通りだろう。ただ、我がブログにコメントが少ないのは、いささか寂しい。

 それにしても、このブログについて、「もうそろそろ」という思いと、「もう少し」という思いが、この頃交錯している。

 
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言葉

2010年04月27日 | 読書
 


詩誌『ネビューラ』の壺阪さんの「言葉」をめぐる文章に感銘を受けた

 詩誌『ネビューラ』の最新号(12号)の「編集後記」の壺阪輝代さんの文章を読んでいて、何だか感動した。詩と言葉についての、深い思いが伝わってきた。失礼だが、引用させていただく。

 「必要があって、第一詩集から最新の詩集までを読み返す機会があった。えっ、これだけなの、というほろ苦さがよぎる。それと同時に、『言葉』の不思議さも味わった。第一詩集の作品の中の一行の言葉から、当時の自分の内面が瞬時に蘇ってくる。その言葉を使った理由までもが。
 詩の言葉は、作者そのものであると言われる。どんなに隠そうとしても、作者の感性がとらえたものが言葉に刻まれるからだ。そう思うと、詩は怖い。だが、おもしろい。
 詩集は、作者にとって心の履歴書である。そんな発見をさせてくれた、今年の春だ」。

 「作品の中の一行の言葉から、当時の自分の内面が瞬時に蘇ってくる。その言葉を使った理由までもが」、すごい「言葉」だ。感銘を受け、私の心に書き留めた。
 一方で私はと言えば、ブログに毎日その日の出来事や思いを書き綴っているが、それは「書き流している」という感じだ。ま、比較すること自体が無意味なのだが。

 ところでその壺阪輝代さんが、同じ「ネビューラ」同人の日笠芙美子さん、そして詩誌『ネビューラ』の表紙の絵を描いている尾崎博志さんと三人で、毎年開催している「現代詩画展」。今年(第6回)は、5月25日(火)~30日(日)までの間、ギャラリー夢想庵(岡山市北区天神町2-28)で開催される。
 壺坂さんと日笠さん、お二人の詩に、尾崎さんの画が添えられている。その素敵な空間に、少しだけ心が研ぎ澄まされたり、遊ばせたりすることができる。是非とも、一度身を置かれることをお薦めする。
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早割販売

2010年04月27日 | 歌舞伎・演劇・バレー
 


維新派・犬島公演「台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき」の早割販売開始

 昨日から、「瀬戸内国際芸術祭2010」の一企画として、維新派が岡山市犬島・野外特設会場で上演する舞台「台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき」の早割の販売が、昨日から開始された。早速私も、ネットでチケットをゲットした。ただし、友人に頼んでだが。
 維新派の犬島での公演は、今回の公演で二回目となる。今回はどんな舞台を魅せてくれるのか、とても楽しみにしている。維新派の場合には、上演する場所の雰囲気を生かしての舞台づくりがされており、前回公演の場合には主宰者の松本雄吉が約1ヶ月も犬島に住み込んでイメージを固めていく作業をされた。だからこそ、見るものを圧倒するようスケールの舞台が展開される。
 加えて、維新派のPR用のリーフレットは、いつもながら魅力的だ。しっかりと犬島現地で、その風景を入れて撮影してるのが嬉しい。それを見ているだけでも、早く公演が観たいとワクワクしてくる。
 なお、今回の犬島公演は、7月20日(火)~8月1日(日)の間開催される。是非とも、維新派の舞台を堪能して欲しいと思う。
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野菜の蒸篭蒸し

2010年04月26日 | 食べ物
 
  

念願の「野菜のせいろ蒸し」を食べた、次は吉備土手下麦酒の生ビールだ

 「おはようございます!気温差の激しい毎日ですが、お変わりありませんか? 畑の野菜も、気温が低くて夏野菜の苗を植えられずにいますが、新玉葱は今年も甘味たっぷりで美味しいのができています。ご好評の野菜蒸篭蒸し、お昼もご予約いただければ召し上がって頂けます。 また、魚も今日は小豆島辺りまで釣りに行く漁師さんが一本釣りの『うきそクロメバル』と『スズキ』が入っています。うきそは薄味で煮付けに、スズキはムニエルでランチに登場します。早めにご予約お待ちしています。 今日も佳い一日となりますように。 庵主」
 こんなメールが、朝「たのたの庵」から届いた。夜のメニューに「野菜の蒸篭蒸し」があり、食べたいと思っていたものがお昼にも食べられるとなると、これは行かずばなるまいとすぐさま予約の電話を入れた。
 蒸篭の蓋を取ると湯気があがり、もうそれだけでワクワクした。新鮮な採れ立て野菜は、さすがに美味しい。今日来られたご夫婦が、「野菜をタップリ食べさせていただけると聞いたので」と、庵主さんとお話しされていたが、ここのお野菜は本当に美味しい。今の野菜の高騰を考えると、とても贅沢な料理を食べている。スズキのムニエルも、とても美味しかった。
 念願だった「野菜の蒸篭蒸し」を食べることができた。次は、まだ「たのたの庵」では夜に飲んだことがないので、是非とも吉備土手下麦酒の生ビールを飲みたいものだ。いつになったらこの願いは叶うのだろうか。

 
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フィールドワーク

2010年04月26日 | 身辺雑記
 


暖かい春の日差しの中、昨日は宮内歌舞伎の跡を見つめるフィールドワーク

 「63年ぶりと言われる春の寒波」と表現される寒さに見舞われたりもしていたが、昨日はとても暖かくまさにはるらんまんのお天気だった。そんな昨日、私も役員をしている「おかやま・歌舞伎・観る会」が主催する、2006年に続いて二回目の「吉備津・宮内歌舞伎フィールドワーク」に参加した。

 集合場所は旧宮内地域につながる吉備津神社であり、昨日は吉備津神社の弓道場では高校生の弓道大会が開催され、たくさんの高校生に出会った。その弓道場のあたりが、宮内歌舞伎が上演された舞台があったあたりだ。

 さて、昨日のフィールドワークでは、『おかやまの歌舞伎 ~備中宮内芝居を中心に』(仮題)の執筆者である「歌舞伎・観る会」の赤木代表委員のご案内で、二つの大きなポイントを訪れた。一つは吉備津神社の境内にある歌舞伎俳優の名が刻まれた玉垣(神社の周囲に巡らした木造又は石造りの垣)だ。境内には中村歌右衛門などの宮内歌舞伎に出演した俳優が寄進した玉垣が、じつにたくさんある。昨日もまた、たくさんの歌舞伎俳優の玉垣が見つかった。

 宮内歌舞伎に出演する俳優達が大阪から船で来る際の経路は、これまでは誰も書いてはいなかったが、赤木代表委員の今回の調査で庭瀬に上陸したであろうことが判明している。その庭瀬の川まで行ってみた。これが二つ目のポイントだ。

 ところで今年の春の寒波で、吉備津神社の牡丹園ではもちろん美しく咲き満開の牡丹もたくさんあったが、その一方では牡丹の種類によっては、まだ開花していない牡丹も少なくなかった。それでも、牡丹園内に香しい牡丹の香りが漂っていた。お天気良し、牡丹の花良しで、その上たくさんの学びがあった素敵なフィールドワークであった。

 
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